Utaro/青沼ペトロ

[Dodidn*]Dry Shack(乾いた家)主宰。シンガー。ウェブ小説[架空の演劇…

Utaro/青沼ペトロ

[Dodidn*]Dry Shack(乾いた家)主宰。シンガー。ウェブ小説[架空の演劇の物語]公開中。1972年生まれ。千代田工科芸術専門学校【音響芸術科】卒業。https://dodidn.com Bluesky→@petroaonuma.bsky.social

マガジン

  • Utaro Notes更新情報

    執筆者Utaroの私的な、文学的な、サブカルと芸術に関する記録ノート。 https://dodidn.com/blg/

  • ウェブ小説サイト[架空の演劇の物語]

    青沼ペトロ書き下ろしのウェブ小説サイト。片田舎の町で演劇活動をする青年・平井文隆の物語。https://fictional.dodidn.com/

  • Dry Shack(乾いた家)関連情報

    Utaro/青沼ペトロの本拠地[Dodidn*]Dry Shack(乾いた家)。ポッドキャスト[青沼ペトロのバグるラジオ]の関連情報も。https://dodidn.com/

  • 青沼ペトロ【ショートフィルム】関連情報

    青沼ペトロとグリーン・ラビット・ラボラトリー製作の映像作品及びショートフィルムに関する記事情報。https://vimeo.com/user127934818

  • Utaroのセクシュアリティ教育関連

    スペシャルサイト[男に異存はない。性の話。]は、包括的セクシュアリティ教育に関するトピックについて綴っています。https://noobjection.work/index.html

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ブルーな春の星を書き替える

“Utaroの私的な、文学的な、サブカルと芸術に関する記録ノート”。 Utaro名義の文芸ブログ[Utaro Notes]を本日更新しました! 「ブルーな春の星を書き替える」。 アンディ・ウォーホルと伴田良輔さんにかかわる文献資料としていた本の中で、アメリカ人作家のイーサン・ケイニン氏の短編作品を読み、もうほとばしる汗とともに驚きというかショックというか、そんな興奮を味わって、大事なことに気づきました。その中味については、ブログの本文をぜひお読みいただければと。

    • 人新世とウイスキーと『化石入門』

      “Utaroの私的な、文学的な、サブカルと芸術に関する記録ノート”。 Utaro名義の文芸ブログ[Utaro Notes]を本日更新しました! 「人新世とウイスキーと『化石入門』」。 子どもの頃に読んだ小学館入門百科シリーズ『化石入門』(浜田隆士著)は、自分の中ではメジャー級の入門書で、少年期の活動的な空想癖を大いに駆り立てた本でした。 そのうちの「地質年代表」は、どれほど古生物学的なロマンを感じたか。 この地質年代に「人新世」を加えようじゃないかという学界のうごめきから

      • 伴田良輔「天国のフェイマス」

        “Utaroの私的な、文学的な、サブカルと芸術に関する記録ノート”。 Utaro名義の文芸ブログ[Utaro Notes]を本日更新しました! 「伴田良輔『天国のフェイマス』」。 “現代日本”にこれを書いてる私自身は、相当、ひねくれているか、美味いと評判のラーメン屋に「絶対並ばない」たちであることがうかがえる、いわゆる厭世家なのだろうと、客観的に思ってしまったりする。ここでいう“現代日本”とは、大変嫌味のある表現になってしまうかもしれないが、元総理の安倍晋三氏が居なくなった

        • 日々の某と「新潮新人賞」の備忘録

          “Utaroの私的な、文学的な、サブカルと芸術に関する記録ノート”。 Utaro名義の文芸ブログ[Utaro Notes]を本日更新しました! 「日々の某と『新潮新人賞』の備忘録」。 己の人生を深くも浅くも悟りたいという欲求に駆られる今日この頃。 ぱっと目についた「新潮新人賞」応募規定を備忘録としておいて、これを後ですっからかんに忘れ去るのもいい、いや、しつこく覚えておいて、ちょっとキーボードをカタカタネチネチと打ち込んでみて、はい、どうでしょう! なんていう日が来るかもし

