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世界を巡りながら見たこと考えたこと

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2022年7月から、パートナーとハネムーン兼ねて旅に出ました。その名もワーキングハネムーン。造語です。7ヶ月くらいかけて、世界のいろんな農場で働いたり友人を訪ねたり。見たこと感じ… もっと読む
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記事一覧

ワーキング・ハネムーンのススメ

2022年7月、コロナ禍かつ歴史的な円安のなかに出国。真冬の2月に帰国して、気づけばまた冬を迎…

森山円香
5か月前
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手が動くときは動くままに。言葉はいつも後からついてくる

トップ写真は我が家でとれたゼンマイ。庭にゼンマイがあることに昨年気づいた。今年も出てきて…

森山円香
11か月前
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本を読むと旅に出たくなり、旅をすると本を開きたくなる|後編

旅の途中に出会った本や映画を旅の記憶とともに綴る、後編。 フィンランド × 『かもめ食堂』…

森山円香
11か月前
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本を読むと旅に出たくなり、旅をすると本を開きたくなる|前編

訪れる国や場所に関連する本を読むと、旅がより楽しくなる。 そして移動時間が多い旅では普段…

森山円香
11か月前
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シエラレオネのパイナップルは青春の味

昨年7月からはじまった、長すぎるハネムーンもそろそろ終わり。14カ国目となる最後の訪問国は…

森山円香
1年前
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気づいたらサハラ砂漠まで来ていた

▼ 前回の記事はこちら フィンランドからスペインでトランジット兼ねて2泊したのち、モロッコ…

森山円香
1年前
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フィンランドのサウナは焼きたてパンの香り

▼ 前回(イタリア編)の記事はこちら クリスマスと年越しはイタリアで。 ここではイブの24日に魚中心のディナーを家族で囲むのが伝統的なクリスチャンのクリスマスの過ごし方なんですって。25日はこれまでの賑わいはどこへ行った!?と思うくらい、街はシンと静まりかえっていて、お店はほとんど開いていないし、人の往来もまばら。みんな25日は家でゆっくりするんだねー。 12月31日。日本より8時間遅れて過ごす大晦日。SNSを開くと紅白やら年始の挨拶やらで賑やかで、私たちは特にすることな

段々畑に魅せられた人たちとイタリアで

イタリアの中部、海沿いにあるヴェルナッツァというまちに滞在した。世界遺産にも登録されてい…

森山円香
1年前
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日本と言えば「SUSHI!」なイタリアの高校生たちと

「来週、近くの農業高校でトークイベントすることになったよ。準備しといてね」 イタリアの中…

森山円香
1年前
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フランスの古城で五右衛門風呂チャレンジ

前回の記事はこちら。 オランダ滞在を終えて、ベルギーへ。バスで移動し、ブリュッセルで2泊…

森山円香
1年前
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住まいを共同経営するってどんな感じだろう? オランダのワーカーズコープ

▼ 前回の記事はこちら シューマッハ・カレッジでの滞在を終えた後、パートナーに合流するた…

森山円香
1年前
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シューマッハ・カレッジ滞在後編|食とかエネルギーとか

イギリスのシューマッハ・カレッジの滞在記後編は、コース以外で印象的だったことを徒然に。 …

森山円香
1年前
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シューマッハカレッジ滞在前編|森でフクロウの鳴き声を聴きながら

キューバからメキシコ経由でイギリスへ。6か国目。ついにヨーロッパ上陸! ▼ 前回の記事 苦…

森山円香
1年前
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変化の真っ只中のキューバで

4ヶ国目はキューバ。2週間滞在してハバナ、トリニダー、バラデロへ。 キューバは変化の真っ只中という感じで、酒飲んで歌って踊る人たちの多い陽気な国というイメージとはちょっと違って見えた。いや、だいぶ。 旅行前、「キューバはこれから変わっていく。行くなら今!」という話を何人かから聞いていた。またネットでは「医療が充実している!」「教育費は無料!」など社会主義の理想的な面に光が当てられたものをよく見かけた。けれども最近の報道に絞れば、不穏な気配が漂ってくる。私にとっては初めてのキ