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【私の幸福論】刺激の強い幸福論

宿命的なアイロニーとしての「比喩」の文学——福田恆存の芥川龍之介論

1か月前

「この星の記憶」

¥800

福田恆存と三島由紀夫の違い

リアリティ、この劇的なるもの

¥100

神無くして原罪あり  ー芥川と太宰ー

黒岩徳将句集『渦』一句鑑賞と十句選

3か月前

福田恆存の一文から「芸術の天才」について考える

行間に割りこむ

4か月前

感想 チャタレイ夫人の恋人

「私の幸福論」教養について

近代文学者としての福田恆存

¥150

燃えるストイシズム(大原富江・「婉という女」)

2か月前

「ハムレット」と「こころ」 ー近代文学の始まりにおける"宿命"ー

日本に素晴らしいところがたくさんあるところと、日本には致命的ともいえる欠陥があるところは相互補完ができないこと どれだけ日本に他国から見ればうらやむようなものがあったとしても、それで日本の弱点が帳消しになることはない 弱さを認めることは想像以上に難易度が高いことと思う

2か月前

死んだミューズ

コロナ禍で音楽家を辞めて一般企業に就職→異例のスピード出世、それでも夢を諦めきれなかった私が取った行動とは? ヤマモトダイキ~過去編②~

「ヴェニスの商人」(福田恆存[訳])

福田恆存に学ぶ

自然や社会が人間、個人に与える害に対する防衛装置をできるだけ完璧なものにしようと努めること。近代文明について、おそらくこれ以上適切な定義はもめられまい 近代の文明とは人間に降りかかる害を極力減らそうというシステムということだろうか? 文明はあくまで人のために存在しているもの?

1か月前

日本人は西欧が試して成功した保証付きのものばかりを輸入してきた それ故か、未知に挑もうという冒険心を失ってしまったのではないかと聞いた 近代日本人の脆弱性とは正しいかどうかわからないことに挑もうとしない一方で自らは正しくて何でも知っていると思いあがっていることだと福田は述べていた

2か月前

【文字】もしも、歴史的仮名遣いを使っていたら?

緊張に耐えられない個人の弱さ、これが日本人の弱さだと聞く 精神の自立を好況時のみ求め、不況のときは贅沢だの、理想論だのと言い、幼稚で未熟な姿勢を公正なものとして受け入れろと開き直ったところに日本人の未熟さがあるとも聞く 個人が責任放棄が個人の責任過多をも生んでいる

2か月前

『文藝春秋』で「保守とリベラル」連載担当します。

8か月前

自分の考えは人間のことを考える所謂「人間観」を根源に置いていると思う 福田恆存に惹かれているも彼が人間観から出発しているからかもしれない 国家や政治を考えるのも、経済や貨幣について述べるのも、福祉を学び、保守の方々の話を聞いているのも人間観に関わっていると思ったからだ

2か月前

一人二役、二つの要素があってようやく一つの安定が生まれる 政治と文芸というものも二つ揃わないと、安定した筋の通った話ができなかったと聞いた 片方だけをどれだけ磨いても、一人前になれないことが現実には結構多い 自分を見るだけでなく、自分以外も見る。両方を見てようやくわかることもある

2か月前

日本は民主主義の国。民主主義が破綻をしている場合でも同じことは言えるのか? 民主主義は理想の社会とは思えない。最善よりも最悪を防ぐためのものだと福田は述べていた 最悪を防ぐためのものが最悪を引き起こしているなら、本末転倒の可能性もある 前提の見直しはやはり大事ではと思う

1か月前

『福田恆存の言葉』感想

4か月前

【批評の座標 第13回】舞台からは降りられない――福田恆存の再上演(渡辺健一郎)

11か月前

シェイクスピアとジェームズ一世―福田恆存の尊王バイアス

3月第3週の「本の話」 おすすめ3選!

6か月前

オスカー・ワイルド『ドリアン・グレイの肖像』

6か月前

日本人には偽善や欺瞞、事なかれ主義に至りやすい悪癖があると思われる その悪癖を対処する手段を作れずに歴史を作ってしまい、それは変えられないものだと諦めきっているように感じる 天性の楽天家であり、明確な立場も主張も持たずに都合よく振る舞い、美徳という言葉でごまかしていないか?

2か月前

今年の初読み「人間の生き方、ものの考え方」-福田恆存 

8か月前

[疑う」ということ「他者」ということ 生きていることへの手触りや振る舞いが失われていること 「葛藤」が無くなってしまったことの弊害。近代主義が毒となる 生き生きとした感触を失い。凝り固まった思想の中で腐敗が進行している 人間論を失った人生は不幸というより空虚だと思った

3か月前

人格を得て、保つためには「うしろめたさ」が必要なのか 良心とは自分の存在、言論に後ろめたさを感じえる能力のことであり、その能力の統一ある働き、詰り、後ろめたさに堪え、尚それと闘い、自分とのなれ合いを退ける努力を通じて人格を得る 人格についての福田の意見に悩む意義を感じる

3か月前

転機がおきる時は能動的起こすものなのか・受動的に起きることなのか 精神的転機とは新しい事態の想起ではなく、自分の精神の内部のいくつかの可能性と思われたものが、外部ないし内部的な限定を受けて死ぬことである 福田の言葉からは自らの中のものが壊れたときのことを指していると思われる

3か月前

一つ勘違いしていたことがある 福田恆存は自らの語る少数派と多数派を超えた確たる精神強者を皆が目指し、民衆に精神的強者になることを求めなければならないと述べている 精神的強者になるのは極めて難しいが福田はそれを大勢に求めていたのだ 周りがどうであれ、自らの筋を通す姿勢を求めたのだ

3か月前

戦争と平和は表裏一体な一面があると聞く。平和な状態の中には潜在的な戦争があり、戦争の状態の中には潜在的な平和がある 冷戦の後には冷たい平和があったと聞いた 平和を求める裏には戦争の気配がある。平和を訴えれば戦争を止められるというのはあり得ない空想なのかもしれない

3か月前

【雑記】自由について

何かに所属しようとしたけれど、一歩を踏み出せなかった理由の一つに所属先に完全に取り込まれることに対する拒否の姿勢があったのだと思う 自らに着けられそうになるあらゆるレッテルを拒否する生き方。福田の本の最後に書いてあった生き方をしてみたいと思っているのかもしれない

3か月前

吉田健一 「饗宴」ほか 「日本幻想文学集成16」 : 朗らかで自由で頑固だった、 酒好き犬好きおじさん

共同体を破壊してしまったのは自己絶対化という風潮が広まってしまったことにあると聞く 理想を追いかけるのをやめて今この瞬間を楽しむためだけに生きる。自ら成長しないと開き直った状態が戦後から急速に高まったらしい 共同体を安売りした結果、今の生きづらさであふれた日本になったといえる

4か月前

【閑話】直観の系譜

第39葉, 自分/他人の幸福とか 自恃とか

10か月前

戦後左翼のポイント・オブ・ノーリターン

【特集 甦る福田恆存】下西風澄|演技する精神へ――個・ネット・場

1年前

【特集 甦る福田恆存】対談 中島岳志✕浜崎洋介|神なき世界をどう生きるか

1年前

第37葉, 相対主義とか 静けさ とか

10か月前

松浦寿輝「遊歩有心 連載第四十七回「滅亡について」」/片山杜秀「福田恆存・この黙示録的なるもの」

1年前