『青の炎』の舞台
貴志祐介によるミステリー小説。「秀一」は湘南の名門高校に通う優等生で母と妹の三人暮らし。ある日、10年前に母と離婚した養父「曾根」が現れ、家族に暴力を振るい出す。「秀一」は社会の仕組みに絶望したのち、「曾根」を自らの手で殺害することで家族の幸せを取りもどそうとする。
舞台は神奈川県の湘南地域。
江ノ電(ほぼ名前だけ登場する駅)
■住所
七里ヶ浜駅:鎌倉市七里ガ浜1丁目9
[Google Map]
稲村ヶ崎駅:鎌倉市稲村ガ崎2-8-1
[Google Map]
由比ヶ浜駅:鎌倉市由比ヶ浜3−10−13
[Google Map]
■作品の登場シーン
「秀一」はロードレーサーで通学しているため使わないが、作中でたびたび登場する。
■公式ウェブサイト
https://www.enoden.co.jp
鵠沼駅(江ノ電)
■住所
藤沢市鵠沼松が岡1-1-1
[Google Map]
■作品の登場シーン
「秀一」が住む家の最寄駅。
■公式ウェブサイト
https://www.enoden.co.jp/train/station/kugenuma/
鎌倉海浜公園
■住所
鎌倉市七里ガ浜東2丁目3−1
[Google Map]
■作品の登場シーン
遅刻をしそうな「秀一」が通りすぎるところ。
■メモ
由比ヶ浜、稲村ヶ崎の海岸線に面している。晴れた日には海の向こうに伊豆大島や伊豆半島の山々を見ることができる。
■公式ウェブサイトhttps://www.city.kamakura.kanagawa.jp/koen/p_kaihin.html
由比ヶ浜高校
■住所
鎌倉市七里ガ浜東2丁目3−1
[Google Map]
■作品の登場シーン
「秀一」が通う高校。
■メモ
映画版では、由比ヶ浜高校ではなく鎌倉高校(住所:鎌倉市山ノ内110・[Google Map]・公式ウェブサイト[http://www.kamagaku.ac.jp])がロケ地として使われた。
■公式ウェブサイト
http://www.shichirigahama-h.pen-kanagawa.ed.jp
片瀬諏訪神社
■住所
藤沢市片瀬2丁目21−16
[Google Map]
■作品の登場シーン
「秀一」が帰宅する時に通過。
■メモ
鎌倉市には「諏訪神社」がいくつかあるが、「秀一」が「諏訪神社」を通過後に鵠沼駅の踏切を渡るとの記述があるため、この神社ではないかと推測される。
横浜駅
■住所
神奈川県横浜市西区高島
[Google Map]
■作品の登場シーン
「秀一」が加納弁護士に相談した帰りに利用した駅(行きに関する記述はないが、「帰りにも、横浜駅には、まだ雨が降り続いていた。」という記述から行きもこの駅を利用していると考えられる)。
■公式ウェブサイト
https://www.jreast.co.jp/estation/stations/1638.html
新宿駅
■住所
東京都新宿区新宿3丁目
[Google Map]
■作品の登場シーン
「秀一」が「曾根」を殺害するための薬品を購入するために、私書箱の契約をしに行く場所。
・駅構内の売店でタブロイド紙を二種類購入。
・駅構内の露店で、レジメンタルとペイズリー柄のネクタイ、サングラスを購入。
・東口を出て、紳士服の安売り店へ。
・西口を出て、新宿センタービル(住所:新宿区西新宿1丁目25[Google Map]公式ウェブサイト:http://scb-shop.com/access)のトイレで先ほど購入したものに着替える。
・訪れた私設私書箱は西新宿と歌舞伎町の一角。
■公式ウェブサイト
https://www.jreast.co.jp/estation/stations/866.html
ファーストキッチン 江ノ島店
■住所
藤沢市片瀬海岸1丁目12−21
[Google Map]
■作品の登場シーン
デート当日の朝、「紀子」が「秀一」に手を振っている場所。「秀一」はこの場所について「…バーガーキングは真正面に、江ノ島大橋を望む位置にあった。去年まで同じ場所には、通称『江ノ島マック』というマクドナルドの優良店があったのに、ある日突然、ライバルに衣替えしてしまった謎の店」と述べている。場所の説明から、現在はファーストキッチンになっている場所ではないかと推測される。
■公式ウェブサイト
https://www.first-kitchen.co.jp/shop/map.php?shopid=50
江ノ島弁天橋
■住所
神奈川県藤沢市江の島
[Google Map]
■作品の登場シーン
「秀一」と「紀子」が江ノ島に向かうために渡る橋。
■公式ウェブサイト
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f7488/p27896.html
江ノ島神社
■住所
藤沢市江の島2丁目3番8号
[Google Map]
■作品の登場シーン
「秀一」が「紀子」に厄年だとからかう場所。
■メモ
日本三大弁財天を奉る。田寸津比賣命を祀る「辺津宮」、市寸島比賣命を祀る「中津宮」、多紀理比賣命を祀る「奥津宮」の三社からなる御社である。
■公式ウェブサイト
http://enoshimajinja.or.jp
江ノ島エスカー
■住所
神奈川県藤沢市江の島1丁目4−7
[Google Map]
■作品の登場シーン
「秀一」が「妙に高い靴を履いている紀子には辛そうだったので」、乗ることにした乗り物。
■メモ
江ノ島にある登り専用の有料エスカレーター。5分で江ノ島の頂上に着くことができる。
■公式ウェブサイト
https://enokama.jp/spot/江の島エスカー
龍恋(りゅうれん)の鐘
■住所
神奈川県藤沢市江の島2−5
[Google Map]
■作品の登場シーン
「秀一」と「紀子」が江ノ島でのデートで訪れた場所。鐘の手前にある鐘楼の案内板を「秀一」は声に出して読む。
■メモ
江ノ島岩屋のほぼ真上に位置する「恋人の丘」に設けられている。江ノ島に残る「天女と五頭龍」の恋物語にちなんで造られ、その伝説にあやかろうと多くの若者やカップルが訪れて鐘を鳴らす。また、鐘の下のフェンスには恋人たちの南京錠がたくさん繋がれている(南京錠は近くの店で購入可能)。
【天女と五頭龍伝説(ごずりゅう)】
江ノ島に伝わる天女と龍の恋物語。五つの頭を持つ龍は悪行により鎌倉の村人を苦しめていた。ある日、荒れた海の中に突如として島(江ノ島)が現れ、天から美しい天女(弁財天)が舞い下りてきた。 一目で恋に落ちた龍は弁財天に求婚するものの悪行を理由に断られる。それから龍は心を入れ替え、人々のために尽くし、ついに天女と結ばれたという伝説。
■公式ウェブサイト
https://enokama.jp/spot/恋人の丘-龍恋の鐘
小町通り
■住所
鎌倉市小町2丁目8
[Google Map]
■作品の登場シーン
「秀一」と「紀子」が2回目の放課後デートで訪れた場所。紫イモのソフトクリームを食べ歩きする。
■メモ
鎌倉駅から鶴岡八幡宮をつなぐ通り。たくさんの食べ物屋があり、食べ歩きスポットとして人気が高い。
■公式ウェブサイト
http://www.kamakura-komachi.com
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