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瞳に勇気、背中に未来 ―やがて冒険の世界に巣立つ君へ―

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おとなはかつて子どもだった。 しかし、そのことをおぼえているおとなは少ないものだ。  ――サン=テグジュペリ『星の王子さま』 ◆すべての少年少女は、やがて大人となり、社会の構成…
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2018年10月の記事一覧

頭一つ抜きん出ない人はコスパ思考が強い

頭一つ抜きん出ない人はコスパ思考が強い

最近はなんでもかんでも「コスパ」で測るようになった。グルメも旅行も本も映画も。なるべく安いコストと短い時間でリターンが多い方を選ぶ。ぼくもついついそういう思考をしてしまうことは多い。

ただ、こうした「目先のコスパ思考」を若いうちからずっと続けていると、グンと成長することもないし、それが豊かな人生につながるようにも思えない。頭一つ抜きん出るような人になることもできない。

「この本を読んでメリット

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自信がないあなたへ何度でも言う、『あなたはすごい』

自信がないあなたへ何度でも言う、『あなたはすごい』

最近周りの友達がバタバタと闇落ちしている。

いや、闇落ちという言い方は正しくないな。仕事に疲れて心を病んでしまっている。

それで、あまりにもひどいので

『早くエスケープしなよ…!』

と言うんだけど、テコでも動かないんだこれが。

なんでかと言うと、大体鬱になってしまう人は、『完璧主義』な人が多く、完璧な理想の自分と現実の自分の乖離が許せなくてもがいているうちにだんだん病んでしまうそう。

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いま、あなたはどんな種類の努力をしているか

いま、あなたはどんな種類の努力をしているか

あなたはいま、なにかに精一杯努力していますか?
今日、なんらかの努力をしましたか?

………と聞かれたら、みんなどのように答えるだろう。

ご近所さんでもあるライターのマリエが、ツイッターでこんなことを書いていた。

これを目にして、「すごいな」と思った。コツコツ努力してるって堂々と言える、そんな生活を送ってることが。えらいよすごいよマリエ、と。そして、自分はどうだろうと考えた。

まず、わたし

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「大学には価値がない」と一度は思って行かなくなったけれど、やっぱり復学した理由。

「大学には価値がない」と一度は思って行かなくなったけれど、やっぱり復学した理由。

昨今あちらこちらで、「大学に行くよりサロンに入ろう!」などの言説とともに、「大学に行く意味はあるのか?」議論が散見されます。このテーマ、実は私がこの半年間、全身全霊で考え、悩み、向き合い続けてきたものでした。

結論から言えば、「私にとって、大学は行く意味・価値のあるところ」です。そして、行く価値があるかどうかは、自分の夢や理想のキャリアパスといった「目的」によって決まるもので、全員に共通する解は

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「子どもの可能性」と「大人の可能性」を区別している時点で、「子どもの可能性」も信じ切れていないかも…という話

「子どもの可能性」と「大人の可能性」を区別している時点で、「子どもの可能性」も信じ切れていないかも…という話

このnoteは「教育」というものに興味がある人、「人間の可能性」に興味がある人達向けに書きました。
そういう人には絶対に読んで欲しいですし、このテーマについては考えてみてほしいです。

って言われても、
「まぁそれが理想だけど、現実にはセンスとか才能とかあるしね…」
って感じですよね。

全員の可能性を信じたくても、自分の身の回りの「ダメな人」が頭に浮かんできたりすると、
「いやぁ…あの人にはもう

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未来を見てすすむ人、過去を見てすすむ人

未来を見てすすむ人、過去を見てすすむ人

最近、人には未来を見ながらすすむ人と、過去を見ながらすすむ人がいるのではないかと思っている。

未来を見ながらすすむ人は、自分の将来やこれから起こることを楽しみにしたり、目標をきめたり、ああなりたいと憧れをもったりして、それを原動力に前に進むことができる。

過去を見ながらすすむ人は、自分の今までしてきたことを積み上げて、そこから材料をあつめてこれからすることを決めて前に進むことができる。

「夢

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自分の領域を自分で狭めないために

自分の領域を自分で狭めないために

世の中には色々な職業があり、それぞれの専門とする分野があります。しかし専門性を持つことと専門外は手を出さないことは別だなと感じたのでまとめてみます。

目次
1. 専門性を持つこと
2. 専門外は手を出さないこと
3. どうすれば良いか?
4. まとめ

1. 専門性を持つこと「この分野は他の人に負けない。何を聞かれても大丈夫。」と言えるならきっと専門家でしょう。あるいは周りの人から「これはあの人

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さようなら、ロスジェネの私

さようなら、ロスジェネの私

今は売り手市場らしい。

会社の採用担当の人たちが言っていた。
「インターンで職場体験をしてもらって、会社の良さを知り、ぜひうちの会社を受けてもらいたい」

今どきの新卒は、無料で職業体験までできるのか、オープンキャンパスみたいだな、そんな風に思った後、少し胸がチクチクした。
羨ましかった。

内定して、入社式があって、研修があって、同期がいる。人事のカリキュラムに添って、丁寧に指導してもらい、経

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