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#読書の秋2020

noteで「読書の秋」にあわせて、読書感想文を募る投稿コンテストをはじめます!最近読んだおもしろい本、人生で最高の1冊、作者へのファンレターなど、自分の好きな本についてnoteにつづってみてください。

人気の記事一覧

読書しか楽しみないんだ。いいえ、読書をとことん楽しんでいます!

私の心を豊かにしてくれる本へのラブレター💌です。 長文となりますので、どうぞ、ゆったりとご覧くださいませ。☕ ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ・読書好きが読書離れになってしまった あれは高校2年の夏だったかな。 休み時間の教室で文庫本を読んでいたら、「また本を読んでいる!」と仲が良いAちゃんが駆け寄ってきて、横にはあまり見かけたことがない女子がいた。 この人は誰だろうとふと思ったら、Aちゃんが「なべともはとっても本が好きなの。いつも本を読んでいるんだよ」 すると

【読書会_開催報告】第6回_Yokohamaゆったり読書会(24年9月8日(日)開催)

▽はじめに 2024年9月8日(日)第6回 Yokohamaゆったり読書会を開催しました。今回初参加の方5名を含む8名で開催しましたが、脱線トークも含め楽しい時間となりました。(ご参加者の皆様ありがとうございました!)以下、開催報告になります。 ▽開催場所 今回も桜木町のレンタルスペースをお借りしました。桜木町駅徒歩1分でアクセスも良く、キレイな内装であったので、また利用したいと思っています('ω') ▽自己紹介・アイスブレイク まず自己紹介とアイスブレイクを行いました。

【読了】サロメの断頭台(夕木春夫/著)

■著者紹介:夕木春夫 ・1993年生まれ  ・本格ミステリやサスペンスを中心に活動。 ・緻密なプロットや意外性のある展開が特徴。 ・読者に驚きと考えさせられる作品が多い。 ・文学賞の受賞歴があり国内外で評価が高い。 ■あらすじ ①:油絵画家の井口は、祖父が購入した置時計の件で元泥棒の通訳 蓮野と共に、来日した富豪ロデウィック氏を訪ねます。ロデウィック氏は、井口のアトリエで彼の未発表作品がアメリカで見られたことを告げます。 ②:井口は、自分の作品が盗作されたと考え、蓮野と

【読書会_開催報告】第3回_Yokohamaゆったり読書会(24年3月24日(日)開催)

▽はじめに 2024年3月24日(日)10時~第3回目の「Yokohamaゆったり読書会」を実施しました。今回で3回目となりましたが、7名で楽しく開催することができました。(ご参加の皆様ありがとうございました!)以下、開催内容のご報告になります。 ▽開催場所 今回も桜木町のレンタルスペースをお借りしました。第1回目と同じ会場でしたが、桜木町駅徒歩1分でアクセスも良く、キレイな内装であったので、また利用したいと思っています('ω') ▽自己紹介・アイスブレイク まず自己紹介

若林正恭さんへ

表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬 を読んで  私はテレビをあまり見ないので、若林さん(こうお呼びすることをお許しください)をオードリーのピンクの人じゃない方の人、としか認識がなかったです。 若林さんがどのようなお考えをお持ちでどんな方なのかまったく知らずに本を手に取りましたがほんの数ページで、まいった、すみませんでした、となりました。 若林さんはお勉強をされています。家庭教師をつけて社会のしくみを知ろうとなさってます。まずこれにやられました。 格差や貧困。競争

悲しくてもお腹はすくし、トイレもいくし、眠くなる

大家族の中で育ったので、家族がひとりひとりいなくなる寂しさは知っているつもりだ。祖父・母・祖母を20代で失くし、5年前に父が逝った。 幸運なことに「配偶者、もしくは恋人の死」というものは経験していない。でもやがてそれは訪れるだろう。私が先かもしれないし、夫が先かもしれない。誰にもわからない。 母を亡くしたとき、父は配偶者の死に打ちのめされていた、ということを私たち子どもは量ることはできなかった。あの頃はそれぞれ自分が一番哀しんでいる、と思っていた。それぞれが自分自身が持ち

