HAX Tokyo

HAX TokyoはSOSV、SCSK、住友商事の共同運営による、ハードウェアに特化したアクセラレータープログラムです。 シードステージのスタートアップの成長を加速する3ヶ月間のプログラムを提供しています。 https://www.hax.tokyo/

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HAX TokyoはSOSV、SCSK、住友商事の共同運営による、ハードウェアに特化したアクセラレータープログラムです。 シードステージのスタートアップの成長を加速する3ヶ月間のプログラムを提供しています。 https://www.hax.tokyo/

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    記事一覧

    「後回し」は厳禁!スタートアップこそ労務管理の整備が必要な理由

    創業初期のスタートアップは、プロダクトの開発や資金調達を優先するため、社内の人事制度や採用に関する取り決めなど、労務周りの整備を後回しにしてしまいがちです。しか…

    HAX Tokyo
    6日前
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    「作るコスト≠売るコスト」誤解しがちな原価の考え方

    ハードウェアスタートアップがプロダクトの試作を終え、一定数以上の量産に進む段階では、原価を見直す必要があります。それはハードウェアを製造する「作るためのコスト」…

    HAX Tokyo
    3週間前
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    デットとエクイティの違い・使い分け方

    成功しているスタートアップの多くは、多くの資金調達手段を知り、適切に使い分けています。銀行からの借り入れであるデット、株式の譲渡によって出資を受けるエクイティ、…

    HAX Tokyo
    1か月前
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    CESでスタートアップがやるべきこと・見ているもの

    世界最大の家電見本市「CES2023」が閉幕しました。新型コロナウイルスの影響を受け2021年はオンライン、2022年はオンラインと対面のハイブリッド開催でしたが、2023年は会…

    HAX Tokyo
    2か月前
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    「相談はトラブルが起きる前?」弁護士との付き合い方を教えてください

    契約書違反や取引先のミスによる損害など、スタートアップが法的なトラブルに遭うケースは少なくありません。最も頼れる相談先として多くの人が浮かぶのは弁護士ですが、事…

    HAX Tokyo
    2か月前
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    VCはプロトタイプをどこまで重視する?スタートアップからの質問に追加回答します

    去る2022年7月にオンラインで実施したウェビナーは多数の方にご参加いただきました。 その際に時間の都合で回答できなかった質問にHAX Tokyoのディレクターが回答します。…

    HAX Tokyo
    3か月前
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    【イベントレポート】スタートアップを成長させる「ご縁」の作り方

    スタートアップにはヒトもモノもカネもないのが当たり前。その中で事業を進めるために、時には誰かに助けを求めることも必要です。人との出会いで生まれる「ご縁」を事業成…

    HAX Tokyo
    3か月前
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    VCはプロトタイプをどこまで重視する? 「テック系スタートアップ資金調達のリアル」

    ベンチャーキャピタル(VC)から資金を調達すべく、プロトタイプのデモを披露することはよくあることです。しかし、動作はしっかりしているはずなのに、なんとなく反応が悪…

    HAX Tokyo
    4か月前
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    【事例紹介】福岡のIoTスタートアップyoctoが東京・丸の内で体験会を実施するまで

    HAX Tokyoではアクセラレーションプログラム以外にも、さまざまな形でスタートアップを支援しています。その事例として、IoTヨガマットを開発する「yocto(ヨクト)」を紹介…

    HAX Tokyo
    4か月前
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    スタートアップの質問箱――技術は評価されるのに、商談が進みません

    HAX Tokyoチームがスタートアップの抱える悩みに回答する本企画。 今回のテーマは「商談で技術は評価されるのに、そこから話が進みません」。 卓越した技術が展示やプレゼ…

    HAX Tokyo
    4か月前
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    スタートアップの質問箱――採用がうまく進まない→スペックを落としたほうがいい?

