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『チーズはどこへ消えた?』 読本 #2

Who Moved My Cheese?

英語だと若干、ニュアンスが違う気がする。

原作はWhoを主語にして『誰が?』と他責の表現のように取れる。しかもtheではなくmyで『私の』と強調されていて、怒りまで連想させる。

『誰が私のチーズ取ったんよー!』と想像できる。

対して邦題は、チーズが主語になっているためか、どこか他人事のような、『自分の身に起きていること』とは読み取りにくい。

もちろん、英語と日本語ではナチュラルな表現が異なるし、使われやすい文法や語順なども違ってくるのだろうけど。

と、そんなことを書きたいわけではなかったのに、ついタイトルを打ってから脱線してしまった。

今年は本を読もうと、思う、そして記録して、感想を書き出そう、とも。読書感想文的note。

一冊を一日で読み切ったのは、漫画を除いては、初めてかってくらいに珍しいことだった。私にとっては。

本の帯に、『1時間で読めて10年間役に立つ』なんて書いてあったもんだから、しかも本棚にある他のどの本よりも薄っぺらいもんだから(8ミリくらい?)、私は騙された。思い返せば、実際には2時間程かかった。それでも、たった2時間か。

黙読していたら、もっと時間かかっていたな。むしろ読み切れなかったかもしれない。メインパートである物語部分を、始めから終わりまで、1時間ノンストップで朗読したのが良かった。

自分にプレッシャーを与える。理解していなくても読み進める。句読点で止めずに進める。登場人物が曖昧でも遡って確認することはしない。

理解度は100でも90でもなくていい。60-70くらいでいい。それでも話を進めて全体像ができてくれば、80-90程度に理解度が後から追いついてくる。この感覚は新しかった。

さて脱線して、いつまでも読書感想文が書けない。一旦終了。一晩寝かせて明日また書こう。



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