集中の呼び水
先週末
主人が義父母の
病院に付き添うために
日帰りで実家に
帰りましたので
私は以前から
気になっていた
映画を観に行きました。
観ましたのは
こちらです。
あらすじ
舞台俳優で演出家の男は、妻と穏やかに暮らしていた。そんなある日、思いつめた様子の妻がくも膜下出血で倒れ、帰らぬ人となる。2年後、演劇祭に参加するため広島に向かっていた彼は、寡黙な専属ドライバーの女と出会い、これまで目を向けることのなかったことに気づかされていく。
カンヌ映画祭の脚本賞
英国アカデミー賞の
非英語の映画賞
先週は
日本アカデミー賞でも
8冠でした。
28日に開かれる
米国アカデミー賞にも
ノミネートされています。
感想ですが………
あくまで私の勝手な
個人的な意見ですが
【微妙】
元々
村上春樹作品は
苦手でした。
毎年ノーベル賞
受賞式の際は
ハルキストが
TVに取り上げられています。
中国で知り合った
朋友も
ハルキストです(^^;;
私は頭が悪いのか
あるいは感性が鈍いのか
どうしても
良さがわかりません。
けれども
読書好きの
たしなみとして
一度はその世界を
知らなければならないと
この本を
読了しましたが……
苦手意識が
先行するのか
やはり好きに
なれませんでした。
(フォロワーさんのハルキストの皆さま
誤解の無いように申し上げますが、
あくまでも個人的な感想です)
話は映画に戻ります。
主人公
家福
ドライバー:ミサキ
若手俳優:高槻
オーディションに参加する俳優
右:イ・ユナ(韓国出身) 左:ジャニス・チャン(台湾出身)
私は村上春樹氏の
書かれる
作品の中の
センシュアルな描写が
苦手なのです。
この映画も
始まってから15分くらい
そんなシーンが続くので
早起きが災いしたのか
だんだんと眠くなって
しまいました。
しかし
家福が地方の
演劇祭に呼ばれて
そのオーディションを
始めたシーンから
急に目が覚めました(°▽°)
演劇祭の主催者も
1人は韓国出身なので
韓国語
中国語
英語
ロシア語・・・等
また
ユナは障がい者なので
話しは全て
手話を使います。
多言語舞台の上演が
家福の持ち味だったのです。
その場面から急に物語に
引き込まれていきました。
濱口竜介監督曰く
『言葉を使っているから、コミュニケーションができていると思ったら大間違いということはありますよね。むしろ、言葉がコミュニケーションを邪魔しているという側面はたくさんあるのではないでしょうか。言葉によって、情報をやり取りして、細分化していくことはできるけれど、それによって見えなくなっていることがあると、実生活で感じています』
余談ですが
BTSも
【permission to dance】の中で
国際手話を使っています。
村上作品原作と
いうよりも
多言語が共存出来る世界に
希望を見出せる映画でした。
一昨年のポン・ジュノ監督の
『パラサイト〜半地下の家族』
昨年の
ノマドランド
監督は
中国系アメリカ人の
クロエ・ジャオさん
『もしかしてアジアに流れが来てるかも?』
とも、思いますが
3月28日当日に
なってみないと
これだけは分かりません(´∀`)
昨夜は帰宅して
家事等終わらせてから
お礼に伺うつもりでしたが
地震が起き
バタバタしておりましたので
出来ませんでした。
被害に遭われた方々の
安寧をお祈りしています。
お読みいただきありがとうございました。
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