    HAX Tokyoチームがスタートアップの抱える悩みに回答する本企画。今回のテーマは、「採用がうまく進まないので、スペック(採用条件)を落とそうか悩んでいる」です。 ス…

    HAX Tokyo
    5か月前
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    スタートアップの質問箱――良いエンジェルと悪いエンジェルの見分け方を知りたい

    HAX Tokyoチームがスタートアップの抱える悩みに回答する本企画。 今回のテーマは「良いエンジェルと悪いエンジェルの見分け方」です。個人投資家(エンジェル)は創業期…

    HAX Tokyo
    6か月前
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    【イベントレポート】お互いを知り、チームになることがオープンイノベーションには欠かせない

    大企業が新規事業創造などのパートナーとしてスタートアップとコラボレーションする事例が一般的になってきました。協業によって新たな価値を生み出す「オープンイノベーシ…

    HAX Tokyo
    8か月前
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    スタートアップの質問箱――現職をいつ辞めて、フルコミットするべき?

    HAX Tokyoチームがスタートアップの抱える悩みに回答する本企画。 今回のテーマは「現職をいつ辞めて、フルコミットするべきか」です。組織に勤めながら起業の準備を進め…

    HAX Tokyo
    8か月前
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    スタートアップの質問箱 ― 営業って、どう進めたらいいの?

    スタートアップから寄せられる悩みにHAX Tokyoチームがお答えする「スタートアップの質問箱」。 今回のテーマは、スタートアップの営業活動の進め方。最初にアプローチす…

    HAX Tokyo
    8か月前
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    より実践的に、より幅広いスタートアップへ。HAX Tokyoアップデートのお知らせ

    HAX Tokyoはこれまで創業から間もないハードウェア・スタートアップを対象にアクセラレーション・プログラムを提供してきました。2019年の開始から4回のプログラムを実施し…

    HAX Tokyo
    9か月前
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    「後回し」は厳禁!スタートアップこそ労務管理の整備が必要な理由

    「後回し」は厳禁!スタートアップこそ労務管理の整備が必要な理由

    創業初期のスタートアップは、プロダクトの開発や資金調達を優先するため、社内の人事制度や採用に関する取り決めなど、労務周りの整備を後回しにしてしまいがちです。しかし、意図せぬ残業代の未払いや保険料の滞納といったリスクを抱えると、その影響は後々の係争や業務停止命令などのトラブルに発展し、上場の足かせになる可能性があります。

    労務トラブルのダメージは時間が経つと大きくなる創業間もないスタートアップでは

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    「作るコスト≠売るコスト」誤解しがちな原価の考え方

    「作るコスト≠売るコスト」誤解しがちな原価の考え方

    ハードウェアスタートアップがプロダクトの試作を終え、一定数以上の量産に進む段階では、原価を見直す必要があります。それはハードウェアを製造する「作るためのコスト」だけでなく、ユーザーの手元まで届ける「売るためのコスト」の存在も見落としてはいけません。量産前のフェーズで考えておくべき、正しい原価の考え方について紹介します。

    「売るためのコスト」なくしてビジネスプランは描けないハードウェアビジネスにか

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    デットとエクイティの違い・使い分け方

    デットとエクイティの違い・使い分け方

    成功しているスタートアップの多くは、多くの資金調達手段を知り、適切に使い分けています。銀行からの借り入れであるデット、株式の譲渡によって出資を受けるエクイティ、そして補助金や助成金など、それぞれに特徴や利用するべきタイミングがあります。
     
    この記事では主にデット(debt)とエクイティ(equity)の違いにフォーカスし、経営者が知っておくべきことやそれらの使い分け方について説明します。

    返済

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    CESでスタートアップがやるべきこと・見ているもの

    CESでスタートアップがやるべきこと・見ているもの

    世界最大の家電見本市「CES2023」が閉幕しました。新型コロナウイルスの影響を受け2021年はオンライン、2022年はオンラインと対面のハイブリッド開催でしたが、2023年は会場開催がメインとなりました。