サイトマップ用リンク記事🌸マガジン【コンテスト💖】

24’09更新済 ひな姫noteのサイトマップが重たくなってきたので、🌸マガジン【コンテスト💖】をサイトマップから切り離してリンク記事としました。 🌻コンテスト攻略シリーズ【2024年】✅Adobe×noteの投稿企画「#いま始めたいこと」が開催された話 ✅日本最大級の投稿コンテスト『note創作大賞2024』が開催された話 ✅メルカリ×noteの投稿コンテスト「#メルカリで見つけたもの」が開催 ✅ライフネット生命 × note「#自分で選んでよかったこと」が開催 ✅文藝

【オススメ本】なぜイーロンはTwitterに手を出した?イーロン・マスクの秘密が詰まった一冊

さて、皆さん、「イーロン・マスク」と聞いてどんなイメージをお持ちですか?彼の冒険的なプロジェクトやメディアでの発言でのイメージはもちろん、多くの人が知っていることでしょう。 しかし、私が最近読んだある本を通して、彼のもう一つの顔や、彼が背負う思い、そして彼の真骨頂を垣間見ることができました。 今日の記事では、イーロンマスク初の公認自伝を少し紹介してみようと思います。 『イーロン・マスク』ってどんな本? この本は、ただの伝記ではありません。現代のビジネス界での「レジェン

書評「問題解決力を高める「推論」の技術 」

本書の結論から申し上げると、「演繹法や帰納法など推論について記されている書籍。具体例が多く用いられているので、非常に学びになるし頭にも入ってきやすい」といった格好である。 ポイントは実例が多く記されているため、演繹法や帰納法といった普段聞きなれない推論の技法がでてきてもスッと頭に入ってきやすい点にある。 こういった書籍は具体で書かれているか、抽象で書かれているかで、好みが分かれてくる。私個人的には具体で書かれている方が楽をして読めるのでお気に入りである。 もちろん、抽象

【有益情報の発信】

【有益情報の発信】 著名な文芸評論家の小林秀雄氏(1902~1983)は 『読書について』 (中央公論新社) の中でこう述べています。 (21頁~22頁) 「 書物の数だけ思想があり、 思想の数だけ人間が居るという、 在るがままの世間の姿だけを信ずれば足りるのだ。 何故人間は、 実生活で、論証の確かさだけで人を説得する不可能を承知し乍ら、 書物の世界に這入ると、 論証こそ凡てだという無邪気な迷信家となるのだろう。 又、実生活では、 まるで違った個性

はじめての読書感想文のその前に。

いま、谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」を読んでいます。 わーい、はじめての読書感想文です!緊張するな〜。 小学生のときは、こう見えて。 まぁまぁの確率で学校代表に選ばれ世間に流出していたんですけど、私の感想文が。 ちょっと虚勢を張って「すごいでしょ?」っと言いたいところですが、残念ながら誰も書いてこないからの選抜だったのでした。 もしくは持ってきたとしても、兄や姉に書かせたり、去年の妹の読書感想文を写してきましたっていうのが関の山ですわ(ががの友人調べ)。 そんな実力のわたくし

スペシャリストほど孕む危険性

こんにちは!ビケウォジャックです。 現在読んでいる本の中に スペシャリストになればなるほど つまり ある特定の物事に関して専門的な知識が増えるほど、 それに関する未来の予測はどんどん不正確になる という趣旨の内容を眼にしました。 結構衝撃的ではありませんか? このようになる理屈は以下のように説明できます。 その1:結果がどうあれ、発言に自信が出る専門家は、その分野の知識に関しては誰にも負けないと言う自負があるので その分野に関する発言をする場では非常に雄弁に語ります

ちょっとした空き時間に読める1冊

読書の秋。常夏沖縄でもだんだんと涼しくなり、本を読むのに適した季節がやってきた。 私は本を読むのが好きだ。しかし、小説を読むのが得意ではない。自己啓発系やビジネス本、心理学の本などは割とスラスラ読めるくせに、物語を読むのが苦手らしい。読むなら観たい、物語は映画で楽しむ派である。 そんな私が、ふらっと立ち寄った本屋さんで思わず手に取ってしまった1冊。 『超短編!大どんでん返し』 これを紹介しようと思う。 帯には「1話4分」 ハードルが ぐんっと下がり、物語が苦手な私に

