おちまこと
生活の事。日常の出来事。身近な植物や生き物のこと、などを書いています。
読んだ本の感想を書いています。
アニメやアートや映画やドラマや音楽やイベントなどについて、書いてきた記事や、これから書いていく文章をまとめていこうと思います。
自分の能力の足りなさを自覚しながら、いろいろなことを、考えて、書いて、考えました。
ずっとテレビを見てきました。今も見ています。テレビを見て、思ったこと、考えたことを書いていきたいと思っています。
21世紀の今でも、親子と思われる二人組が、虫かごと、虫捕りあみを持って河川敷を歩いている姿を見ると、なつかしさと共に、そういう行為の変わらなさに、どこか感心す…
気温が高くなってくると、さまざまな場所で冷房がかかってくる。 遠い昔は、夏になると家にエアコンがある家庭は少なかったから、すでに冷房が設置されている銀行に、…
真夏日ではなく、35度以上の猛暑日が、9月の下旬でもあった。 しかも、今日は東京でも35度になるかもしれない天気予報だった。 薄曇り 朝起きたら、薄曇りだっ…
〇〇代行、という仕事は増えているようだ。 最近知ったのは「退職代行」で、ちょっと聞くと、それは本人がやることでは、などとも思うのだけど、職場によっては、それ…
内藤礼、というアーティストの話は、美術鑑賞初心者にとっては、まるで都市伝説のようだった。 内藤礼の作品 1990年代。展示室には、鑑賞者一人だけが入れて、鑑賞…
大学を卒業して最初に就職したのがスポーツ新聞社だった。 今では考えられないけれど卒業式の前から働き始め、3月末にはトーナメント会場に先輩記者と一緒に取材に行…
10年以上、使ってきた台所に瞬間湯沸かし器が、突然、調子が悪くなった。 とはいっても、外見も一部欠けてきたし、仕方がないと思いながらも、一応は、修理を依頼す…
地域によって放映時間は違うのかもしれないけれど、首都圏での日本テレビの日曜日午後10時30分からのドラマは、特にここ何年かは独特な気配がしている。 日曜日午後…
それほど順位にこだわっていないような気もするのだけど、それでも自分がとらわれていることを感じるのが土曜日の朝だった。 毎週、いろいろなランキングを発表してい…
いつも読んでくださっている方、ありがとうございます。 おかげで、こうして書き続けることができています。 初めて見つけていただいた方も、ありがとうございます…
暑い。 日差しが強い。 今日も暑くなりそうだった。 ジョガー 午前9時前に家を出る。 今日は、学生とすれ違わないし、駅までの道で見かけなかった。 …
森村泰昌、という現代美術家は、1990年代から知っていた。 東京都現代美術館で、大規模な個展を見たときは、森村泰昌氏が、あらゆる絵画の中にいた。 西洋美術…
21世紀の事情はよく知らないけれど、20世紀の頃の学校から渡される通信簿には、勉強の評価だけではなく、人間性のことも書かれていた。 よく考えれば、担任の教…
ドーナツには穴が空いている。 その理由には、諸説あるそうだけど、どうやら、実用的なことが関係あるらしい。 ドーナツに穴が空いている理由https://camelia.co.jp/…
毎日のように洗濯をする。 洗濯機に洗濯物を入れて、電源を入れる。 電気がついて、スイッチを押すと、ぐわん、という感じで回り始め、水も出る。 それから、洗…
21世紀の今でも、親子と思われる二人組が、虫かごと、虫捕りあみを持って河川敷を歩いている姿を見ると、なつかしさと共に、そういう行為の変わらなさに、どこか感心する思いもある。 殺虫剤の殺傷力は年々強くなっていくようだし、確実に処理するという能力がどんどん高くなっているように思うから、虫を捕る、という行為も、もっと確実性が高い道具が出てきてもいいような気がするが、それは教育上良くないのかもしれない。 ただ、ああいうふうに、虫かごと虫捕りあみを持っていた、小さいときは、確
気温が高くなってくると、さまざまな場所で冷房がかかってくる。 遠い昔は、夏になると家にエアコンがある家庭は少なかったから、すでに冷房が設置されている銀行に、それほど用事がなくても涼みに行っていた、という話を聞いたことがあった。それは、もしかしたら、暑くなってもエアコンをつけることに抵抗がある高齢者のことと、どこか関係があるかもしれない。それだけ、冷房が、自分とは距離があることだった可能性がある。 エアコン 今では自分さえエアコンを設置している。 部屋がいくつかある
真夏日ではなく、35度以上の猛暑日が、9月の下旬でもあった。 しかも、今日は東京でも35度になるかもしれない天気予報だった。 薄曇り 朝起きたら、薄曇りだった。 それでも涼しいわけではなく、こもったような暑さを感じる。 午前9時前に家を出る。 駅までの道路を歩いていると、暑いのだけど、真夏の時のような、こわいほどの迫力のようなものは、気温が上がってきても、さすがに感じなくなってきたことに気づく パン 道路を歩いて、すれ違う人は、今日は女性が多い。 学
〇〇代行、という仕事は増えているようだ。 最近知ったのは「退職代行」で、ちょっと聞くと、それは本人がやることでは、などとも思うのだけど、職場によっては、それも仕方がないのでは、と思えるほど、ブラックな会社もあることを、報道などで知った。 だから、読書代行、というような仕事もあって、それは、忙しくて時間が足りない本人の代わりに、必要だという本を読んで、それをレポートにまとめる、といった現代特有の職業もあるらしいが、今回の「代わりに読む」のは、それとは全く違うようだ。
