西

紙と活字が好きです。

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最近の記事

断捨離

私は、 物が捨てられない。 部屋を片付けられない。 頭の整理がうまくできない。 いつだって身辺も脳内も、とっちらかっていて 軽度の発達障害なんだろうと思う。 たまに、意気込んで部屋の掃除をすると 想像通り気分が良くなるし、朝起きた時に普段より広く床が見えている光景を前に、にやけてしまう。 なのに続けられない、維持できない。 「断捨離」のそれぞれの文字、ヨーガの行法を表すそうだ。 断行(だんぎょう) 捨行(しゃぎょう) 離行(りぎょう) 断:新たに手に入りそうな不要な

    • 三千円の使いかた

      今朝、読み始めた本。 できる姉をもった、ちょっとだらしない妹、が主人公。 理解があって好きだった彼氏も、なんだか思っていた人と違うような気がしてきて、共感性が低く、言葉にトゲがある。 良い物を、長く、大切に使う、祖母や母、そして姉。 それに対して、自分は違う。 その辺の手頃な物を、簡単に選んでしまう。 ⁑ 3,000円の、お金に関するセミナーに参加。 そこで何よりも強調されていたことが、 「8×12」 月8万を、12ヶ月。 ボーナス月は、+2万。 年間で、

      • 2

        2022年2月22日です。 おめでとうございます。 2は、昔から一番好きな数字です。 3も、数年前から好きになりました。 狩野英孝の誕生日らしいです。 なぜか意味もなく、カウントダウンをしてしまいました。 1,2,3とかのアラビア数字って、世界共通なのかなぁ。 全く使わない国なんてあるんだろうか。 一、二、三、、、と感じは単語ではなく一文字表記だから、記号みたいなもの。 ミャンマー数字、タイ数字、ヒンディー数字、ベンガル数字なんかも、記号で表記するようだ。 2には

        • 五つの鞘

          これは先日聞いた、鞘の話。 鞘とは 鞘(さや)といえば、さやえんどう? と思いきや、豆は「莢(さや)」らしい。 鞘というと、刀の鞘しかGoogleは出してこない。 とにかく。「人間は5つの鞘で出来ている」という話について。 人間の存在は、マトリョーシカや、玉ねぎのように 5つの層が包まれるようにしてできていると考えられている。 食物鞘 正気鞘 意志鞘 理知鞘 歓喜鞘 一番外側の層は、「食物鞘」 つまり「私たちは食べるもので作られている」という、 目で見え

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          肩書

          作家ではない、肩書を考える。 当然どれ一つとして、職業としての、ではない。 占い師 カウンセラー 心理士 ハンドセラピスト カラー診断士 パン職人 バリスタ 茶人 フォトグラファー 作曲家 詩人 翻訳家 花屋 陶芸家 熱波師 役者 画家 ヨガインストラクター 整体師 農家 サウナスパ健康アドバイザー 主婦 作家 三日坊主。飽き性。何事も、継続できない。 昔からそうで、ADHDなんだろうって、自分は。 続けることや、何か一つを極めることは、私のような人間には、あまりにも難

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          円相

          「まるいということ」 人は、 まるいものに 幸せを感じるそうです。 アンパンマンも、それです。 一円相とは、 「大円鏡智」つまり 「無限大の丸い鏡のような仏の智慧」の意。 言葉では説明できない。 描くに描きようがない。 それが何を表すのか 解釈は、見る人に任せられるのである。 「執」 「執着」「執念」など、なんとなく嫌な意味を放つ文字。 左側に「幸」、右側は「丸」と書く。 甲骨文字では 「幸」=手かせ、つまり、手錠 「丸」=ひざまづく人 幸せが、手錠とは。

          円相

          作家であること

          これは全部聞いた話。 私は今日、作家になった。 職業としての作家ではない。 書くことで食べているわけではない。 作家であり、詩人でもある。 あなたは人から評価される必要はない 「絶対に人からの評価を受けないこと」 つまり、絶対に人に書いたものを見せない。 「自己否定が止まらない」という症状 それは、性格ではない。 身体の状態なのである。 自分の性格=自分の問題、ということになってしまう。 熱が出たら風邪、というように それはただの症状であり、あなたの問題ではない。

          作家であること

          スナックキズツキ

          「ねえ、お金持ちであることの最大の利点ってなんだと思う?」 ノルウェイの森の一節。主人公の青年に女の子が問いかける台詞。 「わからないな」 「お金がないって言えることなのよ」 本当に何かがない人は、大抵の場合、人には言えないのかもしれない。 今宵のスナックキズツキも、とても良かった。 なんでホタテなんだろうか。 あんな店は良いなと、自分の理想と重ねてみる。 「いらっしゃい」 挽きたての珈琲、 「今日もお疲れさん」

