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日米ハーフで日米を行き来して育った日英バイリンガル。 読書と美術鑑賞が趣味。 歴史、美…

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日米ハーフで日米を行き来して育った日英バイリンガル。 読書と美術鑑賞が趣味。 歴史、美術、時事問題、海外ニュースなどに興味があります。 旧ツイッターの元ユーザー https://www.threads.net/@eimi1003

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外交・防衛関係専門誌による日米同盟についての分析記事の紹介

最近行われた日米安全保障協議委員会の「2+2会議」で、日米同盟が別々に協調し合う姿勢からより協力し合う姿勢へのシフトが見られました。 それについてランド研究所の政治学者であり、ランド研究所内の国家安全保障研究部日本担当主任のHornung氏とアメリカン・エンタープライズ研究所のCooper氏が、外交や防衛関係の専門誌「War On The Rocks」にて成果と今後の課題について分析しています。 概要と気になったポイント:

    • 難民申請者によるテロで重い腰を上げ始めたドイツ

      過激派思想に染まった難民による刺殺テロ事件や不法入国(及びそれに伴う密入国斡旋)の増加を受けて、ドイツはようやく緩すぎる移民政策の厳格化をし始めました。 最近ゾーリンゲンで地域の創立650周年を祝う祭りが路上で行われましたが、祭り開催中に刺殺テロが起きてしまいました。 犯人はテロ組織ISとの繋がりがあるとされているシリア国籍の難民申請者。 シリア出身で2022年にドイツに入国。難民申請をしましたが、ブルガリアで難民としての滞在許可が降りていたために却下。しかし滞在許可が降り

      • 大英博物館所蔵の「秋冬花鳥図」と一対か 青森の旧家「宮越家」のふすま絵 https://www.sankei.com/article/20240903-L6IKSEBWFJKSPDW44CHQD4UEMA/ 『宮越正治氏が1920年に建てた離れ「詩夢庵」には、安土桃山時代末期から江戸時代初期に描かれた18面のふすま絵があり、うち4面は桜やキジの親子の絵柄。』

        • 「自由な」生き方や働き方はない

          前置きとして、自営業・起業・個人経営の事業・フリーランス自体を一括りにして批判しているわけではありません。 ただ一部のフリーランス・在宅勤務・起業界隈における「自由な生き方」「自由な働き方」という言い方や価値観、そしてそれに伴う言動に強い違和感と嫌悪感を感じます。各国の政治体制や経済における自由の度合いという概念はわかりやすく、客観的に見て取れます。 しかし生き方や働き方、ライフスタイルそのものを「自由」と表現するのは客観的ではなく主観的な事であり、自分とは違う働き方・生き

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        外交・防衛関係専門誌による日米同盟についての分析記事の紹介

        • 難民申請者によるテロで重い腰を上げ始めたドイツ

        • 大英博物館所蔵の「秋冬花鳥図」と一対か 青森の旧家「宮越家」のふすま絵 https://www.sankei.com/article/20240903-L6IKSEBWFJKSPDW44CHQD4UEMA/ 『宮越正治氏が1920年に建てた離れ「詩夢庵」には、安土桃山時代末期から江戸時代初期に描かれた18面のふすま絵があり、うち4面は桜やキジの親子の絵柄。』

        • 「自由な」生き方や働き方はない

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          +5

          弘前ねぷた祭り【2024年】

          弘前ねぷた祭り【2024年】

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          「発掘された日本列島2024」展(弘前市立博物館)

          毎年各地を巡回している「発掘された日本列島」展。 今年度は4ヶ所で巡回展が開催されますが、そのうちの1ヶ所は弘前。 縄文時代のみならず、弥生時代や中世から近世にかけての発掘も展示されており、コンパクトながらも見応えがある企画展でした。 印象的だったのは・・・ ・猫型の土器 ・クマとイノシシ型の土器 ・翡翠 ・ガラスのビーズ ・小判 ・鏡 ・埴輪 発掘された物を通して歴史を見ていくと、歴史も一つの物語のようで本当に面白いですよね。

          「発掘された日本列島2024」展(弘前市立博物館)

          「優しい日本語 英語にできない「おかげさま」のこころ」 清ルミ 著

          英語に訳せないか、訳せたとしてもニュアンスまで伝えきれない表現が多い日本語。 ニュアンスまで伝えきれないのは、助け合いの文化、言わなくても察する事が出来る文化、相手に配慮をする文化、武士道の文化、恥の文化などが反映されている表現が意外に多いからなのですね。 そのような表現を中心に解説している本が「優しい日本語 英語にできない「おかげさま」のこころ」。 日本語に潜んだ「心」、そして日本人にとって英語が難しいと感じる理由や外国人にとって日本語が難しいと感じる理由も垣間見る事が出

          「優しい日本語 英語にできない「おかげさま」のこころ」 清ルミ 著

          「英文・津軽の昔話」(古本)

          「英文・津軽の昔話」(古本)

          https://news.yahoo.co.jp/articles/8e9e999f4fb5f438d6b203b08e8dfe62ebcdae77 「警察庁と内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)は9日、オーストラリア当局が作成した中国系ハッカー集団に関する注意喚起文書に、米国や韓国など6カ国の機関と共同で署名したと発表した」

          https://news.yahoo.co.jp/articles/8e9e999f4fb5f438d6b203b08e8dfe62ebcdae77 「警察庁と内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)は9日、オーストラリア当局が作成した中国系ハッカー集団に関する注意喚起文書に、米国や韓国など6カ国の機関と共同で署名したと発表した」

