おちまこと

2020年3月投稿開始。現在、記事数は約1500。大人になってから3回目の大きな変化を…

おちまこと

2020年3月投稿開始。現在、記事数は約1500。大人になってから3回目の大きな変化を機に、「書くことが、仕事になるため」を目指し、2020年12月からは、毎日noteに投稿を続けています。記事は、少し長めのことが多いです。東京都在住。

マガジン

  • 暮らしまわりのこと。

    生活の事。日常の出来事。身近な植物や生き物のこと、などを書いています。

  • noteについて。書くことについて。

    noteを書いていくことについて、それで思ったことなどについて、書いています。

  • 読書感想(おちまこと)

    読んだ本の感想を書いています。

  • いろいろなことを、考えてみました。

    自分の能力の足りなさを自覚しながら、いろいろなことを、考えて、書いて、考えました。

  • 「エンターテイメント」と「アート」

    アニメやアートや映画やドラマや音楽やイベントなどについて、書いてきた記事や、これから書いていく文章をまとめていこうと思います。

最近の記事

  • 固定された記事

「陰謀論」を、信じられなくなった理由

 不安が多い時ほど、『あれは実は裏で…』というようなことが、真面目な口調なシリアスな文体などで語られるようになり、そして、ある特定の団体や、人種や、国の名前や、意外な方法などがあがり、どんなことでも、世界は、誰かの意図で動かされている、といった結論になる。  厳密にいえば、間違っているのかもしれないが、私にとっては、それが「陰謀論」であり、「デマ」だと思っている。大小さまざまな出来事の全てに「あれは、実は…」が潜んでいて、必ず、そんなことを語る人がいて、それなりに筋が通って

    • よもぎの強さを、改めて知った。

       うちの前の道路を犬を散歩させている人がいて、妻はいつの間にか、その人と仲良くなっていた。それは、近づきすぎず、遠ざかりすぎない感じの、程よいご近所づきあいに見えていた。 よもぎ摘み その相手の方からも何かをいただき、妻も何かを手渡すという交流があって、あるとき、よもぎ摘みに誘われた、とうれしそうだったので、こちらもうれしくなった。  とはいっても、どこか遠くに行くというのではなかった。  家からすぐそばに多摩川が流れていて、その河川敷には桜が植えられていて、春になると

      • 「ありがとうございました」(2024.5.12)

         いつも読んでくださっている方、ありがとうございます。  おかげで、こうして書き続けることができています。  初めて見つけていただいた方も、ありがとうございます。  もし、よろしければ、今回の記事からでも、読んでもらえたら、うれしく思います。  先週も、「おめでとうございます!」を見ることができました。  皆さんが、読んでくださったおかげです。  ありがとうございました。  毎週土曜日には、読んで面白かったり、興味深かったり、気持ちを動かされた書籍を紹介させてもらって

        • 『夏日と、「5類移行1年」』。2024.5.11。

           よく眠れなかった。  次の日が自分にとって朝が早めだと緊張して寝付けないのかと思ったが、同時に、気温が高くなっているのに、寒がりのためかまだ冬の布団のため、実は暑く、それでよく眠れていないのかもしれない。  それでも朝は起きられた。  天気はいい。 ランキング 今日の気温は上がっていくらしい。  また夏日になるようだ。  テレビでは様々な商品をランキングする番組を放送している。  今日は台所用洗剤。  全部を見ていると支度が遅れるので、時々見ていて、たまたま1位

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          151本
        • 「思い出に関する、いろいろなこと」
          121本

        記事

          読書感想 『自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体』 石井 暁 ----「終わらない戦前」

           もう過去のことになってしまい忘れられているかもしれないけれど、テレビドラマ「VIVANT」が放送され話題になっていたのは2023年の夏の頃だった。  知っている俳優が、これでもかと出ていたし、役所広司と二宮和紀が揃うことも珍しいと思ったので毎週見ていた。だけど時々、組織に忠誠を誓いすぎる半沢直樹のようにも見えてしまったし、もう少しさりげなく行動してくれたらプロの怖さと凄みが出るのに、などと勝手なことを思いながら見ていたせいで、熱狂には遠く、ということは本当に楽しめなかった

