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暮らしまわりのこと。

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生活の事。日常の出来事。身近な植物や生き物のこと、などを書いています。
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40年、セルフカットを続けてきて、学んだこと。

 もう40年、美容院も、理容院も行っていません。月に一度か二度、自分で髪の毛を切ってきました。普段会っている人でも、その話題にならないと、こちらからわざわざ伝えることもないので、たまにそのことを言うと、やっぱり驚かれ、「分からなかった」と言われるので、たぶん、仕上がりも、そんなにひどくはないのだと思います。  ただ、これはあくまで個人的な習慣で、私自身は、ずっと美容院や理容院にとっては「敵」のような存在なのだろうな、と思ってきて、微妙に後ろめたく、それほど大勢の人に伝える価

「台風10号と、感染者数3週連続減少」。2024.8.24。

 また台風が来るようだ。  今度は、台風10号になる。  ここのところ、ずっと台風と地震のことばかりが話題になっているように思う。  来週はまた上陸するかもしれない。 陽射し 朝から暑い。  陽射しが強い。 人通り 朝の9時前に家を出る。  駅までの道は、いつもよりも人通りが多い。  学生。  カジュアルな格好をした大人。  走っているジョガー。  いろいろな人とすれ違ったり、追い抜かれたりする。 駅前 駅のそばの道路際にある牛丼屋に、お客が一人くらい見えた気

「エアコンの異音」への、少し意外な対応。

 古い木造の家だけど、特にこの20年は夏がとても暑くなるので、ほぼ各部屋にエアコンをつけるようになった。  2階に3つ。1階には1つ。考えたらぜいたくなことだとも思うけれど、寝室のエアコンが故障して冷房が効かなくなったとき、室内で寝ているのに、熱中症になりそうになって怖くなって、電気屋に慌てて修理を依頼したこともあった。  直ったときは、普段は冷房の風が苦手なのに、部屋の温度が下がるのがありがたかった。 エアコンの異音 妻が微妙に困った表情で言ったのは、エアコンのことだ

不人気の階段には理由がある

 介護に専念して仕事をやめざるを得なくなり、外出自体が減った時期があった。そのあとコロナ禍もあって、もっと外へ出なくなり、特に夜間に街へ出ることがほとんどなくなった。  そうなると、年齢のせいもあるかもしれないし、アルコールも飲まなくなったので、より夜の街とは縁が遠くなり、だから、昔よりも夜間に外出したとしても、帰る時は、できる限り早く家に着きたいような気持ちが強くなったような気がする。 階段の選択 自分にとっては夜遅くの時間帯に、渋谷駅で乗り換えることになった。  新

秋の虫が、突然鳴き始める夏の夜。

 毎日のように暑いと、そんなことはないとわかっていても、これからもずっと暑く、年末にかけて、さらに暑くなるのではないかと思うこともあるけれど、それは、やっぱり暑い時の思考だと思う。 季節の変わり目 暑い季節には、寒いときの感覚を忘れていて、寒いときには暖かくなることが想像しにくくなる。それは個人的なことに過ぎないのかもしれないけれど、体感については、現在のことにすごく影響される。  だから、季節が変わっていくのは、とてもゆっくりで微妙なのだけど、時々、その変わり目がわかる

急に光を失った「コンパクトデジタルカメラ」の液晶モニター

 2020年の3月から、noteを始めて、毎日のように写真を撮るようになった。  携帯もスマホも持っていないので、以前、人から頂いた小さなデジタルカメラで撮影をしていた。  それは、ボディにファインダーがついていて、小さい穴のような部分に目を近づけて、直接に近い形で風景を見られるので気に入っていたのだけど、かなり古いせいもあって、2回落としたら壊れてしまった。  もう修理もできないようだった。それで、そのカメラは残念だけど、諦めることになった。 コンデジを購入する そ

「台風と、感染者数2週連続減少」。2024.8.17。

南海トラフ地震の警戒の話が出たと思っていたら、今週は台風も来た。  今日は晴れたが、これからまたいつ台風が来るのだろう、という不安は年々強くなっているような気がする。 暑さ 暑い。  朝から暑い気がする。  午前9時前に家を出たら、やっぱり暑い。  ちょっとぼんやりするような感覚。  駅に向かっていって、それほど人通りもない。  うちの近くの高校に通う高校生2〜3人とすれ違ったくらいだった。まだ夏休みのはずだから、部活動か何かだろうと思う。 客 駅に着くまで

