速読、多読

こんばんは!毎日投稿122日目になりました。今日も頑張っていきましょう!

なぜあなたは速く読めないのか

   読書が習慣の人の多くは、「もっと速く読めるようになりたい」「要点を早く掴んで短い時間で沢山読みたい」と思っていることと思います。僕も前まではそう思っていました。
 
   1日に何冊も読めてしまう、という人を見ると「羨ましい!」と目を輝かせて羨望の眼差しを向けてしまうのも分かります。
 
   でも、この速読、多読については、多くの人が陥りがちな落とし穴があります。その落とし穴とは、「多読が出来る人は情報をインプットするのが速いと勘違いしている」ということです。

読むのが速い人は“読んでいない”


   確かに「読むのが速い」と聞くと、シンプルに本から得る情報が多くなるように思えます。しかし、実はインプットの量自体は変わらないのです。

   というのも、読書を始めて間もない人は、本から得る情報というのはほとんどが自分にとって新しい情報です。
 
   一方、読書慣れをしている人は、たとえその本を読むのが初めてだったとしても核となる情報は大まかに他の本で既に知っている可能性が高くなります。その分、同じ文章から得られる未知の情報は、読書初心者に比べて割合的に小さくなるので読むのが速くなる、というロジックです。
 
   実際、読書家と呼ばれるような1日に何冊も読破してしまうような人たちは、1冊の本で出会う新しい情報は、その本の3~4%程しかないそうです。
 
   やはり、本の著者ごとに考え方が多少偏っていたとしても、本を書けるくらい上手くいっている人の考え方の核は共通しているということでしょうか。

まとめ

   そのため、残念ではありますが、読む速さを速くするには愚直にその時その時の読む本の内容をよく吸収するしかありません。それを続ければ、「別の本でも似たようなことを言っていたな」と思いながら飛ばし読みしたりすることが出来るようになります。
 
   是非読書を習慣に取り入れて、多読へのステップを踏んでいってはいかがでしょうか?

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