「青い炎」を読んだ。 事件が起こり、犯人を探す話ではなく、犯人が完全犯罪を企ててどうなっていくかを描いた話。 タイトル回収シーンは鳥肌モノ。 「一度火をつけてしまうと怒りの炎は際限なく燃え上がり、やがて自分の身をも滅ぼす」という言葉は最近イライラしやすい自分に刺さった…。
読書日記7 『青の炎』貴志祐介著 角川文庫 1人の男子高校生が、自身の家族を破滅に追いやる男に殺意を抱く物語。 あくまでも小説なので、破滅の男に復讐するのは、読んでいて気持ち良い部分があった。 しかし、最後は、 青年よ、人生は捨てたものではないのに……。 と思わず呟いた。