Satoru MURAKOSH - Ubie / root

ヘルステック系スタートアップのUbie株式会社でデザインをやっています。また、パートナ…

Satoru MURAKOSH - Ubie / root

ヘルステック系スタートアップのUbie株式会社でデザインをやっています。また、パートナーとしてルートというデザインファームでデザインプログラムマネージャーもやっています。

記事一覧

Ubieのデザイナーが患者さんと向き合う「態度」

「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」をミッションに、ヘルスケアプラットフォームを提供しているUbie株式会社の村越(@smurakos)です。 Ubieでは、数年前から…

Ubie デザインの1年を振り返る - 拡張と深化の2023年

「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」をミッションに、ヘルスケアプラットフォームを提供しているUbie株式会社の村越(@smurakos)です。 今回の記事では、2023…

事業・組織成長のためのデザイン実践〜チームが正しくデザインに向き合える土壌づくり

この記事は、root Design Advent Calendar 2023 の12月6日分の記事です。 こんにちは。村越と申します。 僕は、本業は Ubieというヘルステックスタートアップでプロダクト…

未踏の医療体験をデザインする旅の現在地と未来

Ubieに入社して2年が経ったこんにちは。Ubie株式会社のプロダクト開発/事業開発を担うUbie Discoveryでプロダクトデザイナーをしている村越(@smurakos)です。 入社(202…

あけおめことよろ2023

年末にこんなことをつぶやいて、ここ最近振り返りはあんまりしない勢なのだけど、ゆるゆると2023年をスタートするにあたってウォーミングアップ的に、去年やったことと今年…

医師とデザイナーがプロダクトを開発するということ

これは何これは、2021年10月18日に行われたイベント「突撃!となりの業界のUX(ハッシュタグ:#totsugekiux)」の登壇内容の書き起こしです。 はじめにはじめまして、Ubie…

コーチングを通じて、自分の心を見つめ直した話

こんにちは。 UXデザイナーの村越(@smurakos)です。 普段はUbie株式会社という医療系スタートアップでプロダクトデザインをやっています。2021年2月に今の会社にジョイン…

10年選手のUXデザイナーがプロダクト開発をイチから学び直した話

こんにちは。 Ubie株式会社にて、デザイナー / プロダクトオーナーをしている村越(@smurakos)です。 外資系コンサルティングファームでのUXデザイナー・シニアマネジャ…

理想のデザイン環境を探し求めていたら、ヘルステックスタートアップに辿り着いた話

こんにちは。 UXデザイナーをやっている村越(@smurakoshi) です。2021年2月で、3年半在籍した外資系コンサルティングファームを離れ、ヘルステック系スタートアップのUbi…

仕事と趣味と読書で振り返る2019年

2019年も終わり、2020年になりました。 2019年一応振り返っておこうかなと思って、noteを書いておきます。 2019年は、個人的には仕事もプライベートも「淡々と」すぎて言っ…

自分が持っている可能性に気づき、世界を広げるために

先日、会社の若い人向けにキャリアについて話して欲しい、という話があって話してきました。 ただ、「オレはこうやって今の自分にたどり着いた」とか「こういう実績を重ね…

諦:2019年の漢字を一文字で

会社の新年会的なイベントで、「今年の漢字を一文字で示す」というのをシニア・マネジャーとして言うというのをやりました。 これはもともと、僕が所属している会社の部門…

中道という立ち位置:デザインについて考え続けて気がついたらたどり着いた場所

気がつけば、1月ももう20日以上がすぎました。1年の5%以上をもう過ごしてしまったことになります。年を取ると時が流れるのも早いですね。 年末に書いたnoteでこんなことを…

本を読みながら、今年1年の自分の抱負を考える

あけましておめでとうございます。 年末に公開した2018年振り返りが思いのほか、いろいろな方に読んでいただけたようでうれしいな、と思ったのとnoteは書き手のそういう「…

1年間ひたすらUI設計に関わって、情報に向き合った話と2018年振り返り

自分の2018年は振り返ると、「ひたすら現場で汗をかいた」1年だったと思います。もともと現在の会社に移ってきたのも「自分自身の知識、スキルをつねにアップデートし続け…

最後は結局ヒトの力が決め手になる

よく、人材をマネジメントするときに「カルチャーフィット」とか「モチベーションマネジメント」という言葉をよく聞きます。ただ、カルチャーもモチベーションも非常に抽象…

