本は何度でも読んでいい

多読する人の特徴

多読をしている人は、本を一度しか読みません。

多読することで、読んでいることを実感する。

どんどんと知識を頭に入れていくことが楽しいと感じる。

こんな理由で、一度しか読まないのかも知れません。

しかし、本は何度読んでいいものです。

一度だけでは味わえなかった興奮や感動を味わえる可能性も十分にあります。

多読も素晴らしいですが、一冊の本を暗唱できるほどに読み込むことも、本の愉しみ方の一つです。

名著と呼ばれるものは、一度読んだだけでは理解できないことも多くあります。

『人間失格』『罪と罰』『変身』など、一度読んだだけではなかなか消化不良となる部分が存在する本は多くあるはずです。

そんな本を、一度読んだだけで、「読んだ」ことにしてしまうのは非常にもったいないです。

一度読んで理解できるものと、そうでないものを分けることも有効でしょう。

何もかもを何度も読んでいては、時間がいくらあっても足りません。

ですから、そんな時は、何度も読んでいけるものと、一度で理解していくものを分けていきましょう。

じぶんにとって、何度読んでも飽きないものは、何度でも読めるものとなります。

あくまでも、自分のための読書です。

自分にとって、ということを意識して考えて、選別して、何度も読んでいくことが、じぶんにとっても大きな学びとなることをお約束します。