          スナックキズツキ

          どうにでもなれ効果

          ティッシュをゴミ箱に投げやるが、外した。そうなると、もう床に放っても気にならなくなる。 時間に間に合わず、遅刻が確定した。そうなると、もう5分も10分も変わらないだろうと焦らなくなる。 数日継続していた朝のヨガを、昨日はやらなかった。そうなると、もう今日もいいかとサボるようになる。 この、「あ〜どうせいっぺん、ダメんなってるんだからもういいや」 っていう所謂「諦めモードに入る状態」を、なんと呼ぶのだろう? と、ふと今朝、散らかった部屋に入りティッシュを拾いながら思った

          どうにでもなれ効果

          『ブッダ』 第1巻

          2月9日、今日は手塚治虫の命日だそうだ。 何の本を読もうか悩んでいたが、本棚に並んだままの『ブッダ』を読み始めた。これも何かのご縁ということで。 ------------------------------------- 時は遥か昔、三千五百年も昔のことである。 アリアン人と呼ばれる民族が生まれた。 ヒマラヤ山脈のふもとインダス河から、南へ、南へと。 後にインドとなった場所での、お話。 「バラモン」と呼ばれる権力者たちが生まれ、社会の指導者となった。 彼らは、自分たち

          『ブッダ』 第1巻

          ガンジーは言っていない

          ”Be the change you wish to see in the world.” 『もしこの世界に変わってほしいと望むのなら、  まずは自分自身が、あなたの世界の「変化」になることだね。』 的な。和訳って難しいな。 「ガンジーは本当はこんなこと言っていない」と前にどこかで読んだのを思い出した。 どうやら、実際に言った内容は ↓ こんなだったとか。 “If we could change ourselves, the tendencies in the wor

          ガンジーは言っていない

          「優れたデザインは、優れたビジネスである。」

          ”Good design is Good Business” – トーマス・J・ワトソン・ジュニア かつてIBMを絶対的な地位へと導いた名経営者の名言だそうだ。 Canvaがついさっき出してきた言葉。何回か目にしたことはある。 Canvaの何が好きって、この名言・ことわざシリーズかもしれない。 もちろん言うまでもなく、使い勝手とデザインが良いんだが。 色々と手を出すが、すぐにやめるのが、私の性質。そんな人は多いだろう。 noteもTwitterもそんなところで、いわゆ

          「優れたデザインは、優れたビジネスである。」

          手首から先運動

          年明けからだろうか。無気力な日々が続いている。 これは独り言。 時間と、お金と、若さ、 この3つが全て揃うと人間は駄目になる。なんて言うけれど 大抵の場合は、どれか一つや二つ足りない。 十代は、お金がなかったし、 二十代は、時間がなかった。 三十代になって、若いとは言われなくなり、そして金もなくなった。 最近は、ただ毎日、時間だけが溢れている。 時間がたっぷりある今、 さて私は何がやりたかったんだろうかと 今日のことや、明日一日の目標すら立てられずにいる。 読みたくて

          手首から先運動

          365日の数式の話

          365日カンブリア宮殿で知った、365日という名のパン屋。代々木公園近くに、何年も前からあるそうだ。 今では、日本橋や二子玉川の高島屋に出店していたり、系列店が三軒茶屋に少し前オープンしたりと、8店舗にもなる。 三茶の店は、通りすがりに目にした時に、なんだあの素敵な空間は?花屋?カフェ?と気になっていたのだが、パン屋だったとは。 国産小麦17種類もの国産小麦を、60種類ほどのパンごとに使い分けているそうだ。 甘みの強いもの、もっちり系、しっとり系、ふわふわ系、とかなんだ

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          ほぼ日手帳の言葉の話

          1月17日(日) 今日は買い物に良い日とのことで、わざわざ手帳を買うためだけに外へ出た。 何しろ今年に入ってすぐ緊急事態宣言が出て、仕事以外で外出は殆どしていない。 LOFT一軒目でまさかの在庫切れで、二軒目へ。 ほぼ日手帳 2021 original A6 avec 分冊版を手に入れた。税込2,420円也。ついでにツバメノートも。 前半の一冊はあたたかい緑茶みたいな黄緑色、後半の一冊はすっきりと薄いミントチョコみたいな色合わせだ。二冊セット。 年間で一冊になっている

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          『チーズはどこへ消えた?』 読本 #2

          Who Moved My Cheese? 英語だと若干、ニュアンスが違う気がする。 原作はWhoを主語にして『誰が?』と他責の表現のように取れる。しかもtheではなくmyで『私の』と強調されていて、怒りまで連想させる。 『誰が私のチーズ取ったんよー!』と想像できる。 対して邦題は、チーズが主語になっているためか、どこか他人事のような、『自分の身に起きていること』とは読み取りにくい。 もちろん、英語と日本語ではナチュラルな表現が異なるし、使われやすい文法や語順なども違

          『チーズはどこへ消えた?』 読本 #2