国際開発ジャーナル社

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国際開発ジャーナル社

1967年の創刊以来、国際開発協力に関する動きを報道してきた日本で唯一の国際協力専門誌『国際開発ジャーナル』を発行しています。 https://www.idj.co.jp/cp-bin/wordpress/

マガジン

  • 国際協力業界の声

    国際開発ジャーナルスタッフが日々の取材の中で拾った業界の声を発信していきます。<更新:毎週月曜日>

  • 国会議員の目

    国際協力に詳しい国会議員が独自の視点から日本の国際協力の在り方を論じます<更新:毎週金曜日>

  • BOOK INFORMATION

    このコーナーでは、国際協力や国際開発に関連する書籍を紹介し、その内容やメッセージ、著者の背景などを解説していきます。<更新:毎週水曜日>

  • 本日のコーヒー

    毎日の生活に欠かせないと言う人も多いコーヒー。そんなコーヒーのお話を、開発の視点からご紹介します<不定期更新>

  • 国際開発ジャーナルNEWS 新型コロナウィルス情報

    国際協力業界における新型コロナウイルスに関する時事情報を発信していました<更新期間:2020年6月~2021年8月>

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国際開発ジャーナル社とは?

はじめに国際開発ジャーナル社は、“日本国内で唯一”の国際協力に特化した出版社です! 主に下記のような事業を行っています。 ✔ 専門雑誌『月刊 国際開発ジャーナル』の発行 ✔ キャリアガイドブック『年刊 国際協力キャリアガイド』の発行 ✔ 国際協力業界の人材支援  ・進路に悩む学生、就職や転職に悩む社会人のキャリア支援  ・人材不足にお困りの企業や団体への人材紹介 『月刊 国際開発ジャーナル』とは?概要 『月刊 国際開発ジャーナル』は、1967年に創刊しました。以来、50年

    • 【JICA Volunteer’s Next Stage】思い伝え輪を広げる~ボリビアの友人の教え

      ☆本コーナーでは日本で活躍するJICA海外協力隊経験者のその後の進路や現在の仕事について紹介します 古河 大輔さん ●出身地 : 栃木県出身 ●隊 次 : 2006年度2次隊 ●任 国 : ボリビア ●職 種 : 村落普及員 ●現在の職業 :一般社団法人カゼトツチ 代表理事 地元を持続可能な町へ  栃木県小山市で地域の人々の暮らしを支え地域活性化に取り組んでいるのが古河大輔さんだ。元々は、とちぎユースサポーターズネットワークというNPO団体に所属し、若者たちと栃木県全域で

      • 【国会議員の目】参議院議員 自由民主党 今井 絵理子氏

        食と栄養で日本はリーダーシップを 「ありがとうジャパン」の言葉を胸に 2021年12月、東京オリンピック・パラリンピックに連動する形で日本政府主催の「東京栄養サミット2021」が開催され、食と栄養問題への注目を集める契機となった。「国際母子栄養改善議員連盟」の事務局長として、関連政策のとりまとめなどを進めた今井絵理子参議院議員に、食・栄養をはじめとした国際協力への思いなどを聞いた 1983年沖縄県生まれ。1996年、SPEEDのメンバーとしてデビュー。2004年に長男を出産

        • 中国の海洋進出の危険性を警鐘

          『海の地政学―覇権をめぐる400年史』  著者である獨協大学教授の竹田いさみ氏は、かつて政府開発援助(ODA)事業を視察して示唆に富んだアドバイスをするなどの役割を果たしたことで知られている。教授の専攻は海洋安全保障、東南アジア・インド太平洋の国際関係、南洋と海賊の世界などで、1991年には『移民・難民・援助の政治学』(勁草書房)がアジア・太平洋賞の特別賞を受賞した。2011年には『世界史をつくった海賊』(ちくま新書)が国際理解促進図書優秀賞を受賞している。  海の覇権をめ

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        • 国際開発ジャーナル2021年1月号 再考 日本の保健医療協力
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          ¥300

        記事

          COP28ドバイ会合 日本政府交渉団のOECC加藤真氏が報告

          「化石燃料時代の終焉の始まり」を宣言 途上国の現場知る強み 日本も知恵の貢献果たす 国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(UNFCCC COP28)が2023年11月末から12月中旬にかけてアラブ首長国連邦(UAE)で開催された。これまで約20年間、締約国会議に参加してきた(一社)海外環境協力センター(OECC)理事の加藤真氏が気候変動対策の進展状況やOECCの取り組みについて語った。 (一社)海外環境協力センター(OECC) 理事・業務部門長・主席研究員 加藤 真氏 神

