みっこごっこ

ゆらりゆられて52年。あっしはふうてんのみっこと申します。ここでは思いつくまま、気の向…

みっこごっこ

ゆらりゆられて52年。あっしはふうてんのみっこと申します。ここでは思いつくまま、気の向くまま、今まで見聞き、体験した人生の小ネタや、独り言など。綴っていこうと思います。以後お見知り置きを

最近の記事

これはわたしの物語、と思わせる力(映画パーフェクトデイズを観て)

ヴィム・ヴェンダースという映画監督は、何故こんなにも、この映画はわたしの物語だ! と思わせるのがお上手なのでしょう。 以下多少ネタバレあるかもなので、気になる方はUターン。 わたしですね、2年前頃トイレ掃除の仕事してたんです笑 その時点で、わたしの物語と錯覚。 もちろん、それだけではありませんよ! 見慣れた東京の景色 見たことあるよな古いアパート 早朝の首都高速 早朝の(多分)蔵前通り その風景達に、これでもか!!!! と聞いた事ある名曲達が重なります。

    • 面倒くさい女

      ども! 自称面倒くさい女なみっこです。 ヤキモチも妬かない 大雑把でおおらか 滅多に怒らない それでも自分は面倒くさい人間だと思ってます。 と言うのが…… わたしの、元夫1、2 長く付き合った彼氏、今の彼 揃いも揃ってSNSしない 本を読まないんですよね。 長く付き合った彼氏は本屋で集中してるわたしを見てケタケタ笑い その集中してる様が、息子がトミカで集中して遊んでる様とソックリだ!と。 え?笑 わたしあんなに集中してたんだ!となりました。 わたしは主に小説や

      • 徒然

        暇なのでnoteでも! 日々楽しくしてますか? メンタルは自分で整えてますか? どうも、凹んだ時も人には伝えないみっこです。 友達だって尊敬出来る面がないと。。 グチグチ愚痴ってばかりになりたくないから 負担になりたくないから どんなに仲良くても泣きつくようなことはしません。 日々どう自分のモチベーションを保つか(無理して上げる必要もないけど 規則正しいルーティン 部屋を綺麗にすること 適度な運動 お腹空くまで無駄に食べない そんな感じですかね。 それで仲良

        • 音楽とダンスとは

          ティーンだった頃見たフットルース。久しぶりに観ました。 私、何を隠そう聖職(宗教の先生)の娘で、当時ヒロインに自分を重ねて見てた事を思い起こしました。 寮に入れられバイト、恋愛、夜遊びも全て禁止されてた高校生時代。 学校の禁止する、つまり父親の禁止する色々に憧れていた。 だから反発ばかり。 でも、心では父親に認めて貰いたかった。 出来の良い姉と比べ落ちこぼれの自分。 息苦しい寮生活。 そんな時、音楽をラジカセで聞く時、私は心から解き放たれました。 久しぶりに観たこ

        これはわたしの物語、と思わせる力(映画パーフェクトデイズを観て)

          プリティインピンクを何十年振りに観た

          えー? えー? えー? こんなキュンキュンする映画だったっけ? アンディのファッションとかバイトしてるレコ屋とか ダッキーのファッションばかりに気を取られてた。 プロム! 憧れましたね〜 この頃プロムとか出てくるティーン映画が流行ったのですよ。 私の行ってた学校はプロムこそなかったけど 卒業式の後に、初の男子寮にてパーティとか 学校出る時はみんなバキバキにブランドで決めて難波へ繰り出すのが伝統でした。 女子はボディコンですね。 なんせ社長の息子だの地主の娘だの金持ち学校

          プリティインピンクを何十年振りに観た

          グランドブダペストホテルを見たよ

          こんつわ みっこです。 見ましたよ〜 ウェス・アンダーソン監督のグランドブダペストホテル。 初ウェス・アンダーソン体験。 以下ネタバレは無く あくまでこの映画にまつわるわたしの主観だけを綴りますね。 まず、この映画をパワープッシュしてきたのはわたしの Twitter(xとは言いたくない)友のヴェンス君26歳。 なんで52歳のおばはんと26歳の青年が何時間も話せるねん! って突っ込み歓迎な位、彼とはスペースで何度も何度も話してる。 26歳にしては老成?いや、なんせ映画観

          グランドブダペストホテルを見たよ

          ソーメンは生えぬが生活は続く

          こんつわ! みっこです。 余り腹が立たない私、街を歩いても色んな事にイライラしてる相方見てると、大変だなぁ、などと呑気に思う。 相方に対してもイラつく事は殆ど無く、逆にイラつかれてる方が多いと思う。 神経質男性と大雑把女性のカップルの定め? そんな中、私が唯一、イラって来る言葉、そう言えば地味にありました! それは あるもんでええやん です。 もっと嫌なのは、あるもんでちゃちゃっと。 その言葉、 なんかいかにも私がちゃちゃっと作れないみたいでイラっとするし

          ソーメンは生えぬが生活は続く

          甲斐

          甲斐と聞いて何を思い浮かべますか? 生き甲斐、やり甲斐、甲斐犬etc… 甲斐よしひろなんて変速技もあります。 ふと、思いついた男の甲斐性ってやつ。 ちょっと話題を深掘りします。 私の父は、現役時代、いわゆる昭和の男で亭主関白でした。 母には一歩下がらせて、フンゾリ返ってた。 母は、自分の思ったことが言えず時にしくしく泣いていた。 一番子供心に、切なかったのが母は所謂過保護で、私にとても甘かった。 それが父は気に食わなくて、本人にさせろ!甘やかすな!とよくまくし立てていた