Ubieのデザイナーが患者さんと向き合う「態度」

Ubieのデザイナーが患者さんと向き合う「態度」

「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」をミッションに、ヘルスケアプラットフォームを提供しているUbie株式会社の村越(@smurakos)です。

Ubieでは、数年前からユーザーリサーチ、インタビューのための仕組みを整理して年間で100名以上の方にインタビューを行っています。
Ubieプラットフォームから得られる情報を定量、定性双方の側面で活用し、より「適切な医療へ案内する」ことを目指して

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Ubie デザインの1年を振り返る - 拡張と深化の2023年

Ubie デザインの1年を振り返る - 拡張と深化の2023年

「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」をミッションに、ヘルスケアプラットフォームを提供しているUbie株式会社の村越(@smurakos)です。

今回の記事では、2023年のUbieデザインチームの取り組みを振り返ってみようと思います。

デザインの能力を拡張し、事業、組織の成長と拡大に併せて社会的な影響力を作るこの1年は代表久保のnoteにもあるようにプロダクト、事業、組織でも大きな成長

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事業・組織成長のためのデザイン実践〜チームが正しくデザインに向き合える土壌づくり

事業・組織成長のためのデザイン実践〜チームが正しくデザインに向き合える土壌づくり

この記事は、root Design Advent Calendar 2023 の12月6日分の記事です。

こんにちは。村越と申します。
僕は、本業は Ubieというヘルステックスタートアップでプロダクトデザインをやっているのですが、かたわらでrootにパートナーとしてデザインプログラムマネージャーをやっています。

ルートにパートナーとしてジョインしてから、約1年くらいが経ちました。代表の西村さ

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未踏の医療体験をデザインする旅の現在地と未来

未踏の医療体験をデザインする旅の現在地と未来

Ubieに入社して2年が経ったこんにちは。Ubie株式会社のプロダクト開発/事業開発を担うUbie Discoveryでプロダクトデザイナーをしている村越(@smurakos)です。

入社(2021年)からちょうど2年経って、今までとこれからを立ち止まって考えてみると、「今までよりもこれからの方が、もっと大きな変化が起こる、そしてUbieでデザインすることの楽しさとやりがいはもっと大きく広がって

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あけおめことよろ2023

あけおめことよろ2023

年末にこんなことをつぶやいて、ここ最近振り返りはあんまりしない勢なのだけど、ゆるゆると2023年をスタートするにあたってウォーミングアップ的に、去年やったことと今年やることを書いてみようかなという気になったので簡単に書いてみる。

仕事仕事では、Ubieでの稼働をメインに副業的にいくつかの会社を手伝ったりもした。

Ubie

グローバルプロダクトの立ち上げ
年始からは日本からのリモートではあるけ

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医師とデザイナーがプロダクトを開発するということ

医師とデザイナーがプロダクトを開発するということ

これは何これは、2021年10月18日に行われたイベント「突撃!となりの業界のUX(ハッシュタグ:#totsugekiux)」の登壇内容の書き起こしです。

はじめにはじめまして、Ubieの村越と申します。

僕はグッドパッチ→アクセンチュアでUXデザインやマネジメントに関わった後、2021年の2月にUbieに入社しました。

入社後は、医療機関向けプロダクト「ユビー AI問診」のプロダクトデザイ

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コーチングを通じて、自分の心を見つめ直した話

コーチングを通じて、自分の心を見つめ直した話

こんにちは。
UXデザイナーの村越(@smurakos)です。
普段はUbie株式会社という医療系スタートアップでプロダクトデザインをやっています。2021年2月に今の会社にジョインしました。

今回は、会社に入る前に経験した話について書いてみたいと思います。

実は、今の会社にジョインする前の約6ヶ月間(2020/09 - 2021/02)は、いろいろなことが積み重なり、適応障害という病気にかか

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10年選手のUXデザイナーがプロダクト開発をイチから学び直した話

10年選手のUXデザイナーがプロダクト開発をイチから学び直した話

こんにちは。
Ubie株式会社にて、デザイナー / プロダクトオーナーをしている村越(@smurakos)です。

外資系コンサルティングファームでのUXデザイナー・シニアマネジャーを経て、2021年2月にUbieにジョインしました。

この4月からはAI問診ユビーという医療機関向けのプロダクトのプロダクトオーナーをしています。

これまでは、事業会社でUXデザインチーム立ち上げ・UXリサーチのた

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理想のデザイン環境を探し求めていたら、ヘルステックスタートアップに辿り着いた話