のりしお往復書簡79 To Eat List in Korea

 もう暑さに悩まされることもなくなって、お出かけが楽しい季節になってきましたね。みなさまいかがお過ごしでしょうか?私は仕事に遊びに勉強、そして家事育児と忙しくも充実した日々を駆け抜けております。  ということで、友人で画家の鈴木誌織さんとの往復書簡今日もお返事書いていきます! しおりちゃんへ  お互い忙しくて全く会えていないけど、毎日のように連絡は取り合えてるから元気なのは知ってるよ〜。ほんと朝晩はひんやりする日も増えて私たち食いしん坊にはたまらない季節が来たね。  

心の渋滞

毎年のことだが 初秋は思考が渋滞する そしてまさにこの本のタイトル にピッタリな今の気持ち 「冷静と情熱のあいだ」 実は読んだことはない でも読みたい小説の一つ 実は今日2冊まとめてポチりました 男性側と女性側から描かれていて 実に興味深い そしてどちらも大好きな作家さんだから 気になって仕方がなかった 人は居心地の良い場所にいると 自分のことを 客観視することが難しくなる 楽しいことに流されて 大事なことを後回しにする そして冷静になったり 熱くなったりを 行っ

29.【読書の秋】チーズはどこへ消えた?

おはようございます! こんにちは! こんばんは! 栗原です。 物語を通して、生きていく上でのいくつもの教訓を考えることのできる本です。 しかも、シンプルで短く、30分くらいですぐ読めるところが肝です。それでいて、自己啓発本でありがちな専門的すぎることはほぼないということもポイントです。 でいながら、解釈は人それぞれになることも面白いところです。 チーズはどこへ消えた?物語のなかで中心になるのが「チーズ」なのですが、これは「私たちが求めているもの」を表しています。 ネ

『おはようnote☀️✨』 おはよう御座います^ ^ 今日も始まりましたね🍁 日陰の涼しさが 秋の訪れを教えてくれています☘️ 今日もいってらっしゃい😊✨

【絵本】叱ってしまった後に読んであげたいおすすめ絵本

いつも穏やかにニコニコしていたい。と思っても、育児をしていると、子どもを叱らなきゃいけないことってありますよね。 後になってちょっと強く言いすぎたかな…と反省して、「さっきはごめんね」っと謝って、よ〜くお話を聞いて子どもの気持ちと行動に理解を示して、伝えたいことも冷静に話して仲直りしてから、夜の絵本タイムをちょっと長く取って、ふれあい時間で愛情を伝えて… 「笑顔が見られてよかった。一緒に過ごせるだけで幸せだな。明日はニコニコ穏やかに過ごしたいな。」っと気持ちをリセットした

SS【彼女とぼくの間にある壁】1169文字

よく散歩しにいく海岸でゴミ拾いを始めたぼく。 近所にゴミ拾いをして歩くオジサンがいるので、その影響を受けたのかもしれない。 毎日見る海岸だから綺麗な方がいい。 ある日ぼくは、海岸で知り合った女性に一目惚れした。 心が洗われるような透き通る雰囲気。 今までそんな女性に出会ったことがなかった。 ぼくがここ数ヶ月、毎日続けていたゴミ拾いのことを彼女は知っていた。 それでぼくに興味を持ち話しかけてきたようだ。 でもぼくがゴミ拾いをしているのは人のほとんどいない早朝が多

#598【意外】情報のインプットは動画よりテキストがコスパ◎

このご時世、情報収集は新聞や書籍よりも、Youtubeなどの動画からインプットした方が効率が良いと考えがちです。 しかし、場合によってはテキストの方が効率が良い事も多々あります。 動画から情報を得る場合、最初から最後まで観ないと正しい情報のインプットが出来ないどころか、マスゴミの切り取りと同様で誤った情報をインプットしてしまう危険性があります。 それに対してテキストは、目次などを利用して自分が必要な情報だけを、飛ばし読みで得る事が出来ます。 そういう意味では、少しでも

