小学校で初めての授業!!
大学では何度か授業をしていたが、今回初めての小学校での授業。
3年前はいきなり授業を任されることが多かった。今は、ある程度予想ができるから事前に準備をすることができる。
昨日、2年生の授業の補助に入った時、とも!教えて~と言われたので笑顔で断った。でも補助するから一緒にやろうね!と。
そしてお互いに新しい単元の教材準備をしていなかったこともあり、1年生の復習からやろう!ということになった。(新学期、初めての授業なのでそれもありかと、私も提案したら向こうもそう思っていたとなり、即決。)
3分くらい打ち合わせして授業を行うことに。授業内でも私に聞いてくれ、一緒に進めていくことができた。
繰り上がりのある足し算のやり方ばっちり!!教え方もばっちり!!
ということで今日は、新しい単元に入るだろうと思い、教材を前日に準備。
そして、きっと授業も頼まれる可能性もあるだろうと思い、一応授業の流れを考えて準備しといた。(3年前の教訓。)
そして授業前。とも!!教えて~と。今回は、やり方を伝えながら授業を進めていくより、自分がやって見せる良い機会だと思い、引き受けることに。
その代わり、授業に一緒に参加して助けてね!と約束。
まずはおさらい。
3年前に作った教材を保管しといてくれたので、今も活用。この教材はアフリカ隊員から教えてもらった教材。リングノートでどんどんめくっていけばフラッシュカードのように使うことができるからすごく使いやすい!!
そして昨日の繰り上がりのある足し算を復習した後、
2年生の単元へ!!!
数を比べたり、表を使ったりする単元で、フルーツが出てくるのだけど、普通に出しても面白くないので、、、
何の果物があるか当ててもらうことに!そのあとちらっと見せたりして!何でしょう?とやったらめっちゃ盛り上がった(笑)
そしてこれだと見づらいよね~どうしたらいいかなあ?と聞いて並び替えてもらうことに。
ぐちゃぐちゃしている所から種類ごとに並び替える。
そして少し並び方を変えさせてもらって。
マンゴーとパパイヤは同じ高さだけど同じ数ってことかなぁ?と投げかける。
同じ~と最初はみんな騙されてたけど。(可愛い(笑))
あれ?と気づき、説明してもらうことに。そしてパイナップルとバナナも同じ高さだけど、数が違うと気付かせたところで、表の出番。
私のラオ語で子どもから上手く答えが引き出せなかったけど、写真だと大きさが違ってしまうので、同じ大きさの〇で表せばいいと気付かせたかった~。
ここからが大変。日本だったら教科書の表に直接書き込んだり、印刷した表をノートに貼って書いたりすることができる。
けどここはラオス。一人一冊ない教科書。そして使いまわしができるように教科書に書き込むことは許されていない。
印刷をすることはできるが、紙が限られていたり、ノートに貼るとなるとノリがない。などの色々な壁が、、、
きっと難しいだろうと思いつつ、ノートに書かせてみることに。
なぜならこの単元は実際に書いてみないとその良さや見やすさが分からないと思ったからだ。
しかし、自分だけさーっと進んで書いてごらん!だと絶対にできないので、はい、まずは横に15マス線引くよ~!そして下に13マス引くよ~その後は、3マスずつ線を引いてね~!と一つずつ一緒に説明しながらやることに。
やらせているときは、やっぱりやめればよかったかなぁと思いながらも、先生も補助してくれ何とか完成。
子どもも頑張って書いてくれてた!!上手👏
1つだけ、一緒に表の書き方をやった後、できるかなぁ~?と子どもに考えさせてみたら、みんなできていた!!!
表を作るのが楽しいみたいでみんな満足した表情だった。
なるべくその場で評価をしてあげたいので、机間指導しながら花丸をプレゼント!!!
ラオスには花丸の概念はない。いつも数字の10が満点で評価される。
時には数字で評価しなくていいときもある。この単元で減点する必要はない。
できていたらみんな花丸。そしてその意味は10と一緒だよ!と。
みんな花丸でもいいじゃないか!!!(笑) 自己肯定感マックスだよ。
ということで無事に授業を終えた。
感想はただただ楽しかった。もっとラオス語がスムーズだったらなぁとは思うが、今回は先生もいてくれて通訳してくれたので助かった。
そして子どもはみんな勉強したい!褒められたい!と思っていることが分かった。
環境で勉強をしたいと思えなかったり、先生が授業に来なかったり、準備をしてなかったり、の積み重ねで子どもは変わっていく。
規律って本当に大事なんだなぁと思った。
小学校も慣れてきて子どもたちもなついてきた。少しずつできることを探しながら自分自身も挑戦していきたい。
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