理想のデザイン環境を探し求めていたら、ヘルステックスタートアップに辿り着いた話

こんにちは。
UXデザイナーをやっている村越(@smurakoshi) です。2021年2月で、3年半在籍した外資系コンサルティングファームを離れ、ヘルステック系スタートアップのUbieにジョインしました。

僕自身、こういうのは初めてですがこれはいわゆる世に言う「入社エントリー」と言うやつです。
入社して、1ヶ月ほど経った中で、Ubieに入ってみてどうか、今何をやっているか、これからやっていきた

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仕事と趣味と読書で振り返る2019年

仕事と趣味と読書で振り返る2019年

2019年も終わり、2020年になりました。
2019年一応振り返っておこうかなと思って、noteを書いておきます。
2019年は、個人的には仕事もプライベートも「淡々と」すぎて言った一年だったように思います。
2018年の年末は、こんな記事を書いて2019年は40代に突入するが、あくまでも足元を着実に、とか書いていたように思いますが期せずしてそんな感じに進んでいきました。

仕事:ひたすらプロト

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自分が持っている可能性に気づき、世界を広げるために

自分が持っている可能性に気づき、世界を広げるために

先日、会社の若い人向けにキャリアについて話して欲しい、という話があって話してきました。
ただ、「オレはこうやって今の自分にたどり着いた」とか「こういう実績を重ねてきた」みたいな自慢話とか武勇伝っぽい感じからキャリアとは、みたいなのを語るのもなんか違うと思っていたので、色々と考えました。

若手が悩みを抱えていたとして、その本質にリーチできるメッセージはなんなのだろう最初に立てた問いがこれでした。

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諦:2019年の漢字を一文字で

諦:2019年の漢字を一文字で

会社の新年会的なイベントで、「今年の漢字を一文字で示す」というのをシニア・マネジャーとして言うというのをやりました。
これはもともと、僕が所属している会社の部門で、毎年マネジング・ディレクターに昇進した人がマネジング・ディレクターとしての心持ちを漢字一文字で示すというのを恒例行事としてやっていて、それをグループでもシニア・マネジャー、マネジャー向けにやってみたみたいな漢字です。

とはいえ、自分の

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中道という立ち位置:デザインについて考え続けて気がついたらたどり着いた場所

気がつけば、1月ももう20日以上がすぎました。1年の5%以上をもう過ごしてしまったことになります。年を取ると時が流れるのも早いですね。

年末に書いたnoteでこんなことを書いていました。

デザイナーが求められる役割は、「曖昧なものに形と命を吹き込み、組織のなかの共通プロトコルを作る」と言えるのではないかな、と思います。
また、プロトコルをさまざまなレイヤー(経営、ビジネス、システム開発)にわた

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本を読みながら、今年1年の自分の抱負を考える

本を読みながら、今年1年の自分の抱負を考える

あけましておめでとうございます。
年末に公開した2018年振り返りが思いのほか、いろいろな方に読んでいただけたようでうれしいな、と思ったのとnoteは書き手のそういう「書くこととそれが受けられることの承認欲求を満たす」ということにおける体験設計に非常にすぐれたプラットフォームだな、と実感しました。

なので、今年はもう少しいろいろと書いていければいいな、と思っています。

抱負抱負と言うけれど僕の

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1年間ひたすらUI設計に関わって、情報に向き合った話と2018年振り返り

1年間ひたすらUI設計に関わって、情報に向き合った話と2018年振り返り

自分の2018年は振り返ると、「ひたすら現場で汗をかいた」1年だったと思います。もともと現在の会社に移ってきたのも「自分自身の知識、スキルをつねにアップデートし続けられる圧倒的に成長できる課題がある場所」を求めてのことだったので、そういう意味でこの1年は自分にとって「現場で体感できる“生きた”知見を多く吸収できた」年になりました。

個人的にデザイン界隈の軽い振り返り2018デザイン業界にも大きな

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最後は結局ヒトの力が決め手になる

よく、人材をマネジメントするときに「カルチャーフィット」とか「モチベーションマネジメント」という言葉をよく聞きます。ただ、カルチャーもモチベーションも非常に抽象度が高い指標でこれをメンバーふくめて納得度高く評価をしていくことも難しい。かたや時間あたり生産性や一人当たり売上高などの生産性指標は定量化しやすい分、「組織に良い影響を与える個人でかつ、業績に好影響を及ぼす人物か」というところまでを評価しづ

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