短編小説10「犬について」

Illustration&picture/text Shiratori Hiroki  へへ。肉球に踏まれた。足元にはヨダレを垂らした犬がこっちをみている。  初めて犬に足を踏まれた。そしてソファに顔を沈めてこちらをじっと見ていた。犬は奇妙な生き物のように思えてしまう。だって、ポチって呼んでもタロウって呼んでもワンと吠えるのだから、バカ丸出し。私はバカが嫌いだし、ずっと息切れしているんだもの。あれがとっても気が散るし、気に食わない。だからお兄ちゃんが捨て犬を飼うって言った

櫛木理宇 『死刑にいたる病』を読んだ感想。人を無条件に信じるな。

閲覧ありがとうございます!笹季です! 今回はまた別の作品について感想を書き残します……いや、凄かった。 今回はこちら! 『死刑にいたる病』 ついこの間?映画化もされていたので、作品名だけでもご存知の方は多いのではないでしょうか。僕も映画化がきっかけで本を買いました。映画は見てません。不思議。 最後に改めて言いますが、簡単に人を信じちゃいけない……そんなことを考えちゃう本。個人的には面白い本でした。それでは早速……。 ・簡単なあらすじ 主人公は大学生の男の子。中

MP79_すべてのことに感想を持つこと

「すべてのことについて感想を持つこと」今読んでいる本で印象的な言葉。 そう思って、日常を振り返った時に、まあ出てこないんです、感想が。 なぜ出てこないのか?立ち位置を決めていない 自分の意見を持つことをしていないのかもしれない。 何か起きた時にどちらの立場にも立たないイメージ。 多分意見はあるのだけれど、「私はこう思う。なぜなら○○だから。」というように意見を伝えたり、相手の意見を聞いたりすることが最近ほとんどない。 伝える場面が少ないから、「どっちでもいい」と思っ

秋と言えば、、、

こんにちは!りんてんです。 随分と長く感じた夏も少しずつ鳴りを潜めはじめ、九月に入ってからは、朝晩は気候も涼しくなってきて、今は毎日が過ごしやすい。 いよいよ秋である。 食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋、読書の秋。秋は様々な言われ方をするけれど、要するに過ごしやすくて一年で一番物事に打ち込める季節ということではないか。 自分の趣味からいくと、秋は食欲、読書、音楽、散歩の季節で、先週末も昼食をとってから、子どもとのんびりと歩いて図書館に向かった。 すると、その途

短編小説09「マイフレンド=サイボーグ」

Illustration&picture/text Shiratori Hiroki  端的に言うと私のフレンドはサイボーグなのだ 実はかなり前から気がついていたことだか、それはとっても不思議なことだから誰も打ち明けていない。なぜなら核心に迫る証拠をまだ見つけることができないからだ。ついこの間もいつもの様に挨拶を交わしたり、お酒を飲んだりしたが、いわゆる一般的な人間としてコミニケーションをとっている。それはサイボーグの品質がとても高い証拠なのだ。私の仮説を後押ししているよう

鮮やかな季節に

寂しくも鮮やかな季節

秋の半身浴のお供に

9月、改修工事?かなんかで長期間お休みだった最寄りの図書館 (1度忘れてて訪れたら入れなかった笑) ようやく再開、ネット予約も断然見やすくなっていました(∩´∀`)∩ワーイ もっぱらネット検索→予約で、最寄りの図書館に受け取りに行くって流れです。 色んな図書館に行かなくても借りれるのがホンマに助かります(*´ω`*) 今回かりれたのは山田悠介さん4冊 東野圭吾さんはもぅずっと前から予約している本が3冊あるんですがまだ260番目とかなので年内はもう無理ですねー笑 来年中に

【読書】ブータン「幸せの国」の不都合な真実

こんにちはkotaaaaaaaaです。 今回紹介する本は、ブータン「幸せの国」の不都合な真実という本です。著者の根本さんは、ブータンは、幸せの国という面で難民問題があることを見にくくしていると主張しています。 まず皆さんはブータンはどんな国と聞かれたらおそらく幸せの国だと答えるでしょう。ブータンはGNH(国民総幸福)を優先することを掲げています。その結果、国民の97%が幸せであるとブータンは言っている。しかし、根本さんは、この結果の根拠が危ういと指摘しています。理由は二つあ

