変則的なキーコードは魔性、正規のキーコードは神性と仮定しても、掛け合わせがすぎればすべてのキーコードが埋まるのだ。よって雑種ほど神性とは程遠いものになるが、それはある種の『中庸性』になるのだろう。また、神性のキーコードと、魔性のキーコードを持った稀有な存在もいたのかもしれない。完
余談:『己のキーコードの見方』の規則に従わないキーコードは、神そのものが作成したとは限らないものだと推測する。王仁三郎氏によれば、神から生まれずに自然発生した神もいるということから、この結論に至った。しかし、種族の交配が進むにつれて、キーコードは網羅されていったものだと思われる。
江戸の闇に巣食う怨霊や妖魔、昼と対なす穢土。 その魔を斬り払う闇の稼業、魔斬。金銭で退魔を請け負う元締・浅草弾左衛門。武家で唯一の魔斬人・山田浅右衛門。昼は罪人の首を斬り夜は怨霊を斬る。 2023年オール讀物中間発表までの作品。その先に続く連作を含め、近日、アルファポリス御開帳。