バスを待って、不安になるほどの時間が過ぎてから、バスが来た夕暮れどきのこと。

 久しぶりに誰も住んでいない実家に行って、リュックも重く、カバンも重く、微妙に腰にダメージが蓄積しそうだった。  帰りは坂道を下って5分くらいで、広い道路に出る。  その道路を信号が変わるまで待って、渡って、そこから15分以上歩いて、最寄りの駅に行くのだけど、今日は、道を渡る前にあるバス停を見て、バスに乗ろうかと珍しく思った。それだけ荷物が思ったからだ。  道に出て、バス停まで30メートルくらい。  そこに着く前にバスが来てしまったら、次に来るまでに、またかなりの時間

味を確かめたくなる「チャレンジ飲料」

 スーパーに寄ると、妻から渡されたメモには書いていなくても、ほぼ必ず見回るところが、飲料関係の棚だった。 500mlのペットボトル 500mlのペットボトルの飲み物が並ぶのが日常の光景になってからも、かなりの年月が経っていると思う。昭和の時代に、最初にこのサイズの飲料が出たときは、ビンに入っていて、しかも「三杯ついでもまだ余る」というコマーシャルの言葉を覚えているから、一人で飲む量とは考えられていなかった。  しかも、家の冷蔵庫に入れて、食卓に並ぶものであって、今のように一

2年ぶりにうなぎを食べて、思い出したこと。

 年齢が高いほど、そういう感覚になるのかもしれないけれど、うなぎは、今でも、自分にとっては、ごちそうな印象がある。最近は、収入の低さもあって、値段の高いうなぎには、手が伸びにくく、気がついたら昨年は食べていなかった。  それが、最近、ご近所の方に、妻がたまたまうなぎをいただくことがあった。  すごくありがたかった。  誰かが言っていたと記憶している「客は情報を食べている」の中で、最も長く続いているのが、もししかしたら「土用の丑の日」にうなぎを食べるという習慣かもしれない

「南海トラフ監視強化」と、「コロナ感染、3ヶ月ぶり減少」。2024.8.10。

 突然の情報に思えた。  南海トラフは、関東地方からは遠い気がしていたら、翌日には、地震があった。   その地震で、南海トラフへの危機感は確かに高まった。 日差し 朝から、日差しが強かった。  本当に夏だと思える。  午前9時前に家を出る。  やっぱり暑い。 アイス 家を出て、駅に向かう。  今日は、近所の高校に通う学生らしき人たちと多くすれ違う。  運動部らしい格好と、歩き方。  途中で、すれ違った若い女性がモナカアイスを食べているのが、ちらっと見えた。

セミの抜け殻が「相席」になるほど、増えていた。

 なかなかセミが鳴かなかった。   一匹だけ鳴いたような気がして、それが2〜3日続いた。  いつもの夏は、ある日一斉に鳴くイメージがあったから、今年は違うのかもしれないと思ったときがあった。  それからしばらく経つと、そんなことを思っていたのを忘れるくらい、セミが一斉に鳴く日が続いている。 セミの羽化 夜中の12時頃、庭に面した家の壁でセミの羽化を見たことがある。  抜け殻は茶色い印象があったけれど、そのサナギは玄関の照明を受けて、透明にも見えた。そして、その背中が

「本当に鳥肌が立つカレーなのか」を確かめた

 レトルトカレーでも、おいしいのだと、改めて知るようになった。  それも、いわゆるカレーを作る専門家でなくても、その関わり方によっては、かなり新鮮でおいしく食べられるのも分かった。その一方でレトルトカレーとしては自分にとっては高額で、やっぱりごちそうに近い部分もあった。  ただ、外食としてこうしたカレーを食べるとすれば、もっと値段がかかるので、そう考えると、割安なのか、と細々としたことで悩まないくらいの収入があれば---と、こういうときに思ったりもする。 ホフディランの

電車の座席で、上を向いて、口を開けて寝ている人は、いい人に見える。

 東京・表参道。  おしゃれな街。  地下鉄を降りて、外へ出ると、個人的には、その通りによってはおしゃれすぎて、異世界に来たような気持ちがいまだにして、ちょっと気後れまでする。  東横線の渋谷駅がかわってしまってから、なるべく使わないようにしたけれど、そこから地下鉄に乗って表参道に行く場合は、半蔵門線を使うことが多くなったのは、それが乗り換える時間がもっとも短くてすむからだった。  それでも、東横線を降りて、少し高速のエスカレーターに乗って、地下鉄に乗るまで、どのルート