今週の読書録

最近、アウトプットが滞りがちでしたが、小説、エッセイ、実用書など、幅広いジャンルの10冊を読了。 新作から積読の消化まで、悪天候で外出がはばかられる日を中心に読み進めました。 「十二国記」30周年記念ガイドブック小野不由美さんの『十二国記』シリーズ、ファンタ待望のガイドブックと評判の今作。 『十二国記』シリーズといえば、今やシリーズ15冊の累計は、1280万部を超える大作! 意外にもシリーズ30年の歴史の中で、初の「ガイドブック」だそうです。 作品紹介、主たる登場人物、用語

短編小説08「空っぽドラマチック」

 集合場所は決まっていない。いや、集合時間もほんとうは決まっていない。そうゆう時がたまにある。私の頭は空っぽなのである。なにも考えてないときに見る空は綺麗で見惚れていた。しかし本当のことを言うと彼女に今から告白するのである。 面と向かって言うのは恥ずかしいし、冗談にならないと困ってしまう、恋愛を言葉にするには還元率が悪い。  たぶんこのビルの前で集合したはずなのだが、いくら待っても彼女は姿を現さない。たぶん、見透かされてしまった。ボーッとしてる。雲が淡い空と思えば、グラデーシ

表現者

こんにちは。お久しぶりです。今日noteを書いたのには理由があります。話すより文章化したほうがより良く伝わるかなと思い、noteで書かせていただきます。 10月16日、17日に 百田夏菜子 ソロコンサート -Talk With Me- シンデレラタイム が、さいたまスーパーアリーナで開催されました。 僕は16日のチケットを持っていたので 観に行ってきたのですが、16日だけじゃなく 次の日も当日券を買い観に行きました。 どれだけ良かったのかは、 練習後に車を飛ばして埼玉ま

写日記

帰り道 ふと見上げたら 月が見えた 「明日 中秋の名月か···」 明日見れるかな··· 妻は 中秋の臨月だった (明日産まれたら名前は名月かな) 名もなき命 扉は もうすぐ開こうとしている (俺は育てられるのだろか) 期待と不安が交差する夜 足取りもいつの間にか 遅くなっていった (父親と同じになったら···) 父親はサービス業の管理職だった 朝早く出勤し 夜遅く帰ってくる 土日休みはなかった 父親が休みの日は 学校を休んで 父親が行きたい場所へ

古典落語を読む

少年ジャンプで連載している「あかね噺」が今面白いです。 真打昇進試験で破門を言い渡された元噺家・阿良川志ん太の 娘のあかねが噺家を目指すという話です。 皆さんも興味がありしたら読んでみてください。 さてさて、代筆屋というのは、文章を書くのが仕事でしてそのために、ジャンルを問わず本を読み、知識や学びを得ています。 そして、今は「あかね噺」の影響も少しあり、 「落語から会話の妙や人情の機微を学べるのでは」 と思い、興津 要・編 古典落語(続) (講談社学術文庫)を読ん

今月読んだ本 9月

「読んだ本を教えてください」 私がよく聞かれる質問のベスト3に入るものです。そこで、年間200〜300冊くらい読んでいる私が、前の月に読んだ本の中から記憶に残っている本を抜粋して毎月紹介しています。 全部は紹介できないので、60点以上の本だけ。選書の参考になればうれしいです。辛口採点つきなので、マガジン記事です。今月は6冊紹介。 この記事はマガジン読者さん以外は有料です。マガジンなら1カ月580円で毎月4〜6本ありますのでお得です。

¥100

パワーか、フォースか?

先日、人間の意識を1〜1000の“数値”で表したというユニークな本を読みました。タイトルは『パワーか、フォースか〜人間の行動様式の隠された決定要因』。マザー・テレサなどが高く評価したことで知られる本です。 創造することに情熱を注ぐクリエイターさんにお勧めです!というのは、創造には“意識”を必要とするからです。意識とは創造の原料となるものだそうで、著書によるとここ10年ほどの間で人類は臨界点を超えて、フォースの世界から"パワーの世界"に突入したそうです。 芸術、スポーツ、経

趣味を深めたくなる季節(1)-よもぎ蒸し体験。

皆様こんにちは。 9月に入っても残暑は続き、そればかりか今年最強と言われた台風21号が9月3日日本列島に上陸、はたまた9月6日未明には北海道で震度7を観測する大地震。被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。その他の地域に住む皆さまもやはり新学期に向けてなかなか気持ちを切り替えるのが難しかったと思います。これ以上被害が広がらないようにお祈りします。 私が住む瀬戸内市では、始業式があった9月2日、「台風21号の接近に伴い、明日は警報の発令の有無に関わらず、臨時休校とします

