ほうぼく

松ちゃんと僕らの物語 その3 試し行動

(松井さんは、6年間の野宿生活を終えて、ついに自立支援住宅に入居された。「わしにもできることはあるだろうか」と松ちゃんは、第一歩を踏み出した。しかし、そこからが本当の試練の始まりであり、同時に支援の始まりでもあった。)  良かった、良かったも束の間。やはり一筋縄ではいかない。自立…

「コロナに負けるな!炊き出しお手紙作戦!」2020年ご報告

【お手紙作戦のはじまり】 感染拡大した新型コロナウイルスの影響により、2020年春より抱樸の炊き出し現場でも人と人の距離をとることや食事スペースの撤去など感染症対策を 始めました 。 一方で「このままでは“出会いの場”である炊き出しが守れなくなってしまう…」と 炊き出し委員会は悩みました…

松ちゃんと僕らの物語 その2 出会い

 松ちゃんと出会ったのは2003年頃。炊き出しパトロールの終盤、日付が変わった頃に小倉駅辺りでひょっこり現れる。最初は気難しい人だなと感じていたが、話し始めるとすぐに打ち解けた。夜の街で会う時はだいたい「一杯元気」で陽気な人。たまに昼間に会うと物静かで論理的な話しをする人。どっちが本…

松ちゃんと僕のものがたり その1

   1、 はじめに  一時期、駅や空港で「松ちゃん元気ですか」と声をかけられることが続いた。ある時は、東京駅で、ある時は国際通り(沖縄)のスタバで。なんで、松ちゃんを多くの人が知るようになったかというと2009年3月にNHK総合で放送された「プロフェッショナル仕事の流儀 第112回 『絆が、…

「ひとりにしない」支援の一歩

 最近の通勤1時間のインプットは認定NPO法人抱撲さんの「ほうぼくチャンネル」オンライン対談を聞くことです。今回は、抱撲(ほうぼく)さんの活動を知って、私が感じたことについて書きたいと思います。 抱撲(ほうぼく)さんの活動について 抱撲さんは、路上生活をされている方におにぎりと豚…

出会った責任

「自己責任」はとても大事なことだ。私が私の人生の主役である限り、自分で選び取り、自ら努力し、自己実現を果たす。自分にしか成就できない人生の物語を紡ぐのだ。私は、あらゆる「支援(社会保障)」は、「問題解決(自立)」に留まることなく個人が「自己実現」できるための条件整備のために存在す…

支援付き住宅 仙台の状況(ワンファミリー仙台)

抱樸が初のクラウドファンディングに挑戦した「コロナ緊急|家や仕事を失う人をひとりにしない支援」の中心事業「支援付き住宅の全国展開」において、各地で担っていくパートナー団体の一つである、宮城県仙台市で活動をする NPO法人ワンファミリー仙台の佐藤さんにお話を伺いました。 仙台の生活困窮…

「コロナ禍における現場からの緊急提言―本当の公を求めて」 2021…

(2月16日参議院予算委員会意見交換会に呼ばれた。以下は、その時の原稿に加筆したものである。当日の持ち時間は10分と短く、とても全部を述べることは出来ないと考えたので全文を原稿にまとめ提出することにした。出席議員はどなたも熱心に聞いて下さっていたと思う。 コロナ禍が長引く中、ダメージは…

NPO抱樸STOREに申し込んでたマグネットが届きました☆ 丁寧な包装、可愛いマグネット♪ 手書きの言葉。 (自分の発送スタイルが恥ずかしくなった(;'∀')反省) こちらで販売してます↓ https://npovol.stores.jp/

抱樸、オンライン面接やりました。

目の前の方の生活再建を考える、ひたすら足を運ぶ、肩を抱く、一緒に食べる。そんな風に30年以上、現場主義で活動してきた抱樸は、超アナログでした。 任意団体を2000年にNPO化し、各部署など事業のライン整備を行ったのが2009年のことでした。それまでは「統括会議」というひとつの会議に関係者30名く…