          読書感想 『自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体』 石井 暁 ----「終わらない戦前」

          「12年ぶりの作品鑑賞」---『溶けでる花と』 伊藤雅恵 個展 。2024.3.23~5.18。Kamakura Gallery。

           ずっと作品をつくり続けるのは、思った以上に難しい。  若くて才能があって輝くように見えても、いつの間にか作品をつくらなくなったのでは、という状態になる人は、想像以上に多いように思う。  それは、1990年代後半に、急にアート。それも現代アートという、作家が、今生きていて、作品を制作し続けている分野に興味を持って、細々とながらずっと様々な作品を見てきたから、そんなことを思うのかもしれない。  仕事をやめて介護に専念せざるを得ないような状況でも、現代アートに接することで、

          「12年ぶりの作品鑑賞」---『溶けでる花と』 伊藤雅恵 個展 。2024.3.23~5.18。Kamakura Gallery。

          期待を上回る、ということ

           近くの小さめのスーパーに入って、歩くと、その最も奥の場所にアイスボックスがある。  その箱には、当然だけどアイスが並んでいて、そのアイスの売れ行きによるのか、区切りの幅が違う。  広い幅を使って置いてあるアイスは、これまでもよく見たことがある商品だし、自分でも何度も買ったことがある名前のものが積んである。  だけど、あまり売れないのか、すでにその商品の販売が終了しようとしているのか。どんな事情かただの消費者には分かるわけもないのだけど、すごく細いスペースしか与えられて

          期待を上回る、ということ

          アイス自販機と、スケートボード

           東京の表参道。  自分にとっては、おしゃれな街で敷居が高いから、渋谷で半蔵門線に乗り換えて、表参道の駅に着いたところで、すでに微妙に緊張感が高まる。  ホームのベンチは、少し奥まったところにあって、予定よりちょっと早く着き過ぎたので、時間調整のためにそこに座っていた。  そこから見える位置にアイスの自販機があった。  それは、「セブンティーンアイス」だった。 アイス自販機 それは、グリコの自動販売機で、都内だけど川沿いで少しのんびりした空気が流れている自宅近くの道路

          アイス自販機と、スケートボード

          ポーランドは遠いままだった。

           ハンバーガーのチェーン店が、それほど安いと思えなくなってからは、外食を一人で食べるときは、牛丼屋のチェーン店に行くことが増えた。  その地域によって、いろいろな牛丼屋がありそうだけど、自分自身の感覚としては、とても平凡だと思うけれど、吉野家と松屋とすき家の中で、選択をすることになる。 牛丼屋の特徴 とても個人的な印象だけど、吉野家は老舗で、アメリカ産の牛肉を使っていて、だから、他の牛丼屋とは味が違っていて、牛丼にこだわる人は、吉野家に行く、といった話を聞いたことがある。

          ポーランドは遠いままだった。

          ハトに鳩サブレー

           神奈川県の生まれのせいか、崎陽軒のシウマイが好きだし、鳩サブレーにもなじみがある。  それぞれ横浜と鎌倉のもの、という意識があって、子どものときだけではなく、崎陽軒のシウマイは新幹線の駅にも売っているし、わりと途切れなく食べてきて、おいしいと思ってきた。  だけど、鳩サブレーは他にも様々なお菓子が世の中に登場してきて、それぞれに気持ちを奪われてきて、いつの間にか鳩サブレーを食べる機会が減っていたし、誰かに買ったりすることもなくなっていた。ショッピングセンターや駅ビルなど

          ハトに鳩サブレー

          「ありがとうございました」(2024.5.5)