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          人新世のパンツ論⑨―日本男児の終焉とスーパーな昭和50年代

          “Utaroの私的な、文学的な、サブカルと芸術に関する記録ノート”。 Utaro名義の文芸ブログ[Utaro Notes]を本日更新しました! 「人新世のパンツ論⑨―日本男児の終焉とスーパーな昭和50年代」。 こんなパンツ(下着)を穿くようになったら、日本の男も終わりだな…というような感覚が、世代間のギャップとして、昭和50年代にあったようです。今ではごく普通に出回っているカラフルなショーツが、当時はとても斬新で、男性が穿くモノではなかったと。 面白いことに、パンツ(下着

          人新世のパンツ論⑨―日本男児の終焉とスーパーな昭和50年代

          人新世のパンツ論⑧―パンツのモリとエイセイ

          “Utaroの私的な、文学的な、サブカルと芸術に関する記録ノート”。 Utaro名義の文芸ブログ[Utaro Notes]を本日更新しました! 「人新世のパンツ論⑧―パンツのモリとエイセイ」。 人新世のパンツにおいて大事なのは、身だしなみとおしゃれ。その感覚を身につけること。今回は、身だしなみ、とくにパンツで包み隠している部分の衛生について展開してみました。

          人新世のパンツ論⑧―パンツのモリとエイセイ

          三島由紀夫「言ひがかり的抱負」を読んで

          “Utaroの私的な、文学的な、サブカルと芸術に関する記録ノート”。 Utaro名義の文芸ブログ[Utaro Notes]を本日更新しました! 「三島由紀夫『言ひがかり的抱負』を読んで」。 三島由紀夫の「全集未収録の随筆」だという昭和22年の「言ひがかり的抱負」が、この度の『新潮』(2024年7月号)に全文収録され、これを読むことができました。 当時の新聞「新夕刊」に寄稿された随筆だということです。 三島自身がこれから作品として書いてみようじゃないかという標榜…その具体的

          三島由紀夫「言ひがかり的抱負」を読んで

          映画『モロッコ』とディートリヒ

          “Utaroの私的な、文学的な、サブカルと芸術に関する記録ノート”。 Utaro名義の文芸ブログ[Utaro Notes]を本日更新しました! 「映画『モロッコ』とディートリヒ」。 映画の誕生が、まるでディートリヒのためにあったのではないか、と思うくらいに、映画女優としてのマレーネ・ディートリヒの存在は稀有であった…。 日本の映画史としては、初めての“字幕付きトーキー映画”としてよく知られているジョセフ・フォン・スタンバーグ監督の映画『モロッコ』(1930年)でマレーネ・

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          「小説すばる新人賞」に関する意欲的な備忘録

          “Utaroの私的な、文学的な、サブカルと芸術に関する記録ノート”。 Utaro名義の文芸ブログ[Utaro Notes]を本日更新しました! 「『小説すばる新人賞』に関する意欲的な備忘録」。 集英社様が主催する「小説すばる新人賞」の過去の募集要項を備忘録としてみました。 もしこれに目を通していただけたならば、単に目くらましか、あるいはなんとなく遠回しな「何か」だなということは察知していただけるかもしれません。が、なにぶん個人的なことなので、まあ、どうでもいいや、と思われて

          「小説すばる新人賞」に関する意欲的な備忘録

          ヘミングウェイを買いに東京に行く

          “Utaroの私的な、文学的な、サブカルと芸術に関する記録ノート”。 Utaro名義の文芸ブログ[Utaro Notes]を本日更新しました! 「ヘミングウェイを買いに東京に行く」。 私の地元の書店さんには、ヘミングウェイの文庫本が置いて無かったという話。ならば、東京へ行って、ヘミングウェイを買ってこようと…。 さしずめ新刊本はともかく、ちょっと古めの作家さんあたりになると、たちまちそれらの作品の影が消えてしまうというリアル書店不遇の時代。片田舎の本屋さんで、intell