          「シギント 最強のインテリジェンス」-茂田忠良×江崎道朗 【読書記録】

          この書籍では、シギント(通信や信号諜報)*signals intelligence略してSIGNT(シギント)と世界各国の現状についてわかりやすく解説しています。 犯罪、テロ、戦争(ハイブリッド戦争を含む)などと効率的に向き合い、国民を守るためには、国家による様々な諜報活動が重要で、その中でシギントが現代においてかなり重要視されています。この本を読むと、他の先進国と比べてシギントやインテリジェンス全般に関する体制の不在・不備、及び法律による縛りで、サイバー犯罪、テロ、ハイブリ

          「シギント 最強のインテリジェンス」-茂田忠良×江崎道朗 【読書記録】

          「川口クルド人病院騒動の逮捕者が再入国「帰りたくない」日本滞在も再び強制送還」(産経新聞)と移民問題

          <独自>川口クルド人病院騒動の逮捕者が再入国「帰りたくない」日本滞在も再び強制送還 概要: ・クルド系といえどもトルコ籍のため、トルコとの短期滞在ビザ免除を利用して来日。 ・2度目の難民申請中にクルド人同士で暴力行為を行った。 ・不起訴となったものの、強制送還処分を受けて自主的に帰国。 ・しかし日本人弁護士の手を借りて、再入国を試みる。 ・その際には治療の必要性や治療費について虚偽申告。 ・上陸を拒否されたところ、床に寝そべり「帰りたくない」「救急車を呼べ」と叫んだ。 ・羽

          「川口クルド人病院騒動の逮捕者が再入国「帰りたくない」日本滞在も再び強制送還」(産経新聞)と移民問題

          AIで自動仕分け「葉とらずりんご」の輸出を拡大に向けた新りんご選果場完成 弘前市 https://news.ntv.co.jp/n/rab/category/economy/raf25e0c23591d46bf8b415c1f266ae28 「選果機にはりんご業界初の人工知能・AIが導入され5台のカメラで撮影した画像から1秒間に3個から4個を自動で仕分けられます」

          AIで自動仕分け「葉とらずりんご」の輸出を拡大に向けた新りんご選果場完成 弘前市 https://news.ntv.co.jp/n/rab/category/economy/raf25e0c23591d46bf8b415c1f266ae28 「選果機にはりんご業界初の人工知能・AIが導入され5台のカメラで撮影した画像から1秒間に3個から4個を自動で仕分けられます」

          京都・祇園祭の山鉾巡行「ショーではない」…プレミアム席を八坂神社宮司が問題視、市観光協会理事辞任の意向(読売新聞より)

          宮司の考え方と辞任の判断は真っ当だと思います。 神事をお金儲けの道具とし、「海外の富裕層」という漠然とした顧客層に夢見ている事自体、憂うべき状況だと思います。 そもそも外国の方の一部は、日本が無宗教であると思っているわけで、神社やお寺が「宗教的な施設」だという意識がないのですね。しかも神事もイベント化、世俗化などをしていたら尚更です。 神事のイベント化、世俗化、拝金主義化によって、神社・神事やお寺に来る外国人層も、「騒ぎたい人達」「日本に来る事がステータスなだけの成金系

          京都・祇園祭の山鉾巡行「ショーではない」…プレミアム席を八坂神社宮司が問題視、市観光協会理事辞任の意向(読売新聞より)

          【読書記録と紹介】「第2言語ユーザのことばと心 マルチコンピテンスからの提言」

          従来の言語研究は、「人間は一つの言語しか操れない」(いわゆるモノリンガル)前提で成り立っており、「母語話者」と「第2言語の学習者」という捉え方が根本にありました。 またその第二言語学習者は「母語話者(ネイティブスピーカー)と常に比較され、母語話者(ネイティブスピーカー)が常に正しく、言語に関連する全ての面において「第2言語学習者の目標」とされてきました。 第2言語自体があくまでも「永久的に学習の過程にある言語」で、母語とは脳内で独立した存在だという考え方が目立っていました。

          【読書記録と紹介】「第2言語ユーザのことばと心 マルチコンピテンスからの提言」

          「富士山ローソン」に設置の黒幕に穴 撮影目的か、約10個 町「こんなに早いとは」 https://www.sankei.com/article/20240528-D5NOBKT6UBP3PDF6I7UEOPI3XA/ 「スマートフォンのカメラで撮影するためとみられる穴が多数開いていることが28日、分かった。直径1センチ程度で指で開けたとみられる」

          「富士山ローソン」に設置の黒幕に穴 撮影目的か、約10個 町「こんなに早いとは」 https://www.sankei.com/article/20240528-D5NOBKT6UBP3PDF6I7UEOPI3XA/ 「スマートフォンのカメラで撮影するためとみられる穴が多数開いていることが28日、分かった。直径1センチ程度で指で開けたとみられる」

          富士山の写真撮影に関する観光公害問題

          外国人観光客「富士山を見られなくするなんて悲しい」「仕方ない」映えスポットに黒幕…町は「苦渋の決断」 富士山とコンビニというのは、外国人にとっては日本を象徴するものになっています。その2つが映り込んだ写真が問題の発端となりました。スマホやSNSでは、気軽に写真を撮ったり楽しめたりする事が出来ますが、その一方でマナーや常識が欠けているユーザーも見られるようになりました。 いわゆる「映え」文化と目立つ事を是とする一部のSNS文化の組み合わせにより、特定の場所への集中や非常識な

          富士山の写真撮影に関する観光公害問題