6日は本屋大賞が発表されましたね。大賞は『同志少女よ、敵を撃て』でしたが、私が気になったのは翻訳小説部門第一位。以前『アーモンド』で同部門を受賞したソン・ウォンピョンさんの『三十の反撃』だったんですよ!!この部門で二冠は初めてだそうです。両方共これから読んでみたいと思います!!
フラッと立ち寄った書店でふと目についた本をパラパラっと読む。夢中になって30分。ゆっくり腰掛けて読みたい。と裏を見て、本体1600円+税の重み。とても読みたい。1600円を高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれだが、今のわたしには悩む額という現実に少し悔しさが滲む。そんな夕方。
ここ数年「夏のご挨拶」という名目で、夫氏が予算の範囲(ボーナス月でお小遣いも増える)でプレゼントを送ってくれる。普段買わないバックやアクセサリーが多いけど、今年は何度も読んで気にいっている本を数冊買う事にしようと思う。図書館で借りることが多いけど、やっぱり自分の本はいい。
ソン・ウォンピョン氏『アーモンド』(祥伝社)をずずっと読んだ。好きな美容師さんからずっと前に勧められて、長く積読していた本。感情について、人間について考えざるを得ない素敵な本だった。