           少し前のことですが、「おめでとうございます!」を見ることができました。  皆さんが、読んでくださったおかげです。  ありがとうございました。  毎週土曜日には、読んで面白かったり、興味深かったり、気持ちを動かされた書籍を紹介させてもらっているのですが、その作品を紹介した文章がより多く読まれるのは、いつもの記事に対しての評価とは、違う質の嬉しさがあります。  もし未読の方で、興味を持ってくださって、記事を読んでもらえたら、うれしく思います。  さらに図々しいお願いかも

          「ありがとうございました」(2024.5.5)

          「ゴールデンウィーク終盤と、感染者発表のない週末」。2024.5.4。

           天気がいい。  午前9時前に家を出る。 3連休 道路に人通りが少ない。  空が青い。  何人かの高校生とすれ違い、ジョギングする男性とも何人かとすれ違う。  ゴールデンウィークの終盤。だけど、まだ3日の休みが続く。 1000円カット 駅のそばまで来ても、いつもよりも人が少ない。  1000円カットの店の前には一人の男性客が待っている。  駅に着いた。ホームには10人くらいの人がいる。  マスクは4〜5人くらい着用している。 空席 電車を待つ。  電車が来

          「ゴールデンウィーク終盤と、感染者発表のない週末」。2024.5.4。

          読書感想 『うるさいこの音の全部』 高瀬隼子 「知名度が上がることのどうしようもない閉塞感」

           芥川賞や直木賞は、今も注目を浴びやすい。 芥川賞 その作品を読んでなくても、読んでその優れたところがわからないとしても、芥川賞作家は、すごい。  そんなことは、今も常識になっているのだと思う。  そして、もう少し情報が豊かになると、直木賞は広く読まれ、芥川賞は芸術性が高い、といった見方はいい方で、芥川賞は、わけが分からない、などという言葉も何度も見聞きしたことがある。  文藝春秋という一つの会社が創設した文学賞が、これだけ広く浸透し知名度があるというのは少しでも冷静

          読書感想 『うるさいこの音の全部』 高瀬隼子 「知名度が上がることのどうしようもない閉塞感」

          少しでも、残酷さを減らすために出来ること

           なんとか、少しでも世の中が良くならないだろうか。  そんな漠然とした思いは、濃淡は変わっても、いつも心の中にあるような気がする。それは、純粋に利他的なことではなく、そうなったら、自分ももう少し楽になるのではないか、といった打算的な気持ちも込みだったりする。  同時に、戦争など大きな悲劇があると、何も出来るわけがないから、なるべく考えないようにしてしまう時もある。そんな人間の「少しでも世の中が良くならないだろうか」といった願いには、何の力もないのだと思うこともある。 星

          少しでも、残酷さを減らすために出来ること

          きよえちゃん

           神奈川県の厚木市に住んでいる人が時々「きよえちゃん」と言うのを耳にしていた。  あまりにも近い距離感で話しているので、親戚か何かかと思っていたのだけど、ある機会に、それが「いきものがかり」のボーカルのことを指しているのを知った。  吉岡聖恵。確かに「きよえちゃん」だった。  そうやって呼ばれるのも、呼べるのも、すごいと思った。 みゆきとちはる 現在だと、50代以上くらいの感覚になってしまっているのかもしれないけれど、北海道出身者の多くが、「みゆき」や「ちはる」と、ま

          きよえちゃん

          20代後半で出来るようになった、いくつかの事。

           逆上がりが出来るようになったのは、幼稚園か、小学校に入るくらいのことだった。  どうして、鉄棒に興味を持ったのか、それとも、何かの課題だったのかは覚えていないのだけど、その頃、住んでいた社宅------といっても、鉄筋コンクリート4階建の建物が小高い山にいくつも並んでいるような場所だったから、その間に小さい公園のような場所があり、そこにも鉄棒があった。  昼間というか、日が暮れるまでは、その鉄棒で練習していた、と思う。  だけど、まだ幼い上に、小柄な子どもだったから、

          20代後半で出来るようになった、いくつかの事。