29.【読書の秋】チーズはどこへ消えた?
おはようございます!
こんにちは!
こんばんは!
栗原です。
物語を通して、生きていく上でのいくつもの教訓を考えることのできる本です。
しかも、シンプルで短く、30分くらいですぐ読めるところが肝です。それでいて、自己啓発本でありがちな専門的すぎることはほぼないということもポイントです。
でいながら、解釈は人それぞれになることも面白いところです。
チーズはどこへ消えた?
物語のなかで中心になるのが「チーズ」なのですが、これは「私たちが求めているもの」を表しています。
ネズミと小人が苦労して「求めていたチーズ」を手に入れたんだけど、ある日なくなってしまいました。
迷路を彷徨いながら「新しいチーズ」を見つけるというストーリーです。
なくなったチーズを探すのをあきらめ、迷路に進み出たホーという小人を通して、人生の教訓を学ばされます。
もう一人の小人ヘムは、古いチーズにこだわり続け、新しいチーズを見つけることを考えすらしません。彼がチーズを見つけるためには、自分で迷路に歩みださなければならないと、ホーは伝えています。
それとは対照的に、
チーズがなくなったらすぐさま行動に移ったネズミ2匹
恐れながらも迷路を進みだしたホー
同じ場所にとどまったヘム
どこに自分を当てはめるかは
その人の状態次第でどこにでも当てはまるかと思います。
この先の未来を恐れて行動していない自分がいましたが、
率直に、「早く動け」と感じた自分がいました。
僕は、自分がヘムだと感じました。
まるで、自分を見ているみたいで、もどかしくなりまきた。
自分が求めていることなのにその場に留まって何もしない。
それは本当に求めていることなのか?
言い訳ばかり並べて動かない理由ばかり並べてるんじゃないの?
素直に感じました。
それとは対照的なネズミ2匹になったら求めているものをすぐ見つけられるし、見つかるかわからないけど、足を動かしていればきっと見つかる!それは間違いないです。
迷っている時こそ、足を止めずに動き回って回り続けます!