実家に置いた本を片付けた
実家の整理をした時、保存していた大量の本をまとめて古本屋に引き渡した。それらは長らく実家に放置されていた本であり、帰ったときにも殆ど目も通さなかったものである。にもかかかわらず、ずっと処分できないものだと思っていた。蔵書というのは自分の生きた証であり歴史そのものであると思い続けていたからかもしれない。
だが、母が亡くなり実家にあった自分のものを今の家に引き上げざるを得なくなったとき、本の9割5分以上を処分してしまった。我ながらそんな決断があっさり出来たことに少し驚いた。