速読、多読

こんばんは!毎日投稿122日目になりました。今日も頑張っていきましょう! なぜあなたは速く読めないのか 読書が習慣の人の多くは、「もっと速く読めるようになりたい」「要点を早く掴んで短い時間で沢山読みたい」と思っていることと思います。僕も前まではそう思っていました。 1日に何冊も読めてしまう、という人を見ると「羨ましい!」と目を輝かせて羨望の眼差しを向けてしまうのも分かります。 でも、この速読、多読については、多くの人が陥りがちな落とし穴があります。そ

こどもに向き合うフラットなパートナーとしての保育士さん×保護者のおはなし/イベントレポート

金曜夜のお仕事終わりに軽食をつまみながら、事前に読んできていただいた本をテーマにお話する〈おはなしnight〉。 今回は『0・1・2歳児保育「あたりまえ」を見直したら保育はもっとよくなる!―足立区立園の保育の質が上がってきた理由』 (Gakken保育Books) という本を題材に、保育・幼児教育に関わるお仕事をされている・いた方4人と、普段お世話になっている保護者側の3人、+インターンとしてきてくれている武庫川女子大学経営学部生のお2人にも参加いただき、開催しました。 ゆ

読書の秋を楽しむ

こんにちは。 すっかり、秋になり過ごしやすくなりましたね。 秋といえば、【読書の秋】と言われていますが、「秋は気候がよく、過ごしやすいので、ゆっくり読書ができる季節」という意味だそうです。 たしかに、過ごしやすいこともあり、◯◯の秋とはよく聞きますよね。 ◯◯の秋で思いつくランキングでは、読書の秋以外にも、沢山の秋が出てきたようです。 第1位 食欲の秋 170人(62.4%) 第2位 読書の秋 38人(13.2%) 第3位 スポーツの秋 23人(8.0%) 第4位 睡眠

"蝶コレクターの黒い欲望"ピーター・ラウファー

羽の向こうに札束が透けている。蝶の羽はそのために薄いわけではない。欲にくらんだ目に美は映らない。

「群衆心理」を読んでⅡ 〜幻想、断言と反覆と感染。

「群衆心理」を読んで ~群衆は本能的な人間、野蛮人 群衆は集団精神を生み出す。 それは本能的な人間であり、野蛮人だ。 その中では、どんな識学で真面目な人でも等しく同様になる。 「群集心理」の読書レビュー第二弾になるが、今回はその本能的で野蛮人な群衆の統率について。 歴史上の指導者がどのようにして、群衆をコントロールするのか? それには”幻想”が重要なポイントとなってくる。 群衆が結託して大きな力を発揮するための、原動力となるのは、希望を抱き渇望できる”幻想”が必要不可欠

本嫌いのわたしが、本の見方が変わった理由(ワケ)

みなさん、こんばんは。しずかです。 秋は読書の季節ということで、今月は何冊読むぞ〜などと意気込んでいるひとも多いのではないでしょうか?私もその一人です。 元々(というか今も?)本はスキではないのですが、 読んだ方がいいというのは分かってるんですよね。 そんな私が本への見方が変わったのが、 ある女性実業家の方が書いた記事でした。 その方は24歳で起業され、現在はベンチャー企業のスタートアップ支援・ヴィーガンアドバイザー事業を行っている方です。 その方が本を読む価値をn

本は何度でも読んでいい

多読する人の特徴多読をしている人は、本を一度しか読みません。 多読することで、読んでいることを実感する。 どんどんと知識を頭に入れていくことが楽しいと感じる。 こんな理由で、一度しか読まないのかも知れません。 しかし、本は何度読んでいいものです。 一度だけでは味わえなかった興奮や感動を味わえる可能性も十分にあります。 多読も素晴らしいですが、一冊の本を暗唱できるほどに読み込むことも、本の愉しみ方の一つです。 名著と呼ばれるものは、一度読んだだけでは理解できないこ