          COP28ドバイ会合 日本政府交渉団のOECC加藤真氏が報告

          【国会議員の目】参議院議員 れいわ新選組 天畠 大輔氏

          重度障害者の途上国派遣や招へい体制を整え、さらに積極的に 介助付き就労、「能力の社会モデル」の考えも重要 四肢麻痺・発話障害・視覚障害・嚥下障害のある天畠大輔氏は、「世界で最も重い障害をもつ研究者の一人」として活躍後、国会議員となった。国際協力機構(JICA)の「障害と開発」分野の研修での講演内容に、追加取材を加え、天畠氏のメッセージをお伝えする。 参議院議員 れいわ新選組 天畠 大輔氏 てんばた・だいすけ 1981年広島県生まれ。14歳の時、医療ミスにより、四肢麻痺・発話

          【国会議員の目】参議院議員 れいわ新選組 天畠 大輔氏

          【BOOK INFORMATION】「アジアの世紀」に課題山積み

          『アジア開発史-政策・市場・技術発展の50年を振り返る(Asia’s Journey  to Prosperity: Policy, Market, and Technology over 50 Years)』 アジア開発銀行(ADB)は、アジア経済の歴史を独自の視点から分析した本書(英語版は無料でダウンロードが可能)を出版した。編集・執筆に深く関わった中尾武彦・前総裁に刊行の狙いを聞いた。 (聞き手:本誌編集委員・竹内幸史) 民間企業と市場が大きな役割 ―3年がかりで編

          【BOOK INFORMATION】「アジアの世紀」に課題山積み

          高い案件マネジメント能力で民間企業の海外展開を支援【日本国際協力システム(JICS)援助をカタチに】

          「J・Partner」を通し独自の民間連携事業にも注力 調達代理機関として活動領域を広げる(一財)日本国際協力システム(JICS)。長年取り組んできた民間連携分野でも、これまでの業務で培ってきたノウハウとネットワークを背景に国内で、そして開発途上国で活発な取り組みが続いている。その内容を追ってみた サービスの多角化  日本を代表する調達代理機関であるJICS は、今年4月、設立から35 周年を迎える。この間、政府開発援助(ODA)を主体に150 カ国以上で業務展開しており

          高い案件マネジメント能力で民間企業の海外展開を支援【日本国際協力システム(JICS)援助をカタチに】

          【国会議員の目】参議院議員 日本共産党 井上 哲士氏

          ODA大綱の精神で本来の役割を 住民合意、温暖化・ジェンダー対策も重要参議院議員 日本共産党 井上 哲士氏 1958年5月生まれ、広島県で育つ。京都大学法学部卒。代議士秘書、「赤旗」記者などを経て2001年、参議院議員(比例)に初当選し、現在、4期目。党参院幹事長・参院国対委員長。参院外交防衛委員会、ODA特別委員会、倫理・選挙特別委員会に所属。アムネスティ議連副会長、国連人権活動協力議員連盟副会長のほか、国連難民高等弁務官事務所議連、核軍縮・不拡散議連などでも活動。 ※本

          【国会議員の目】参議院議員 日本共産党 井上 哲士氏

          【BOOK INFORMATION】効果的な農業開発事業を提案

          『貧困改善・食糧自給をめざすODA農業開発』 国の安全保障にもつながる食糧の安定供給は開発途上国の長年の課題だ。それに寄与する農業開発ではその国の土地、水、人などの資源を最大限活用することを目指している。本書の著者であり、日本工営(株)の技師長である河原行弘氏が、本書の解説とともに農業開発の課題と今後の見通しを語る。  世界的な課題とされる食糧・水危機問題と貧困の解決には、政府開発援助(ODA)による農業開発支援が多大な貢献をしてきた。一方、農業開発事業の実施には技術的、行

          【BOOK INFORMATION】効果的な農業開発事業を提案

          【クラウンエイジェンツ・ジャパン(株)】 若手社員インタビュー

          「自分ならでは」のカラーと幅広い分野にわたる知識・経験を身につけて信頼される調達のプロフェッショナルを目指す 1833年に英国で設立されたクラウンエイジェンツ(CA)は、現在世界約40 カ国に事務所を置き、各国政府、国際開発機関、民間企業をパートナーとして100カ国以上で開発業務を展開する公共調達専門機関だ。日本製品の調達や検品などの役割を担うため、1967年に日本拠点を設立、1987年からは外務省によるノン・プロジェクト無償資金協力に調達代理機関として従事している。201

