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カウンセラー整体師の【日々雑感】

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公認心理師で整体師の渕脇たけしが、日々、つらつらと考えていることを、思いのままに書いています。自分の思考を整理するために。
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2022年5月の記事一覧

いい加減のススメ

いい加減のススメ

まじめな人ほど生きづらい。
完璧を目指すと辛い。
間違いや失敗を恐れるとチャレンジできない。

悩み事、ストレスを抱えて苦しむ人の話を聴いていると、
いい加減に生きるということが苦手な、
誠実でまじめな人が多いと感じる。

少々、いい加減で不真面目な人のほうが生きやすい。
あんまり深刻に考えない人のほうが、辛い状況を上手に切り抜けていく。

いい加減。
適当。
いい塩梅。
ちょうどいい。

不真面

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視野を広く持つ

視野を広く持つ

うつ病になっている時というのは、とかく視野が狭くなっている。
ものすごく狭いところに追い込まれたような気分になるものだ。

でも、現実的には、私たちは自由な国に生きている。
そのことを忘れないでほしい。

世の中には、本当にいろいろな人生を歩いている人がいる。
100人いれば100通りの人生がある。

もっと視野を広げよう。
ああ、こんな生き方があるのか。
これでもいいのか。
そんな考え方があった

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「嫌なこともできるようになるのが大人になるということ」について考える

「嫌なこともできるようになるのが大人になるということ」について考える

小さな子どもは、嫌なことをやろうとはしない。
嫌なことでも、やらなければいけないことをできるようになることが大人になることである。
とはよく言われることだ。

確かに、人生には嫌なことでもやらなければいけないことは沢山ある。
だからまあ、あながち間違えているとは言えない。

でも、もひとつ深堀しなければいけないような気がする。

その嫌なことをやる理由は何か?
なんでそれををやらなければいけないの

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57歳になりました

57歳になりました

今日は57回目の誕生日。
この世に生を受けてから、なんと57年も経ってしまった。
そんなに長い間生きてきたという時間が無い。
毎年思うけれど、実感はいつもない。
感覚的には若いころの自分と何も変わっていない。

でも、身体は衰えたなあ、とは思う。
何よりも、暴飲暴食ができなくなった。
というか、やりたいとも思わない。

それでも、やりたいことはまだまだ山のようにある。
あと300年くらいは生きてい

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頭の中を整理したい

頭の中を整理したい

日々、というか、時々刻々と、様々なアイディアとか記憶とか感情が湧いてきて、頭の中がごちゃごちゃしてくる。
僕の頭の中にはいろいろなものが詰まっているんだけど、きちんと整理できない感じがしている。

そしていつも、それを整理したいと思うのだけれど、またすぐにごちゃごちゃとしてくるんだよね。

まあ、人間の脳というのはそういう風にできているんだろう。
考えてみれば、僕のパソコンの中もごちゃごちゃしてい

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どうせ人生に意味などないのだから、遊ぶために生きるのもいいよね

どうせ人生に意味などないのだから、遊ぶために生きるのもいいよね

人生に意味はない。
別に意思をもって生まれてきたわけじゃないし、
気がついたらすでに生まれていたわけだし。

どう生きようが、自分の勝手。
人生に意味を持たせるのは自分。

世のために人のために役に立つことを目指しても良い。
お金持ちになることを目指してもよい。
有名になることを目指しても良い。
だったら、
遊びつくすことを目指したって良いはずだ。

どんな人生なら、自分は納得するのか。
どんな人

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心を軽くするおまじないを持つ|言葉の力を信じよう

心を軽くするおまじないを持つ|言葉の力を信じよう

生きているだけで、心をえぐられるような出来事に遭遇する。
それが生きているということ。
全く傷つかづに生きることは不可能なんだよ。

だからこそ、自分なりの立ち直り方とか、心を守る術(すべ)を持っておく必要がある。

言葉の持つ力というのはとても絶大で、
自分の心を守る言葉を持っているということは、実はとても大切なことなんだと思う。
人生を快適に過ごすために知恵と言っていいだろう。

