記事一覧
学校という場を教育的価値だけで語らない
我が家の庭には柿の木がある。でも高すぎて取れないからずっと放置してきた。
今年は特に豊作の年で、まち全体がオレンジ色に染まっている。
我が家でもたわわに実っていて、落ちるだけを待つのも申し訳ない気持ちになり、ついに高枝切りバサミを購入。最大の3mまでうんと伸ばしてクレーンゲームのごとく収穫した。ほったらかしの柿は最高においしかった。
10月、神山町で「School Food Forum2023
ワーキング・ハネムーンのススメ
2022年7月、コロナ禍かつ歴史的な円安のなかに出国。真冬の2月に帰国して、気づけばまた冬を迎えようとしている。
毎日が非日常だった旅に比べると、仕事の量もずいぶんとセーブして過ごした約9ヶ月間は、もどかしさと悩ましさと共に流れていったように感じる。それでも振り返るといろんなことがあったな。
思いつくままにたくさん書き並べる「やりたいことリスト100」の逆というか、去年くらいから「2023年に達成
韓国語版出版のお知らせと、長いひとりごと
拙著『まちの風景をつくる学校 神山の小さな高校が試したこと』が出版されて約1年。なんと・・・韓国語に翻訳されました!わーい!
訳者は『神山進化論』(学芸出版社、神田誠司さん著)の韓国語版と同じ方のようです。
訳者あとがきをgoogleレンズで訳してみたところ、このような一節がありました。(意味が読み取りにくい部分は、少し文を整えています)
力強いメッセージです。
この多くの人たちとともに積み
本を読むと旅に出たくなり、旅をすると本を開きたくなる|前編
訪れる国や場所に関連する本を読むと、旅がより楽しくなる。
そして移動時間が多い旅では普段は読まない/観ないものにも触れやすくなる。
旅の途中に出会った書籍・映画を、旅の記憶とともに書き留めてみる。番外編です。
カナダ × 『the wilds 〜孤島に残された少女たち』
カナダ北部ホワイトホースでは、WWOOFサイトから連絡をとって肉牛&ハスカップ農家のもとへ滞在したのだけど、ここが結構ハー
シエラレオネのパイナップルは青春の味
昨年7月からはじまった、長すぎるハネムーンもそろそろ終わり。14カ国目となる最後の訪問国は、西アフリカのシエラレオネ。
Google mapで調べるまでアフリカ大陸のどのあたりに位置するのかさえ知らない、地球の歩き方も未発刊のこの国に来ることになった理由は、ただ一つ。友人がそこにいたから。
知り合いがいなければ一生来ることもないだろうなと思い、行っちゃうことにした。勢い大事!
高校時代の戦友で
気づいたらサハラ砂漠まで来ていた
▼ 前回の記事はこちら
フィンランドからスペインでトランジット兼ねて2泊したのち、モロッコへ。
なぜモロッコに行くことにしたかというと。アフリカ大陸行ってみたかった→モロッコならヨーロッパに近くて行きやすそう→ナショナルフラッグキャリアのロイヤルエアモロッコがワンワールドに2020年から加盟したらしく、なおさら行きやすそう!みたいな単純な流れ。
あとは、この機会じゃないと今後砂漠に行くなんてこと
フィンランドのサウナは焼きたてパンの香り
▼ 前回(イタリア編)の記事はこちら
クリスマスと年越しはイタリアで。
ここではイブの24日に魚中心のディナーを家族で囲むのが伝統的なクリスチャンのクリスマスの過ごし方なんですって。25日はこれまでの賑わいはどこへ行った!?と思うくらい、街はシンと静まりかえっていて、お店はほとんど開いていないし、人の往来もまばら。みんな25日は家でゆっくりするんだねー。
12月31日。日本より8時間遅れて過ご
段々畑に魅せられた人たちとイタリアで
イタリアの中部、海沿いにあるヴェルナッツァというまちに滞在した。世界遺産にも登録されている有名な地域で、カラフルな街並みに魅せられて夏は観光客が押し寄せるらしい。
オフシーズンの12月は観光客はまばらで、閉まっているお店も多い。人口700人ほどの小さなまちではみんながみんな知り合いな感じ。店先で出会って立ち話がはじまる光景をよく見かけた。夏は夏で活気があるんだろうけど、観光客で溢れかえるよりも住民