限りなく透明に近いブルー

『限りなく透明に近いブルー』を読み直す。

『限りなく透明に近いブルー』を再読する。再読というか、20代このかた何度となく読み返しているので正確には何度めか判然とせぬが。ただし今回は2009年に出た新装版。解説が三浦雅士(なぜか名義は今井裕康だったが)から綿矢りさになり、「年譜」が割愛され、表紙がかわっている。

旧版の表紙。単行本とほぼ同じ。武蔵野美大中退の龍さんが自ら描いた。あとがきによると、リリーをモデルにしたものらしいが、お世辞にも

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ありがとうございます!
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限りなく0%に近いブラック|ふあんクリエイターの推理日誌 #35

カフェインこわい

 大人になってコーヒーを飲む機会が増えたのだが、心身の不調が出始めたころからコーヒーを避けるようになった。コーヒーに含まれるカフェイン成分が交感神経を刺激する作用があるらしいと知り、緊張しやすいわたしには、これ以上の興奮は不要だと感じるようになった。

 コーヒーの香りや味わいが好きなので、これは残念なことなのである。ちなみに、ブラックが好みである。

ミッション「突然のカフェ

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隅っこ、なんか落ち着くなー♩
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とにかくQOLを向上したい人の牛肉のたたき

はーい QOLブチアゲお姉さんだよ

本日はまさにQOLブチアゲの食いもんを紹介しよう。

みなさん生肉は好きですか?
わたしは肉は生に近ければ近いほど好き。
限りなく生に近い肉。

ただほんとに生で食べちゃうと食品衛生上良くないのでたたきにするよ。

やっすいやっすい外国産の赤身の牛肉があったらしのごの言わずに買っておこう。

『ピチッとシート』知ってますか。
それはどんな安く固い肉でも熟成肉に

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ぽなちゃんが喜び倒しています
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インド・インドア

悪いことして痛い目みて
インドで価値観変えような!

ステイホームインドアインニッポン

『限りなく透明に近いブルー』村上龍 「トラウマになるよ」と、脅して

○はじめに

このnoteは、本の内容をまだその本を読んでない人に対してカッコよく語っている設定で書いています。なのでこの文章のままあなたも、お友達、後輩、恋人に語れます。 ぜひ文学をダシにしてカッコよく生きてください。

『限りなく透明に近いブルー』村上龍

【村上龍を語る上でのポイント】

①テーマを褒める

②文体に注目する

の2点です。

①に関して、村上龍の小説は現代社会に根差した問題

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ありがとうございます!あなたは天才です💃🏅🎊🎉🎈
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透明"で"ブルー

多摩川の河川敷一帯に、『玉川高島屋S.C.』を中心にする二子玉川は拡がっている。成城学園と田園調布という高級住宅街を後背に開発された、日本で最初のショッピングモールといわれている。

建築資材として、多摩川流域河川敷の玉砂利(=コンクリートを化学的に凝固させる際の"核"となる)を運搬する為に敷かれた玉砂利線=通称『玉電』は、東京オリンピックを契機に地下化(=東急新玉川線)され、かつて玉電の敷設され

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06 お気に入りの小説たち

本日は、お気に入りの小説たちを紹介していきたいと思います。

お気に入りの漫画、お気に入りの映画、と書いてきましたが、やっぱり好きなものを語る時間は幸せで楽しいし何よりその瞬間に救われた気持ちになれます。

そして最後の''お気に入り''シリーズとなりました。今回も決めきれなかったので四冊のみ!と制限をつけ、死闘に死闘を繰り広げた脳内会議によって決定した作品を紹介します。これは涙無くしては語れない

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ありがとう。届いてます🪐
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[感想]限りなく透明に近いブルー

序盤から目を背けたくなって、顔を歪めずにはいられない描写が印象的だった。文章からその汚さ、臭さ、残酷さが鮮明にイメージされた。読むのがこんなに辛い小説は初めてだったかもしれない。

主人公「リュウ」はそういった場面を目の前で見ていても、表面上は何も感じていないようで、冷静に見えた。でも実際は読者と同じように傷ついていた。その結果がラストスパートでリアルに描かれていた。

この本を今このタイミングで

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『限りなく透明に近いブルー』著:村上龍

全体を通じて

初めて読んだのは、14歳のときだった。私はご存知の通り、
全く集団生活に馴染めていなかったので太宰とか、「陰気な」小説を読んでいた。
(私が太宰で最も推せる『眉山』はまたこちらにアップします)

その流れで、めちゃくちゃな小説がひたすら読みたかった。

しかし、ピュアさが案外多く感じられて、芥川賞に相応しい、という感想をもった。
ただ無茶苦茶なだけではないのである。
村上龍は。

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そのままでいてくれ
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24、みんな自分を壊したい

村上龍の「限りなく透明に近いブルー」を読み終えた

ドラッグとセックスにまみれた若者たち。一般認知からすると実に退廃的な様を描いたものがたり。その鋭い表現と異様な空気感に思わずたじろいでしまう。`76年の芥川賞受賞作でもあり、少ないページながらにぎゅっと凝縮された濃密さ、そして言葉の置き方と配分が絶妙で圧倒的だった。情景を表す時の言葉遣い、ここにこの表現を置いてくるのか〜と、終始興味津々で見ていた

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あなたのおかげで強く生きれます。
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