性別を服を着替えるくらいの気軽さで変えられたらいいのにと思ったことがある

こんにちは。
今回は小野美由紀さんの『ピュア』を読んだので、感想を書きます。

感想といっても自分のなかで考えが纏まらなかったから、読み終わってからこれを書くまでにかなりの時間が経過しているし、今も何を書こうか迷いながら書いている。

表題作『ピュア』は昨年、note上でも公開され、

「もしも、女性が男性を食べないと妊娠できない世の中になったら?」

というパンチ力抜群のコピーに、どきどきしなが

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ありがとうございます! 良ければオススメの自己啓発本を教えてください。
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有益有益って言うけどきみの人生は有益じゃないと価値がないのか

「有益じゃないものに、価値はない」そう思っていた。

マネタイズ。利益。自己投資。将来性。メリット。

成功者たちの実績。あたらしい働き方。フォロワーを増やす方法。稼ぐ方法。伸ばすには。増やすには。

少しでも気を抜くと、わたしたちが寝る前まで手放さず、朝起きてすぐに見てしまう発光する画面には、ぎらぎらしてシャープな言葉ばかり出現する。

こういった考えは、仕事や、お金を稼ぐことにおいては、すごく

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うれしいです。好きです。
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自傷は生きてゆくために『傷口から人生』

自傷行為について考えている。いわゆるリストカットとかそういうのだけではなく、以前取り上げた『呪詛抜きダイエット』でいう過食も自傷。自暴自棄になるのも自傷。酒飲むのも、タバコ吸うのも自傷としてやっている場合もきっとある。

なんで自傷しちゃうんだろう?と考えたとき、迷わず本棚からこの本をとった。

田房永子さんのコミックエッセイが好きな人はぜったいハマると思う。タイトルが軽めですが、相当に壮絶な生き

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スキ、何よりもはげみです!
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食われんの、嫌やわ~

「わたしはこれからあなたを食べます。よろしいですか?」
と好きな人に言われたら、きっとぼくはこう答えるかな。
「無理やわー、食べんといてくださーい」

大気汚染にまみれた一千年後の地球。遺伝子の操作で女性の身体はうろこで覆われ、牙と大きな爪を持ち、男を食らうことでしか妊娠できない世の中になってしまったら?先日、早川書房から発売されたSF小説『ピュア』(小野美由紀・著)が描く世界です。

出生率が0

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いつもいいね!おおきにやで~
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「ピュア」のこと

「ピュア」は、男性を捕食することで子孫を残し、生を営む女性たちを描いている。
さっそく読者は面食らうに違いない。
「抱きしめて骨を粉々にして、ごりごりと腱を噛み切って、ひとかけらも残さず全てを飲み下してしまいたい。柔らかそうな腹部に歯を立てて内蔵を引きずりだして、ぶちゅぶちゅって噛み潰して、温かい血が喉に流れ込むのを感じて、髪も爪も眼球も、全部全部、私の糧にして、すっぽりと体内に納めてしまいたい」

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旅に出る前に読んでみて欲しい本について(2)

サンティアゴ巡礼に出る前に読んでみたら面白い本その2。

小野美由紀さんの著書、「人生に疲れたらスペイン巡礼 飲み 食べ 歩く800kmの旅」

前回紹介した戸谷夫妻の巡礼記は、

夫婦で歩いた旅についてかかれていました

小野美由紀さんの本は一人旅での内容になっています。

それぞれがそれぞれの視点で巡礼を描くと、表現も、感じたことも様々。二冊読んで改めて巡礼の旅の多様性を思います。

小野さん

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有難うございます!読んで頂けて嬉しいです。宜しくお願い致します!
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【4/17(金)20時】『ピュア』出版記念イベント「これからのウェブと創作」をオンラインで配信します。

配信するTwitterアカウントが@note_PRに変更となりました。こちらのアカウントをフォローしてお待ちください。(2020年4月15日更新)

noteで人気の文筆家・小野美由紀さんの小説集『ピュア』が早川書房より発売されることを記念し、「これからのウェブと創作」について語り合うオンライン配信イベントを、4月17日(金)に開催します。

※本イベントは終了いたしました。アーカイブ動画はこちら

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早川書房のnoteで歴代1位のアクセスを集めた、話題作『ピュア』が待望の書籍化!小野美由紀さんの新刊が4月16日に発売

noteでも人気の文筆家・小野美由紀さんの新しい小説集『ピュア』が4月16日に早川書房から発売されます。表題作「ピュア」は『SFマガジン』2019年6月号に掲載された後、発行元である早川書房のnoteで全篇公開。公開直後からSNSを中心に話題をあつめ、早川書房のnoteで公開された記事のなかでもいちばん読まれた作品です。ほか4篇をくわえた、全5作品が収録されています。

「だれもが創作をはじめ、続

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「小野美由紀さん」を抜いちゃいました! "無名&無料"でフォロワー数トップへ

「小野美由紀さん(34歳)」
1985年生まれ。慶応義塾大学文学部フランス文学専攻卒。学生時代、留学、世界一周(22か国)。
 留学、TOEIC950点などの華々しい実績・能力にもかかわらず、パニック障害で就活に失敗(汗)
 中学では自傷行為を繰り返し大学卒業後は無職に(汗)

 ウェブ(ブログライター)や雑誌のフリーライターを数年続けたあと
 2014年12月、はじめての著書である絵本「ひかりの

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生きるのってどうしたら面白くなるんだろう?―傷口から人生。メンヘラが就活して失敗したら生きるのが面白くなった / 小野美由紀

こんにちは。
青井あるこです。

「なんか、人生に飽きちゃったんだよね」
最近、友だちとちょっと深い話をするとすぐに私の口から出てくるのがこの一言だ。それを聞いて苦笑いをする人もいれば、「わかるー」と同意してくれる人もいる。

そんななかで、小野美由紀さんの「傷口から人生。メンヘラが就活して失敗したら生きるのが面白くなった」というエッセイと出会い、どうしたらタイトルのように「生きるのが面白く」なる

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