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現代社会を考える

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評論から雑文まで。
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(超テキトーだけどしっかり解説)イギリスがオワコンなう

(超テキトーだけどしっかり解説)イギリスがオワコンなう

ブレーキングニュース!

ファクトチェックをそこまで丁寧にしていないですが今僕がわかることの走り書き!(脳内を整理したい)
あまりよく理解していない人にわかりやすいような、カンタンな語り口で書いてみます!

今、何が起きているかリズ・トラス首相が辞任を発表。
24時間前までは「ファイター」を自称し首相を続けるつもりだった?(まあ長くないのはみんなわかってたけど「すぐやめるつもりはないぞ」みたいな雰

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民主主義とは多数決なのか

民主主義とは多数決なのか

私事だが、今日この頃の関心事である「民主主義」について、小学生の頃から抱いている疑問がある。

民主主義とは、多数決なのだろうかー。

現在日本の選挙システムは、「多数決」だ。
しかし、これでは多様性の尊重が脅かされるかもしれない。少数派の意見が抑圧されるかもしれない。小学生でも分かる単純な事だ。

小学生の頃、クラスで決め事をする際に「多数決が正義なのか?」とまで深く意識していた訳では無いが、「

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もやもやする。 after 参院選

もやもやする。 after 参院選

今回の参院選、18歳を迎えた友人は自ら投票に行っていたが、僕はまだ17歳なので選挙権はなかった。
しかし親が「あなたの選んだ候補者/政党に票を入れる」と言ってくれたので、僕も自分に選挙権があると仮定して選挙について考えた。

今回の東京選挙区は6人の枠に34人が立候補の大混戦。初めから誰が当選しそうかは、分かっていた。どうせ有名政党の支持を受けている6人。それも自民、公明、立民などの、多くの人が聞

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民主主義ってなんだ。

民主主義ってなんだ。

海外のニュースでもトップで扱われた先日の安倍晋三暗殺事件。

海外の関心も高く、日本のニュースをそのまま引用して速報に出している模様だ。各国の要人も声明を出して "condolence"「哀悼」の意を表している。

そんな中、Twitterでは次のようなハッシュタグが広まった。
「#私たちが求めているのは民主主義であって暴力ではない」

今回の銃撃事件を受け、与野党で遊説を中止する政党が複数見られ

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感染症と信仰・SNS

感染症と信仰・SNS

※2020年春に執筆したものです。

〜歴史から見えるアフターコロナの世界〜
 今や新型コロナウイルスの感染拡大が世界に暗い影を落とし、人々を不安と悲哀の境地に立たせているが、多くの人が想像する以上に人類と感染症の関わりの歴史は古い。例えばB.C.1157年に死亡したエジプトのラムセス五世は、そのミイラに天然痘への感染の痕が確認されており、特にこの天然痘(疱瘡とも言う)は、人類が大変な長期間をかけ

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真のグローバル化のために

真のグローバル化のために

 昨年四月、新たな法改正で、外国人の在留資格について変更がなされた。一定の技能と日本語能力のある外国人に日本での就労を認め、単純労働での外国人人材活用に門戸を開くためだ。日本国内での労働力不足は深刻で、少子高齢化や人口減少により、2025年には日本全体で600万人近い労働力不足が見込まれるとの算出もあるほどだ。このような恒常的な労働力不足を問題に抱える日本にとって、外国人の受け入れは必要不可欠と言

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英文記事 “A girl who acts to change the world”

英文記事 “A girl who acts to change the world”

中学3年生の三学期に英文で書いた作文です。当時物議を醸していたグレタトゥンベリと環境保護活動について、個人的な見解です。

There is an environmental activist,Greta Thunberg. You might know her name. She is a high school student in Sweden. Now, she and many stud

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銃 病原菌 鉄

銃 病原菌 鉄

昨年、ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』を読みました。

「なぜ人間社会は地域によって異なる発展のしかたをしてきたのか」という問いに対する本書の答えをまとめたものです

1.なぜ人間社会は地域によって異なる発展のしかたをしてきたのか、農業・畜産の発達という観点から。

ユーラシア大陸は、栽培化に繋がりやすい特徴を備えた一年草などの植物や、飼い慣らし続けるのに適した家畜が他地域よりも多様に存在

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【半年後の世界を予測する】〜コロナとポピュリズム〜

【半年後の世界を予測する】〜コロナとポピュリズム〜

2020年3月に行なった未来予測に対し、半年後の自分がコメントするという内容です。

【2020年3月】
 中国武漢における野生生物の取引が発端となり、パンデミックを引き起こした新型コロナウイルス、COVID19。このウイルスは現在、世界の医療、経済に多大な影響を与えているが、今後この世界的蔓延が歴史上にどのような変化を及ぼすのだろうか。今回、コロナウイルスがもたらす歴史的転換として、特にポピュリ

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歴史の壁は、越えられるのか。

歴史の壁は、越えられるのか。

過去と未来をつなぐ歴史的な「つながり」も、時に現代社会を横断する厄介な代物を生み出しうる。
日々、領土問題や歴史的背景から対立論争が絶えない国際社会。日本人にとっても、韓国や中国との論争は無視できない。韓国慰安婦、徴用工の問題については、日本側が解決したと主張してる場合においても論争が収まっておらず、市民団体が政治的主張を続けている場合が多い。ここには、両者の持つ歴史観における大きな違いがあるよ

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つながりを抱きしめて

つながりを抱きしめて

If I got locked away, (もし、僕が閉じ込められたら)...

R. CityとAdam Levine による楽曲Locked Awayは、この一節から始まる。

MVを見る限りここでの”locked away”は、「ムショにいれられる」を意味するようだが、今回は違う視点から考えていきたい。
なにしろ2020年は、”locked away”の年だった。複数の都市ではその名の通り

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【東大英語に学ぶ】クリエイティビティを加速させるAI

【東大英語に学ぶ】クリエイティビティを加速させるAI

「人工知能が人間の仕事を奪う」もう聞き飽きている人も多いであろうこのフレーズ。今や小説を書いたり曲を作ったりするAIも登場し、芸術的な活動までもがAIに取って代わられてしまうのではないか。そんなことまで嘆かれています。

これは英語で頻出のトピック。
共通テストの試行問題のリスニングでも触れられているなど、もううんざりです。

今年もこのトピックが出題されました。

そしてその一つが、東大英語 大

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