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抱樸、オンライン面接やりました。

目の前の方の生活再建を考える、ひたすら足を運ぶ、肩を抱く、一緒に食べる。そんな風に30年以上、現場主義で活動してきた抱樸は、超アナログでした。
任意団体を2000年にNPO化し、各部署など事業のライン整備を行ったのが2009年のことでした。それまでは「統括会議」というひとつの会議に関係者30名くらいが集まって、小さなことから運営に関わることすべてを議論し執行していました。
そんな抱樸も、現在「ボランティア」の正会員に加え、100名以上の有給スタッフが27の事業を動かしています。

2019年の秋、ちょうどモデル事業の全国展開と、抱樸をいかに知ってもらうかの「広報」のあり方を検討していた中で、初めてZoom会議を持つようになりました。遠方の人とも居ながらにして打ち合わせが出来るもんだなぁ!と感心したものの、それはほんの3・4名の体験でした。
年が明けて、コロナ来襲。それまで出張の嵐だった理事長や部長たちも、軒並み足止め。支援の「現場」は止めるわけにはいかないけれど、ミーティング部分はオンラインで何とかなるのではないか?!と即座に切り替えました。SNS発信にも力を入れ、YouTubeでの番組配信まで始めてしまいました。あんなにアナログだった抱樸が、コロナ対策のためにクラウドファンディングにも挑戦し、今ではキントーンで情報管理を進めるなど、目まぐるしくも進歩した1年でした。
多くを奪う感染症流行ではありますが、もたらしたものにも目を向けてみたいと思い、今回は「オンライン面接」をご紹介します。

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       コロナ前の、とある事業部事務所の様子

抱樸は一緒に働くスタッフを求めています。⇒求人募集
しかし、今までは地元・北九州での面接のみでした。
昨年夏、テレビで取り上げられていたことで抱樸を知ってくださり、検索でホームページを見て「求人お問合せ」をくださった方がいました。なんと岐阜県から!
総務部は「よし、オンラインでやろう!」と即決。初めてのZoom面接を行いました。

いざ始めてみると、日時設定はしやすいし、会議室の準備も不要、応募者には交通費もかからず、いいことづくめ!
総務部長との1対1でしたが、閉ざされた部屋でもなく、かなりリラックスして行えました。(TOP写真はその時のものです)
お話しを伺ってるうちに、応募頂いた枠ではなく、「こっちの方が向いているかも」という現場が浮かびました。応募者は、興味はあったけど資格がいるかと思っていたそうで、相談の結果、もう一度、その枠の面接をしましょうとなりました。
別日もZoomで行いましたが2回目もスムーズに設定出来て、今度はその現場の事業責任者・現場主任にも入ってもらって面接しました。

就職が決まれば、北九州市へ引っ越しを伴う「家探し」のお手伝いもしています。こちら、本業というか、得意分野です!
今後も対面面接に加えてオンライン面接も活用を検討していきたいと思っています。
抱樸は、いっしょに働いてくれる仲間を今も募集中です。お気軽に、こちらからお問い合わせ下さい。お待ちしてます!

                           (広報T)


いただきましたサポートはNPO法人抱樸の活動資金にさせていただきます。