本を片手に想うこと。

読書の秋・食欲の秋というような素敵な言葉は、一瞬にしてとおりすぎてしまったような少し冬を感じる気温。気づけば日が落ちる時間の速さに驚く日々。年々に、夏の後の秋があっという間にすぎさってしまう気がする。今は、ちょうど中間くらいなのだろうか? そんな季節を感じながら、町田そのこさんの「星を掬う」を読んだ。もちろん、今日も今日とて、読書感想文のような文章は書けないと思うw。しかも、町田そのこさんの本は最近読み始めたばかりで、「52ヘルツのクジラたち」に続いて、「星を掬う」の2冊だ

本から学んだ、"書くこと"の重要性

先日、こんな本を読みました いしかわゆきさんの、 書く習慣 という本です。 今回このnoteを始めるに当たって、 文章を書く為の勉強をしよう! と思い買いました。 ブログには勿論、 普段から書いている手帳にも すごく通ずる部分がありました! 特に印象的だったポイントを 3つ紹介します! 書くことは最強のツール! 書くことは、最高のひとり遊びで 良き相談相手でもあり 新しい自分を発見でき、 素晴らしい未来を引き寄せてくれる! これは本当に共感ポイントでした🥺!!

ビジネス書を読むと「思考力」が身につく~其の1~

思考力は頭の良し悪しではない・「考えるのが苦手」な人。 ・「考える癖のない」人。 こんな人って、身近にいますよね。 このような人は、どのような傾向にあるのか、調べてみました。こんな傾向があるようです。 ・そもそも、何を考えればいいのか、わからない。 ・どう考えればいいのかわからない。 私の職場にも、このような人は一定数いますが、どこをどのように《提案》し、《改善》させていけば『考える人』になるのか、私の仕事でのテーマであります。 思考力とは一体何でしょう。 ス

my story -vol.1-

西垣美希 京都の山奥、鞍馬という地で誕生。  当時にしてはビッグサイズの3960グラム 容姿端麗ではないものの、 亡くなった兄の次に産まれたので、 両親、特に祖父母からは それはそれは可愛がられました。 両親は家業もあり、3人兄弟の長女だった私は なかなか構ってもらえない寂しさからか、 大人を喜ばせたい、誉めてもらいたい一心で しっかり者の姉役をこなしていたように思います。 小学校は全校生徒50名ほどクラスメイト7名という 環境でのびのび育ち、 中学生の時はバレー部に入

ビジネス書を読むと「思考力」が身につく~其の2~

思考を身に付ける4つの読み方「知識の体系化」と「知識の解釈力」 については、先日お話ししました。〈もう一度復習したい方は知識の体系化、知識の解釈力をそれぞれクリック!〉 しかし、「知識の体系化」や「知識の解釈力」という目的だけで本を読んでも、残念ながら『思考力』が高まることはありません。 なぜなら、「知識の体系化」や「知識の解釈力」は知識を起点としているからです。 ビジネス書に書かれた「知識」というのは、出版された時点で『誰もが知ることが出来る事実』になっています。

朝焼け

ほんの数十秒の間に起きる空の移り変わりの3枚 これまでは 夕焼けしか知らなかった。 ここ数年、子の送迎のために朝焼けで目が覚める。 冷たいまっさらな空気が肺にしみわたる。 毎朝が新しい日なのだと知る。 I o   イオ からのお知らせです 本日、新しく朗読配信いたしました。 どうぞ、お聞きください。 追伸:今、自家製はちみつレモンにハマっております。グラスを変え、note映えを思考してみました。大変美味しゅうございます。オススメいたします。 以下

【読書記録】ボクたちはみんな大人になれなかった/燃え殻

Netflixで映画をまず観ようかと思ったけれど、原作が先に手元に届いた。 結果、それでよかったと思っている。 この原作の空気感は映像で見るとまた別物かもしれない。 退廃的な雰囲気。 東京の華やかな部分と、それに追随する虚しさ、空虚感、華やかであれば華やかであるほど虚しくなってくる。映像で見ると、より辛いような気もする。 私は東京には一年しかいなくて、表面の「ひょ」の字も見ていない。 街から離れて住宅地で生活していると、たまに「街」に出るとその生活感のなさ、 雑多な空気、い