たいいりょう
生きるということ それは 苦しみを ありのままに 受け入れること 生きざま それは どう生きたかではなく どう生きるかということ 今を生きる このかけがえのない生命(いのち)を ほんのひとときも 無駄にせず 懸命に生ききる それが 生きざま わたしの生きざまは 言葉 拙い言葉を紡ぐしか 生きるすべをしらない でも たどたどしくても いいじゃないか 純粋でさえあれば 濁ってさえなければ わたしの生きざまは わたしの生 わたしの生きざまは わたしの死 そんな生きざま いちどきりの 乗り物 たいいりょう
恐怖は、私の友だち。
幸せだった、あの頃へ。
彼の言葉は、魔法の呪文。
故郷の月 こころに沁みる 懐かしい 陳腐な言葉 ぽっかり空いた こころの傷 今宵は ディオニュソスに 肉を喰らわせよう 故郷の月 涙で 滲んで 目に 沁みる たいいりょう
あなたは どうして こんなにも早く 古橋を渡ってしまったのか 忘れない はにかんだ笑顔 あの愛くるしい 仕草 あなたがいることで わたしは 生きる勇気を もらえた これからは 遠くて近い場所から わたしを見守っていて わたしも もっともっと 話をするから ありがとう お母さん たいいりょう
彼は、ボヘミアン。
真実とは、愛のこと。
亡くなった娘は、成長していた。
こころの目で、すべてを見る。
生きるんだ。
夢を見た 浅い夢だった 頭のてっぺんから 聴こえる 亡き父母の話し声 今朝 有名女優に会ったばかり なのに わたしの体は 金縛りにあったかのように 硬直していた 耳に流れ込んでくる 大量の音声 まるで ラジオ番組を聴いているようだ 目が覚めると 体は解き放たれ 記憶は 遥か彼方に 消えていた たいいりょう
私も、あの蓮の花のように強く生きたい。
夜空の果てには、何があるのだろう?
こころは、変幻自在。
星は、遠くて近い。
愛のかたち。