          【クラウンエイジェンツ・ジャパン(株)】 若手社員インタビュー

          【国会議員の目】衆議院議員 立憲民主党 中川 正春氏

          人権外交の意思を明確に示せ ミャンマー民主化勢力との信頼醸成も重要衆議院議員 立憲民主党 中川 正春氏 1950年、三重県生まれ。米ジョージタウン大学外交学部卒。国際交流基金、三重県議会議員を経て、1996年、衆議院議員に初当選(現在9期目)。民主党政権で文部科学大臣、防災担当大臣、男女共同参画担当大臣、内閣府特命担当大臣(定住外国人政策担当)を歴任。「ミャンマーの民主化を支援する議員連盟」「『人権外交』を推進する議員連盟」会長、「日本語教育推進議員連盟」会長代行。 ※本記

          【国会議員の目】衆議院議員 立憲民主党 中川 正春氏

          【BOOK INFORMATION】すべての人に技術革新の恩恵を

          『経済学のパラレルワールド―入門 異端派総合アプローチ』 近年の経済学では、新古典派経済学と呼ばれるミクロ経済学系統が主流派とされている。そうした中で、大学では学ぶことのできない“異端派”の経済学説を集めたのが本書だ。本書で「イノベーション」に関する学説を執筆した政策研究大学院大学(GRIPS)の飯塚倫子教授に、途上国開発におけるイノベーションの行方を聞いた。 セミナーで知見を共有 ―― 途上国開発や社会的課題の解決においてイノベーションの重要性が叫ばれて久しいですが、そ

          【BOOK INFORMATION】すべての人に技術革新の恩恵を

          【JICA Volunteer’s Next Stage】エチオピアでの衝撃から決心―困窮子育て家庭との「つながり」を生み出す

          ☆本コーナーでは日本で活躍するJICA海外協力隊経験者のその後の進路や現在の仕事について紹介します 栗野 泰成さん ●出身地 : 鹿児島県出身 ●隊 次 : 2014年2次隊 ●任 国 : エチオピア ●職 種 : 体育 ●現在の職業 :一般社団法人チョイふる 代表理事 支援を本当に必要としている層に届ける  「よし!いけいけ!」。日曜日に、(一社)チョイふるの事務所を訪れると、何やら楽しげな声が聞こえてきた。中では小学生の女の子がパソコンに向かって喋っていた。彼女はオン

          【JICA Volunteer’s Next Stage】エチオピアでの衝撃から決心―困窮子育て家庭との「つながり」を生み出す

          【国会議員の目】衆議院議員 自由民主党 英利アルフィヤ氏

          人権を守る国際社会を次の世代に引き継ぐ2023年4月に行われた衆議院千葉5区補欠選挙で初当選したのが、英利アルフィヤ氏。ウイグル出身でトルコ系(ウイグルとウズベク)の両親を持ち、国連での勤務経験もある。多様性の重要性を訴え、外交・安保の重要テーマとして人権外交と法の支配を掲げる英利氏に聞いた。 衆議院議員 自由民主党 英利 アルフィヤ氏 1988年福岡県生まれ。父はウイグル系日本人、母はウズベク系日本人。1999年に家族で日本に帰化。2012年に日銀入行、2016年国連へ。

          【国会議員の目】衆議院議員 自由民主党 英利アルフィヤ氏

          【BOOK INFORMATION】食・農・環境から未来を見通す

          『食・農・環境 SDGs―持続可能な社会のトータルビジョン』 深刻化する気候変動問題など、持続可能な開発目標(SDGs)の達成への課題は山積みだ。そんな中、人間の生活に直結する食や農業では地域文化の価値を見つめ直す“グローカル”な動きが広まりつつある。本書を上梓した古沢広祐氏が、本書の要旨とともに現代社会の課題を語る。 ☆著者のnoteはこちらから  私はこれまで、1992年の国連環境開発会議(地球サミット)や2015年に持続可能な開発目標(SDGs)が採択された現場など

          【BOOK INFORMATION】食・農・環境から未来を見通す