    日本からもさまざまなスタートアップが出展し、メディアやSNSでその様子をご覧になった方も多いと思います。その中には来年以降にCESへの出展を考えているスタートアップも多いのではないでしょうか

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    「相談はトラブルが起きる前?」弁護士との付き合い方を教えてください

    「相談はトラブルが起きる前?」弁護士との付き合い方を教えてください

    契約書違反や取引先のミスによる損害など、スタートアップが法的なトラブルに遭うケースは少なくありません。最も頼れる相談先として多くの人が浮かぶのは弁護士ですが、事前準備や相談のタイミングを間違えると、解決できたはずの問題も難航するリスクがあります。

    スタートアップ経営者が知っておくべき弁護士への相談方法について、スタートアップの法務に詳しい木村康紀弁護士に伺いました。

    スタートアップが裁判するこ

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    VCはプロトタイプをどこまで重視する?スタートアップからの質問に追加回答します

    VCはプロトタイプをどこまで重視する?スタートアップからの質問に追加回答します

    去る2022年7月にオンラインで実施したウェビナーは多数の方にご参加いただきました。

    その際に時間の都合で回答できなかった質問にHAX Tokyoのディレクターが回答します。ぜひ上記のレポートと併せてご覧ください。

    VCはスタートアップのプロトタイプ(試作品)や初期のユーザーを通じて投資判断する際に、何を重視しているのでしょうか?市村:プロトタイプの有無だけで投資判断を決定するということはあり

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    【イベントレポート】スタートアップを成長させる「ご縁」の作り方

    【イベントレポート】スタートアップを成長させる「ご縁」の作り方

    スタートアップにはヒトもモノもカネもないのが当たり前。その中で事業を進めるために、時には誰かに助けを求めることも必要です。人との出会いで生まれる「ご縁」を事業成長につなげるためには、どのような準備や心構えが必要なのでしょうか。
     
    HAX Tokyoが「ご縁」を考えるために開催したイベントの舞台は、ビジネスマッチングとハードウェア開発のサポートに取り組み続けるDMM.make AKIBA。2022

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    VCはプロトタイプをどこまで重視する? 「テック系スタートアップ資金調達のリアル」

    VCはプロトタイプをどこまで重視する? 「テック系スタートアップ資金調達のリアル」

    ベンチャーキャピタル(VC)から資金を調達すべく、プロトタイプのデモを披露することはよくあることです。しかし、動作はしっかりしているはずなのに、なんとなく反応が悪かったり、コミュニケーションがうまくいかないといった状況に陥るケースも同様に珍しくありません。
     
    プロトタイプを作るにあたって、スタートアップは何を重視すべきなのでしょうか? あるいは、ものづくりの手を止めてでも、他に優先すべきことがあ

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    【事例紹介】福岡のIoTスタートアップyoctoが東京・丸の内で体験会を実施するまで

    【事例紹介】福岡のIoTスタートアップyoctoが東京・丸の内で体験会を実施するまで

    HAX Tokyoではアクセラレーションプログラム以外にも、さまざまな形でスタートアップを支援しています。その事例として、IoTヨガマットを開発する「yocto(ヨクト)」を紹介します。
     
    yoctoは福岡県福岡市に本社を置くスタートアップです。現在開発中の「yoctoMat(ヨクトマット)」は、ヨガ用のマットに重圧センサーや通信モジュールが備わったIoTデバイスで、マットにかかる加重などを計測

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    スタートアップの質問箱――技術は評価されるのに、商談が進みません

    スタートアップの質問箱――技術は評価されるのに、商談が進みません

    HAX Tokyoチームがスタートアップの抱える悩みに回答する本企画。
    今回のテーマは「商談で技術は評価されるのに、そこから話が進みません」。

    卓越した技術が展示やプレゼンで好評だったのに、いざ商談となると全く話が進まない。

    技術が悪いのか、それとも別のところに問題があるのか――。技術だけでは乗り切れない、商談やビジネスの進め方について伺います。

    技術のプレゼンではなく、商材の提案になってい

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    スタートアップの質問箱――採用がうまく進まない→スペックを落としたほうがいい?

