JICAボランティア

錯覚によって「意味」が生じる

みなさん、こんにちは。

なぜ、朝礼で大声を出させる組織が存在するか

現在、親会社であるホールディングス傘下のグループ会社のメンバーと共に新たなビジョンを策定するというミーティングに参加していまして、私はその中でも浸透させる方法を考えるという役割なのですが、過去のビジョンを浸透させる取り組みとして、社内でビジョンを大声で唱和させていたという驚愕の浸透案を耳にしました。

そういうやり方って確かに

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ありがとうございます!!
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第3章 発展途上国の壁  19.アフリカで農業はできないと思ってた

▲野菜作り、水が問題

▲できたら分ける

 ソース作りからにわとり。食の渇望は暴走しだすと、エスカレートするばかりだ。ついに、
「宿舎の庭を耕し、畑にする!」
 と宣言!自給自足のハートに火を付けてしまった。

 野菜の種を首都ジブチで買い、昼の守衛のアデンさん、夜の守衛のムッサさんと一緒に畑を耕した。

 畑の野菜は、暑さに強い夏野菜の「ナス」。一度収穫が終わっても、枯れた苗に水をあげ続けてい

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第3章 発展途上国の壁  18.日本のソースが恋しい

▲道端にある屋台で食べる昼食 50フラン(30円)

 気づいたら、日本を離れて2カ月、職業訓練学校の仕事も始まり、この一軒家である宿舎での生活にも慣れてきたのだろうか、なぜか無性に日本のソースの味が恋しくなった。これは食のホームシックだ。

 やはり、生まれてからずっと親しんでいた言葉や食べ物、つまり日本語と日本食がずっと無いという状況や環境はかなりのストレスだ。日本に住んでいたら、すぐにコンビ

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第3章 発展途上国の壁  17.ジブチの青年教師たち

▲イブラヒム先生〔自動車整備〕(20代)とアトリエ工具置き場にて

 アリサビエ職業訓練学校に赴任して、交流が深くなったのは生徒よりも先生かもしれない。世代が近いこともあり、いろんなことをよく話す。
 私と同じ自動車整備科の20代のイブラヒム先生は頻繁にレストランからの宅配サンドイッチをご馳走してくれる。しかも、宅配者は生徒。生徒を使いパシッている。そのご馳走してくれるサンドイッチが、フォア=肝臓

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ペルーと日本の間で

ペルーから一時帰国してはや5か月。あっという間過ぎる。

日本では新しい土地での生活をはじめ、そこでの人間関係を着実に築きつつある。

本当は自分がもっているSNSをうまく活用して発信活動をしていきたい所存なのに、なかなか身体が追い付かず、ずるずると先延ばしにしてしまっている。ペルーでの先延ばし族は日本でも健在だ。

今日、というか少し前から感じていたことを、noteなら肩ひじ張らずにかけるかなー

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うれしいです!
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第3章 発展途上国の壁  16.ジブチェンヌの夢

▲写真:体験クラスのジブチェンヌたち

 自動車の整備の仕事はジブチェンヌにも人気なようだ。

 アリサビエ職業訓練学校にも自動車整備科への入学希望の女子学生たちがくる。年度学期の初めに体験授業があって、その後に学科を決定していく。このシステムは日本も同じだ。今年度も、何人かの女子学生たちが、自動車整備科を希望し、体験授業の講師を担った。私の教え子として、将来、ジブチで頼れる女性メカニックになって

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第3章 発展途上国の壁  15.魚の釣り方を教えるよりも、魚を与える

アリサビエ職業訓練学校への初めての登校からの2日間は、慌ただしく、長いものだった。
 校長の熱意もよく分かったが、教育環境も大きな問題を抱えているのも分かった、人生初めての教師も務め、何より生徒達と打ち解けられたのがうれしかった。今では、生徒の顔を思い浮かべると、この子たちに良い未来を与えなければと奮い立たずにはいられない。
 しかし、あの何もないアトリエ。道具はおろか肝心の車もない。過去に揃えた

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第2章 自動車整備科存続の危機  14-2.アフリカ新米教師デビュー

いよいよ私の最初の授業が始まる。校長は私を生徒達が待つ教室へ案内した。アトリエの隣の教室である。校長の後をゆっくり歩いて行き、中を覗くと7名の1年生の生徒がいた。

 校長と一緒に私は教室に入った。生徒たちの足元に目をやると、皆サンダルを履いている。服装は半袖シャツだ。日本の自動車整備学校の授業は、長袖のツナギに靴は安全靴だ。こんなラフな軽装の生徒たちにとって、ホンモノの自動車整備の技能習得は、想

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第2章 自動車整備科存続の危機  14-1.アフリカ新米教師デビュー

ここジブチでは、木・金曜日が休日。日中の12時~15時はあまりに暑い時間帯なので、社会全体がお休み時間になる。学校・お店・病院等の公共機関も閉まる。

 社会機能が毎日一定時間停止する。日本ではありえないシステムだ。それがジブチである。

 アリサビエ職業訓練学校への初登校からの帰り道、

「自分にどれだけのことができるのか」

 一人歩きながら考えていた。これから始まる授業はどうなるのか、生徒達

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