          ヘミングウェイを買いに東京に行く

          人新世のパンツ論⑦―ラグジュアリーなランジェリー

          “Utaroの私的な、文学的な、サブカルと芸術に関する記録ノート”。 Utaro名義の文芸ブログ[Utaro Notes]を本日更新しました! 「人新世のパンツ論⑦―ラグジュアリーなランジェリー」。 Threadsさんが私のポストを検索できなくした理由は、どうやら、このシリーズ「人新世のパンツ論」の、ブログカードに用いている画像(この上にある画像)が、規約上の公序良俗の視覚的に“引っかかった”ようです。それらのポストを削除してみたら、ふつうに自分のポストが検索できるようにな

          人新世のパンツ論⑦―ラグジュアリーなランジェリー

          Threadsポスティング無期限休止の件

          “Utaroの私的な、文学的な、サブカルと芸術に関する記録ノート”。 Utaro名義の文芸ブログ[Utaro Notes]を本日更新しました! 「Threadsポスティング無期限休止の件」。 この度、青沼ペトロは、Threadsのポスティングの「無期限休止」を決めました。 詳しいことはブログで。

          Threadsポスティング無期限休止の件

          人新世のパンツ論⑥―虎の尾を踏むパンツ

          “Utaroの私的な、文学的な、サブカルと芸術に関する記録ノート”。 Utaro名義の文芸ブログ[Utaro Notes]を本日更新しました! 「人新世のパンツ論⑥―虎の尾を踏むパンツ」。 前回に続き、昭和時代の女性週刊誌の記事から各メーカーの男性下着を紹介。 本当にこれを見ていて、70年代の写真であるのに、古さを感じません。パンツが古いなあという感じがしない。というかその頃既に、人類が穿くべきパンツは進化の最終章だったのでは? とも思ってしまう。 ただ、受け止める側が、

          人新世のパンツ論⑥―虎の尾を踏むパンツ

          人新世のパンツ論⑤―あなたの彼にいかがですか?

          “Utaroの私的な、文学的な、サブカルと芸術に関する記録ノート”。 Utaro名義の文芸ブログ[Utaro Notes]を本日更新しました! 「人新世のパンツ論⑤―あなたの彼にいかがですか?」。 昨年12月に第4回の「人新世のパンツ論」を書いて、今年最初のシリーズ第5回。小説を書けといわれたら、キーボードを打つ手が止まってしまうのに、パンツのことを書くとなると、どうしてこうどんどん字数が増えていってしまうのか、不思議です。 今回は、昭和50年代の女性週刊誌の企画をきっかけ

          人新世のパンツ論⑤―あなたの彼にいかがですか?

          『バタアシ金魚』のこと

          “Utaroの私的な、文学的な、サブカルと芸術に関する記録ノート”。 Utaro名義の文芸ブログ[Utaro Notes]を本日更新しました! 「『バタアシ金魚』のこと」。 望月峯太郎(望月ミネタロウ)原作の漫画を映画化した『バタアシ金魚』(1990年公開)。ここに登場する主人公の男子高校生が、まあ、奇天烈。恋を振り回し、愛を振り回し、一方通行で無我夢中になる様は、むしろ怖ささえ感じる。しかし、そんな危なっかしい奴に対してさえ、心というのは折れるものなのか、いや、変わるもの

          『バタアシ金魚』のこと

          [架空の演劇の物語]を書き終えて

          “Utaroの私的な、文学的な、サブカルと芸術に関する記録ノート”。 Utaro名義の文芸ブログ[Utaro Notes]を本日更新しました! 「[架空の演劇の物語]を書き終えて」。 青沼ペトロのウェブ小説サイト[架空の演劇の物語]を先日書き終えて、演劇に対する個人的な諸々の判断をここに記しておきました。 過去の自分史を消し去りたい、という思いがあって、この小説を書いたように思います。矛盾しているようだけれど、書き残すということは、“架空”で上書きし、本当の自分史を消す作

          [架空の演劇の物語]を書き終えて