    スタートアップの質問箱――採用がうまく進まない→スペックを落としたほうがいい?

    HAX Tokyoチームがスタートアップの抱える悩みに回答する本企画。今回のテーマは、「採用がうまく進まないので、スペック(採用条件)を落とそうか悩んでいる」です。

    スタートアップが前に進むためには、同じ目標に向かって進む仲間が不可欠。ただし、常に条件にぴったりの人が見つかるとは限りません。さまざまな判断軸があるなかで、スタートアップの採用で優先すべきことについて伺います。

    スペックよりも文化

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    スタートアップの質問箱――良いエンジェルと悪いエンジェルの見分け方を知りたい

    スタートアップの質問箱――良いエンジェルと悪いエンジェルの見分け方を知りたい

    HAX Tokyoチームがスタートアップの抱える悩みに回答する本企画。

    今回のテーマは「良いエンジェルと悪いエンジェルの見分け方」です。個人投資家(エンジェル)は創業期のスタートアップにとって資金面のサポートだけをするわけではありません。エンジェル自身が起業家としての経験がある場合には、事業面でのアドバイスや経営者としての心構えなどメンタル面でも支えてくれる心強い存在です。しかし、個人ならではの

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    【イベントレポート】お互いを知り、チームになることがオープンイノベーションには欠かせない

    【イベントレポート】お互いを知り、チームになることがオープンイノベーションには欠かせない

    大企業が新規事業創造などのパートナーとしてスタートアップとコラボレーションする事例が一般的になってきました。協業によって新たな価値を生み出す「オープンイノベーション」とも呼ばれる取り組みですが、そもそもの出会い方や、異なる文化を持つ企業同士がビジネスパートナーとして発展するプロセスなど、明確な答えのない課題も多く存在します。

    こうした背景を受け、HAX Tokyoは「スタートアップと大企業のコラ

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    スタートアップの質問箱――現職をいつ辞めて、フルコミットするべき?

    スタートアップの質問箱――現職をいつ辞めて、フルコミットするべき?

    HAX Tokyoチームがスタートアップの抱える悩みに回答する本企画。

    今回のテーマは「現職をいつ辞めて、フルコミットするべきか」です。組織に勤めながら起業の準備を進めている人にとって、本格的に舵を切るタイミングは悩ましいもの。辞めるメリットとデメリットを整理し、今から取るべきアクションについて考えます。

    業態によってフルコミットのタイミングは異なる市村:結論から言うと「フルコミットしないと事

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    スタートアップの質問箱 ― 営業って、どう進めたらいいの?

    スタートアップの質問箱 ― 営業って、どう進めたらいいの?

    スタートアップから寄せられる悩みにHAX Tokyoチームがお答えする「スタートアップの質問箱」。

    今回のテーマは、スタートアップの営業活動の進め方。最初にアプローチすべき営業先や、サポートする人々とのつながり方、営業管理のコツなどを伺います。

    営業は準備と調整が8割。身近なところから確度を上げていく――スタートアップはどのように営業を始めれば良いのでしょうか。

    市村:やみくもに営業を始める

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    より実践的に、より幅広いスタートアップへ。HAX Tokyoアップデートのお知らせ

    より実践的に、より幅広いスタートアップへ。HAX Tokyoアップデートのお知らせ

    HAX Tokyoはこれまで創業から間もないハードウェア・スタートアップを対象にアクセラレーション・プログラムを提供してきました。2019年の開始から4回のプログラムを実施し、採択企業からHAX Shenzhen(中国・深セン)への採択や、大手企業との事業連携などの実績が生まれています。

    さまざまな課題を抱える大企業とスタートアップとのコラボレーションの機会を更に増やすことを目的に、2022年6

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