JICA海外協力隊:選考時の問診票・健康診断

こんにちは。
今日は私も悩みに悩んだ健康診断について書こうと思います。

協力隊は健康第一

一次先行の中にあるもの、それは書類選考と健康診査です。
私は特に健康診査が大切だと思っています。
先輩から聞いた話だと、
協力隊は税金で賄われているから、
JICAとしては、「体調不良で途中で帰ってきてもらっては困る。任期を全うしてほしい。」のだそう。

それもあり、今まで落ちた人の話を聞いていても、
健康理由で落ちたという人はすごく多い印象です。
途上国で活動するため、一度派遣されるとそう簡単には受診できません。
ちょっとした貧血もマラリアにかかると命とりと聞いたこともあります。
女性隊員の場合は、生理不順や貧血などでも不合格なこともあります。

その他、治療中で症状進行中の病気についても、派遣不可となることが多いようです。
詳しくはこちらのHPを見ることをお勧めします。

どうする?問診票

協力隊の応募には、自分で申告する問診票と医療機関で書いてもらう健康診断書があります。

医療機関での受診が必要な健康診断書は、日頃から生活習慣を見直して、できる限り健康な状態で受けるしかないと思います。

一方で、問診票は....
基本は自己申告です。
この問診票、既往歴や現病歴を書くと不合格になるのではないか...と不安になりますよね。
わたしもかなり迷いましたし、私自身もピルを飲んでいたのでそれだけで不合格になるのではとも思いました。

結論から言うと、「全て包み隠さず申告する!」です。
それは、JICAのウェブページにもありとあらゆるところに書いてあります。
「未申告の傷病が判明した場合、派遣取りやめになる場合があります」と。

私の場合、
当初は月経コントロール目的で、月経はあまり大変な方ではなかったけれど、月経困難症としてピルを処方してもらっていました。
途中で子宮内膜症疑いもありましたが、ピル内服を継続することで、改善することができていました。
「継続内服により安定していた」からこそ合格できたのだと思います。

健康診断について

応募時、問診票提出と同時に健康診断を受診し、その結果も提出する必要があります。
健康診断結果は1週間程度かかることが多いので、
応募時は時期を考えて受診する必要があります。
私の場合、ネックとなるのは 貧血の数値HbA1cでした。
毎年の職場の検診の数値があまりよろしくなかったからです。
女子は貧血の数値で不合格になる人もいると聞きます。
貧血の数値・HbA1cともに結果が出るまで2ヶ月程度かかることが多いので、
検診受診2ヶ月前から食事や運動習慣などを整えて、
健康診断に臨みました。

ちなみに、合格後〜訓練所入所前にも
健康診断がもう一度あります!

ちなみにわたしの場合は、
締め切りが近かったので、
応募の際は品川イーストクリニック
訓練所入所前は錦糸町ハートクリニックに受診しました。

品川イーストクリニックは、少し高いし時間はかかりますが、その後jicaに直接クリニックから提出してくれたので、楽でした!
錦糸町ハートクリニックは、jicaの補助金額に収まる値段で、検査結果も早かったです!

泣きました。合格後の新規傷病…

結論、応募時の時点でもれなく報告しましたが、
実は訓練後、派遣までの間に子宮頸がん検診に引っかかり、
定期的な再検査が必要になってしまいました。
同じように、子宮頸がん検診で派遣が遅れる人も多いようなので、
また改めて、それについて記事を書けたらと思います。

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