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読書感想 『50代で一足遅れてフェミニズムを知った私がひとりで安心して暮らしていくために考えた身近な政治のこと』 和田靜香 「無知の知の生かし方」
長くフリーでライターをしてきて、書き手としてはベテランだけど、政治に関しては、ここ何年かで初めて取り組み始めたのが著者だというのは知っていた。 そして、その著書も読んで、とても新鮮だったのは、もともとは政治に関しては知らないかもしれないけれど、知ろうとする意欲と、理解力、さらには取材力もあって、わかっていく過程が、おそらくは隠すことなく書かれていたからだった。 それは、読者の理解も促してくれる方法だったと思う。 同時に、バブル期は仕事もたくさんあっただろうけれど