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「青の炎」 貴志 祐介

私がビジネス書以外で人におすすめする定番の本がこれ。
20年くらい前かな?確かネットで知り合った10代の男の子におすすめしてもらったのです。
彼は弟分みたいな感じの子で、仕事の事や親子関係の悩みなど、当時よく聞いてあげてたな~
今となってはいい思い出です。
当時彼はかなり迷走中だったけど、今どうしてるんだろう???

紹介してもらったときは、絶対に読んで!と言われ、特段思い入れもなく読み始めたけど、読んでみたら衝撃的な内容。
しかも10代の男の子がこれを読んで勧めてくるってすごい!と、そっちにも感動を覚えた本。
湘南が舞台で、描写もとても美しく、不安定な主人公の心の内も繊細に描かれています。
たぶん彼と主人公が年が同じくらいで、親の事でも悩んでいたから、感情移入していたのもあったかな…

その後、蜷川幸雄監督が嵐の二宮和也くん主演で映画化。
そのニュースを聞いた時、「あの本が映画化?!イメージが壊れたらどうしよう!いや、蜷川監督だから絶対再現してくれる?!」と、とても複雑な思いだったのですが、観てみたら素晴らしい映画になっていました!
そして、ニノの演技力のすさまじさを知ったのもこの作品でした。

何と、今アマプラで視聴できます♪

ステイホーム期間が延びてしまったので、時間を持て余している方はぜひ、本でも映画でも、両方?!楽しんでみてください。
息子が高校生くらいになったら見せたいなぁ~!

今日も読んでくださってありがとうございました。



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