「おまじない

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無意識の悪意に気をつけよう

無意識の悪意に気をつけよう

僕は趣味の動画を撮ってYouTubeに上げている。
最近はコメントもコンスタントにつくようになって、楽しい交流をしている。
だけど、ごくたまにだが、コメントでマウントを取ってくる人がいる。
おそらく、書き込む人は軽い気持ちで書いているんと思う。
あからさまなマウントではなくても、無意識の悪意は相手にダイレクトに伝わる。

ちょっとした皮肉が混じる。
その行間に悪意がにじみ出ている。
本人はオブラー

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苦手を克服するより、得意技を磨くほうにエネルギーを注ぎ込む

苦手を克服するより、得意技を磨くほうにエネルギーを注ぎ込む

子どものころは、「でいないことをできるようになる」ことが成長だと考えられている。
小さい子どもはできないことが沢山あるからだ。

この、「できないことをできるようになる」というのが厄介で、いつの間にか「苦手なことをできるようになる」に変わってしまうのだ。

学校の勉強を通して、間違えた問題やできなかった問題をできるようになる、ことが大切だと学ぶ。
受験勉強を通して、苦手科目の克服が大切だと学ぶ。

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いつも前向きになんていられない

いつも前向きになんていられない

前向きであることが善で、後ろ向きであることが良くないことである、という風潮があると思うんだけど、
人生がそんなにいつもいつも順風満帆であるはずがない。

辛い思いをしたり、後悔をしたり、自己嫌悪に陥ったり、いろいろあるのが人生なんだよね。
それなのに、いつもいつも前向きでいられるはずがないよね。

辛いことがあったら、打ちひしがれて、自信を無くして、しばらくの間は、何もする気が起きなくて。。。

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何者かになろうとしなくていい

何者かになろうとしなくていい

世の中の多くの人、おそらく8割がたの人は、可もなく不可もなく、いわゆる平凡な人生を送る。
メディアに取り上げられるような人たちは、ほんの一握りの人たち。
表向きは華やかに見えるけれど、その実態はどうなのかはわからない。

何者かになりたい。
平凡な人生はつまらない。
平凡な自分に対して、何らかの劣等感を感じたり。
必死になって努力したり。
そういう感情が湧いてくる人もいるだろう。

でも、平凡でい

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幸せになろうとすれば成長してしまう

幸せになろうとすれば成長してしまう

ここのところ、「成長」について考えている。
周りから「成長しろ」という圧力を受けることがある。
「成長しなければ」いけないという強迫観念を持っている人もいる。
果たして「成長」とはしなければいけないものなのだろうか?

子どものころは、なんでも初めてのことばかりで、初めての経験を通して、どんどん成長しているという感覚を持つことはたやすい。
身体もどんどん大きくなるからね。
でも、別に大きくなろうと

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価値観は十人十色

価値観は十人十色

価値観は人それぞれ。
他人が自分と同じ価値観を持っているとは限らない。
自分も誰かと同じ価値観を持つ必要などない。

まわりの人たちの見て、自分も同じでなければならないと思う必要はない。
自分は変わっているのかな?と悩む必要もない。

他人に自分の価値感を押し付けることはできない。
押し付けられるのは大きなお世話だ。

もし誰かが僕に対して「お前の価値観は間違えている」「普通はそうじゃない」と言っ

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義務感でやると趣味もストレスになるー楽しさを見出す工夫はとても大切

義務感でやると趣味もストレスになるー楽しさを見出す工夫はとても大切

どんなに楽しいことでも、「やらなければいけない」という気持ちになるとストレスになることがある。

僕は今、趣味でバイクに乗っている。
そして、その様子を動画に撮ってYouTubeに上げている。

バイクに乗るのは純粋に楽しくて気持ちが良いから。
動画を撮ってYouTubeに上げるのも、楽しいからやっているんだけど、しばらく撮影していないと、ああ、撮影しないと次のネタがないなあ、などと考えてしまうこ

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