ズルいほどに。

ムギちゃん(♀/柴犬)は知ってます。
どうやってかわいがられるか、知ってます。

先日の夕方、所用を済ませ自宅へ急ぐ道すがら、ムギちゃんのお散歩に遭遇。

なんとムギちゃん、一足先に郵便配達のお兄さんを足留めさせてました。

とめていただけでなく、スクーターから降りて、持っていた封筒や葉書をバックに戻し、ヨシこい！とばかりに、両手でワシワシ撫でていらっしゃるじぁーありませんか。

配達は一先ず置いておいて、、、
本気感、半端ない。

そいでもってムギちゃんたら、もー見た目も反則。お口にお気に入りのおもちゃを咥えてて、なんだか、上目遣いで、ズルすぎるほどに可愛いの。

しばらくの間、撫でてもらっていたようで、
飼い主さんが申し訳なさそうに、郵便屋さんにお礼と仕事を止めてしまったことを平謝り。
郵便屋さん、ハッと我に帰って、本業へ。
で、そろそろ行くよとばかりに、ムギちゃんのリードを引っ張って合図。

するとムギちゃん。横で眺めていた私に気づいて、くるりと私の元へ。

えっ、私もいいの？
あらあらと困った風を装いながら、
(一応遠慮しつつ、本音はワシワシしたい‼︎ よくぞいらっしゃいました。なんなら、お待ちしておりました)
私もヨシこい！とガッツリ撫でます。
撫でずにはおられません。

二重のつぶらな目、むちっとしたもふもふボディ、尻尾フリフリで、おもちゃ咥えて、目の前に立たれたら、貴方の奴隷ですわ、当方、何でも致します、はい。

近くにいる人をみな虜にしてしまう、魔性の可愛さですよ。

ところでムギちゃん。
ご自宅から数歩歩いたところでこれって、散歩させる飼い主さん、大変だ〜。
愛想が良くて、甘え上手、ズルいほどに可愛いを知っている罪な犬、ムギちゃん。

毎日でもお散歩タイムに遭遇したいです。