          凸凹

          久しぶりに図書館へ行き、村上春樹さんの古いエッセイなど借りた。 うん! これ30年以上前に読んだね笑 村上春樹さんのエッセイは好き。 時代は東京の最低時給が500円位のもの。 なんか、こう、時は経てるのだな、と、来るものがある。 村上春樹さんがスワローズ好きでらっしゃるのもエッセイで知った。 そもそもプロ野球に疎い私だけど村上春樹さんがスワローズ好きなのは認識してます。 そして新たに知ったこと。 物を書くには書きすぎないのが良いと。 それは全てにも言えるそうです。

          元嫁大好きみっこさん

          ここから書く短め予定のnoteは、私の相方と呼ぶ彼氏48歳の亡くなられた奥さんのお話である。 20代後半で結婚した彼等 当時相方は、ボーイズバー?ホストの軽いやつ? みたいな所で勤務していた。北新地のお店。お客様は、クラブのママさんがアフターで来たり、従業員の男の子目当ての女の子だったり、マチマチだったらしい。 そこのお客で来てた元嫁さん。 クラブの割と売れてるホステスさんで、ママとクラブのお客と一緒に来てたらしい。 基本、お客様に手を出すのはご法度。そもそも、うち、あ

          元嫁大好きみっこさん

          母へ捧げる僕たちのアリアを観た

          ネタバレ少しあるかもなので、 嫌な方はここでUターンお願い致します。 ほんと良い映画だったのでnote綴ります! 舞台は南仏。 寝たきりの母親を抱える貧困な4兄弟のストーリーでした。 主軸は4男のヌール。 まずこの子の演技が良い。 そしてバックグラウンドな軸となってるアリアが良い。 私は全然疎いけれど 聞いててアリア、好きになりました。 責任感ガチガチな長兄 ちょっぴり憎めない次男 イケメンなのにロクデナシの三男 そしてラストで次男に抱きかかえられ、軽いなというセ

          母へ捧げる僕たちのアリアを観た

          重いnote。でも最後は明るい結末で〆る予定。

          死にたい。 と、口に出来るうちは本気で死のうとは思ってないと思う。 死にたい位、今ある何かの問題から逃げたいだけ。 多くの自死した芸能人や有名人、そして私自身がそうだったように 本気で死にたい人は、周囲に死にたいと告げられないくらい病んでいる。 言えないのだ。 ただ、消えたい。 それだけ。 そして病んでる自身を恥じている。 病む自分が嫌で、とことんまで落ちる自己肯定感。 私は、過去に数回オーバードーズをしたことがあるが 一番ヤバかった時。 15分遅れていたら間に合わな

          重いnote。でも最後は明るい結末で〆る予定。

          思い出よ、こんにちわ

          先程、駅のブリッジを自転車で渡っていたら 抱っこ紐でお子さんを抱いて、電車を見せてるママさんがおられた。 とても微笑ましく眺め、 とある事を思い出したりした。 思い出よ、こんにちわ、である。 それはまだ、息子が ママ〜!だのワンワ!だの、ブーブーだの、ゴトンゴトンだの、キチンとした名詞を使えなかった時代の話しである。 息子を預けていた保育園は、線路がすぐそばにあり よく、ママ友と帰り道に子供に電車を見せるという目的で 自転車前カゴに子を乗せたまま、立ち話をしたりしてい

          思い出よ、こんにちわ

          ノンタイトルという名のタイトル

          なにをしてるかって まぁ、ここ何日間か、日に2~3本の勢いで映画を見まくってました。 告白 花束みたいな恋をした 青の炎 セックス・アンド・ザ・シティ リップヴァンウィンクルの花嫁 ラストレターにラブレター 素晴らしきかな人生 ロシュフォールの恋人たち 私たちのハアハア リトル・ダンサー きっとうまくいく アバウトタイム マダムインニューヨーク きみに読む物語 PK ちょっと思い出しただけ のんちゃんのり弁 ニューヨーク東8番街の奇跡 あ、ドラマで大豆田とわ子と3人の

          ノンタイトルという名のタイトル

          一本気、一本道のその先

          私たちのハァハァと言う映画をリコメンド頂き観ました… 以下多少ネタバレあるかもなので、ご注意を。 私たちのハァハァと言う、タイトルからもう、グッとくる北九州から自転車で東京へ向かう4人の女子高生のおはなし。 絶対おもしろいやつやん! 期待度MAX! もう、その期待にビリッと応えて下さった作品でした。 私は、小中高と寮生活で育ちました。 学生時代の友達との距離感。 微妙なんですよね。 多分一緒に居すぎると嫌なとこだって見えちゃう。 そんな心配を他所にハイテンションな出

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          少年と言う怪物

          映画青の炎が好きです。 もう4回見てます。 若き日のたどたどしいニノのセリフ回しや、可愛いアヤヤちゃんなど見どころは沢山で、 勿論蜷川幸雄さんの監督されている今作品に流れる悲しい物語が胸を打ちます。 どうしても若き日のにのを見ると全然似てないけれど息子と重なります。 今作品でもロードバイクに乗る男子高校生という ほんと、ティーンの男の子の足はロードバイクだよな……と。 そして自分の父親ではない男、つまり家庭の異物を受け止められない17歳の心情を思うと 私は胸が苦しく苦

          少年と言う怪物