内藤礼、というアーティストの話は、美術鑑賞初心者にとっては、まるで都市伝説のようだった。 内藤礼の作品 1990年代。展示室には、鑑賞者一人だけが入れて、鑑賞時間は15分。内藤礼という作家が、そんな大胆な方法を取れること自体に凄みのようなものを感じていたのだけど、雑誌などの写真で見た展示の印象は、ベネチア・ビエンナーレという、海外の大きな展覧会にも参加していたのだけど、とても繊細でひそやかな作品だった。 やっと作品を見られたのは、2002年のことだった。 今ではな
大学を卒業して最初に就職したのがスポーツ新聞社だった。 今では考えられないけれど卒業式の前から働き始め、3月末にはトーナメント会場に先輩記者と一緒に取材に行き、いろいろと教えてもらい、4月からはゴルフ記者として、カメラマンと2人で現場へ行くようになった。 ゴルフ場に設置されるプレスルームには、違う会社のゴルフ記者の方々がいた。私が1年目で若く、いろいろとお世話になったけれど、仕事に関してはありがたいことに、そのうちに基本的には対等に扱ってもらえるようになった。
10年以上、使ってきた台所に瞬間湯沸かし器が、突然、調子が悪くなった。 とはいっても、外見も一部欠けてきたし、仕方がないと思いながらも、一応は、修理を依頼することにした。 修理のスタッフが2人もきてくれて、あれこれ確認してもらったが、結局は、すでに部品もなく修理もできず、買い替えることになった。 ただ、その値段によっては、うちが貧乏なため、湯沸かし器を新しく買うのをあきらめ、また水道だけの生活になることも覚悟していた。 見積もりの人がきてもらうのは、修理が無
地域によって放映時間は違うのかもしれないけれど、首都圏での日本テレビの日曜日午後10時30分からのドラマは、特にここ何年かは独特な気配がしている。 日曜日午後10時30分 全部を見ているわけではないが、最近では「アクマゲーム」が、途中からファンタジー界の「カイジ」のようになってしまった上に映画につながる、ということで、ちょっとがっかりしたし、その少し前の「CODE」は、人間の愚かさのようなものを強く感じたものの、それに対して自分も含めどうしようもできない無力感によって、そ
それほど順位にこだわっていないような気もするのだけど、それでも自分がとらわれていることを感じるのが土曜日の朝だった。 毎週、いろいろなランキングを発表している。 それは、もちろんテレビでCMもあるから、純粋な順位かどうかを疑って見てしまうのが現代の視聴者というものだろうけれど、それでも、こうして商品をあれこれ試してみることは、遠く「暮しの手帖」を思い出させるものもある。 暮しの手帖 子どもの頃、家に「暮しの手帖」があって、その商品テストのページを見るのが好きだった
いつも読んでくださっている方、ありがとうございます。 おかげで、こうして書き続けることができています。 初めて見つけていただいた方も、ありがとうございます。 もし、よろしければ、今回の記事からでも、読んでもらえたら、うれしく思います。 先週も、「おめでとうございます!」を見ることができました。 皆さんが、読んでくださっただけでなく、スキしていただいたおかげです。 ありがとうございました。 読書感想 『ヘルシンキ 生活の練習』 「フェアで正確な視点
暑い。 日差しが強い。 今日も暑くなりそうだった。 ジョガー 午前9時前に家を出る。 今日は、学生とすれ違わないし、駅までの道で見かけなかった。 途中で、「ジョガー」の格好をした細身で長身の男性が、両手で、ろっ骨の下あたりを押さえながら、何かつぶやいて苦しそうな表情をしながら、それでも早く歩いていた。 なんだか大丈夫かと思い、すれ違ってから振り返り、少しの間、見ていたが、そのまままっすぐ移動していった。後から見る分には、何の危なげもない。 みこし
森村泰昌、という現代美術家は、1990年代から知っていた。 東京都現代美術館で、大規模な個展を見たときは、森村泰昌氏が、あらゆる絵画の中にいた。 西洋美術史の作品を、東洋人の森村泰昌が演じる意味のようなことが大事になってくる、といったことをテーマにしているのだけど、最初はピンと来なかった。 ただ、それから20年以上、時々、あちこちの美術館やギャラリーなどで新作を見たり、横浜トリエンナーレでキュレーションをしたり、美術に関する著作も何冊も読むようになって、実作者と
21世紀の事情はよく知らないけれど、20世紀の頃の学校から渡される通信簿には、勉強の評価だけではなく、人間性のことも書かれていた。 よく考えれば、担任の教師という個人が、どれだけフェアで正確な見方ができるかどうかの保証はないのだけど、その評価を両親は信じていたようだ。 説教 小学校の3年を超えたあたりから、自分でも理由はわからないのだけど、成績は上がっていた。学習塾などもないような土地だったのだけど、家に帰ってきて、自由勉強、といったタイトルを自分でつけたノートに
ドーナツには穴が空いている。 その理由には、諸説あるそうだけど、どうやら、実用的なことが関係あるらしい。 ドーナツに穴が空いている理由https://camelia.co.jp/magazine/book/13 (『カメリア』ホームページ) このハンソン・グレゴリーは、母親のドーナツが生焼けだったために、穴を開けて、火の通りをよくした、ということらしい。それは、今のドーナツの原型になったのだけど、でも、そのときの母親の気持ちについては、ちょっと考えてしまう。自分
毎日のように洗濯をする。 洗濯機に洗濯物を入れて、電源を入れる。 電気がついて、スイッチを押すと、ぐわん、という感じで回り始め、水も出る。 それから、洗濯が終わるまで、時には沈黙したようになり、最後は体全体を細やかに揺することを続けて、脱水をして、それから止まる。 ピー、というような音がして、洗濯が終わる。 ガタン、と最後に少し大きめに揺れる。 こんなに毎日、こんなに動いていて、いつ止まってもおかしくないと思いながら、動いてくれる。そうやって何年も経