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2019年12月の記事一覧
姉ちゃんにありがとうを込めて
(教養のエチュード賞に応募します。日頃noteに書いている姉のことを、改めて書きました。姉にも届くように)
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小さい頃は姉ちゃんが嫌いだった。
2人姉妹で1歳差、顔もソックリなのに
目覚まし時計や文房具を買ってもらうのは姉ちゃんが先。
入学式だとか何かでお祝いをもらうのも姉ちゃんが先。
洋服もお下がりばかりだから母に文句言ったら
「あなたが妹なんだから仕方ないでしょ」と言われるし
日曜日、フードコートの片隅で
私は主婦です。平日は働いているから、日曜日は郊外のショッピングモールに買い出しに出かけます。ついでに子供達をゲームコーナーで遊ばせた後、フードコートでクレープを食べさせる。日曜日は混むから午前中に行っておやつを食べて帰ってくる。毎週、そんな感じです。
それで気づいちゃったのよ。いつもフードコートのはじっこで、クロスワードパズルをしているおじいさんがいるのです。何を食べるわけでもなく、混む前のフー
世紀の対決 (ショートショート)
(ショートショート小説)
投了が告げられ、取材陣がなだれ込む。
勝った棋士に喜びの表情はない。髪は逆立ち、顔には脂が浮き、目は落ち窪んでいる。夕食休憩に着付けし直したというのに、羽織袴は乱れきっている。元より棋士という職業に、スポーツのような勝利後の歓喜はない。相手を慮る、将棋独特の風習がある。勝利後もじっと難しい表情を浮かべ、一拍置いたのちに静かに感想戦を始める。それが常だ。しか
メイクにうるさいニーチェ。
たとえば、ソクラテスやプラトンが生きているときに俺が写真家をしていたとして、撮影を頼まれるとする。それはエキサイティングなことだよな。
「同時代性」というのはどうにもならないから。ソクラテスは今の人に置き換えると誰だろうと思っても、ちょっと比較のしようがない。社会の構造が変わっちゃってるからな。
シェイクスピアみたいな文学者にしても、今の小説家とは意味が少し違う。現在というのは、有史以来の過去
絶対、絶対、絶対に許せない気持ち。
「絶対、絶対、絶対に許さない!」
今朝、長女がものすごい剣幕でまくし立ててきた。
手には、数日前に彼女が描いた絵が握られている。
それを見て、僕は「取り返しのつかないことをした…」と思った。
この時期、出版業界は年末進行と呼ばれる過密スケジュールで仕事が進むので、とても忙しい。
その上、忘年会なども始まってくるので、最近は夜に家を空ける日が続いていた。
娘が手に握っていたのは、数日前に
2020年に見たいmono
何気ない発電システムエコが叫ばれてる時代ですが、なかなかエコと発電が結びつかないってのも不思議なのです。それで僕が技術者さんに作って欲しい物は、普段の生活を発電に変えるグッズたちです。
発電エアロバイク
朝、目が覚めてフィットネスバイクなんかで発電、USB経由でバッテリーやスマホを充電出来る物を作って欲しいのです。そして、そんな発電グッズたちには政府が優遇措置とか進めて欲しいのです。ダイエット
世界のメンテナンス。
フランクに大ザッパに言うと、「他人のことを思って行動する」人が好きだ。私はがんばっています、という人が何のためにやっているかと言えば、自分のためだったりして、そういう人は「自己実現さえすれば影響力を手に入れ、結果的に誰かの役に立つ」と、本気で思っている。
それはない。私利私欲で動いている人は誰からも愛されないし、応援されないからステージが上がらない。
ジャーナリストの堀潤さんや写真家のキセキミ