眠り猫

映画とか、文学とか、花とか、山とか、旅とか、猫とかが好きです。映画のレビューを書きたい…

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映画とか、文学とか、花とか、山とか、旅とか、猫とかが好きです。映画のレビューを書きたいと思ってnoteを始めましたが、今は、その時々で心ひかれたものについて、書き散らしています。私の記事で、ひとりでも多くの方が楽しんでくださいますように。

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記事一覧

秋刀魚食べ 体の中に 秋が来た(東京すみっこランチ その13)

 毎年食べるのを楽しみにしている、大戸屋の秋刀魚が9月27日から食べられると知って、早速訪れた。今年は2尾の提供のみと知り、食べ切れるか若干心配しながらの訪問だった…

眠り猫
18時間前
14

雨中夢中のランで見た今日のお花たち その32

 日曜日、目覚ましをかけたのに、まんまと寝坊。それでも高尾山に行こうとして家を出るが、電車まで少し時間があったので、一度家に戻る。再度、出かけたら、おにぎりなん…

眠り猫
2日前
9

福生で世界一周の旅へ―福生のおったまーじゅ(東京すみっこランチ その12)

 8連勤の終盤で、疲れがたまっていたこの日、気分転換を兼ねて、こちらのお店へ。休日で混みそうだったので、念のため予約を入れておいた。  メニューは、明太豆腐グラ…

眠り猫
2日前
21

図書館でパブリックアートを

Ⅰ 多和田葉子『献灯使』の先行研究をチェックする   多和田葉子の『献灯使』(2014、講談社)を読んだ。大災厄の後の日本を描く、ディストピア小説だ。日本は鎖国され…

眠り猫
3日前
15

夜の公園を走る

 昨夜、青梅マラソンに向けて、3回目のラン。火曜にも走りたかったのだが、帰宅後、自転車で図書館に本を借りに行ったらくたびれて、寝てしまったため、走れず。水曜は雨…

眠り猫
4日前
13

友人の誕生日がもうすぐなので、絵葉書を出した。小さい頃、一緒の保育園で、母が仕事で遅くなるときには、その友人のお宅で夕飯をごちそうになっていた。

友人は天理教の信者で、大人になってから、一緒に天理を旅行したこともある。最近は会えていないけれど、喜んでくれるといいな。

眠り猫
5日前
10

府中郷土の森で、秋の花と建物を楽しむ―今日のお花たち その31

Ⅰ 昆虫と鳥についての特別展を見る 21日、府中郷土の森博物館でやっている、市制施行70周年記念特別展「鳥満員!昆虫レストラン」(〜9月29日まで)に行く。入館料は30…

眠り猫
6日前
11

御岳山で希少種探し―今日のお花たち その30

 御岳ビジターセンターのホームぺージを見たら、タカオヒゴタイ、ツルニンジン、ジャコウソウが見られるとがわかり、三連休の最終日の23日、御岳山を訪れました。タカオヒ…

眠り猫
7日前
21

走りながら見た今日のお花たち その29

 19日に続いて、22日、2月の青梅マラソンに備えてジョギングする。キャップをどこにしまったか、忘れてしまい、探し出すのに手間取る。この日の目標は8キロ。前回は夜だっ…

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8日前
19

少年のイエス―ルネ・クレマン『禁じられた遊び』

はじめに ジャスミン眞理子さんが、ルイ・マルの『死刑台のエレベーター』(1958)をご紹介くださった。そのときに、ルネ・クレマンの『禁じられた遊び』(1952)でミシ…

眠り猫
9日前
9

ツルギキョウとツルニンジンを探しに高尾・城山へ―今日のお花たち その28

 先週の月曜に、高尾山から小仏城山を歩いて、ツルニンジン、ツルギキョウ、ツルリンドウのツル三兄弟を探したが、ツルリンドウしか見つけられず。そのリベンジで8連勤の…

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10日前
9

白萩を見に長福寺へ―今日のお花たち その27

 怒涛の8連勤の翌日の17日、八王子駅からバスに乗って、白萩が見られる長福寺を訪れた。何年も前から行こうと思っていたが、なかなか果たせず、ようやく実行。  バス停…

眠り猫
11日前
9

7ヶ月ぶりに走る。暑いから走りたくない、でも2月の青梅マラソンのためにそろそろ走り始めないと、と重い腰を上げる。夜なのに汗だくになった。

5キロのつもりが、もう少し頑張れそうなので6キロ走った。今月中に一度は、10キロ走るのが目標。

坂道を走ったせいもあるけれど、遅いなぁ。

眠り猫
12日前
8

今日は、8連勤の後のお休み。大学の同人誌に掲載する文学批評の原稿を再度、見直す。大幅な加筆を求められた箇所に手間どり、締め切りを1日延ばしてもらった。担当の学生さん、ごめんなさい。

冊子になったら、noteにも同じ内容をアップするつもり。今回扱ったのは、湊かなえの『母性』。

眠り猫
13日前
10

ジャスミン眞理子さんによる、ルイ・マル『死刑台のエレベーター』の紹介。

ルネ・クレマン『禁じられた遊び』で少年を演じた役者が出演していたとは!

戦争の被害を描く『遊び』に対し、アルジェリア戦争の英雄を主人公に据えた『死刑台』は、戦争の加害の側面に光を当てているのでは?

眠り猫
2週間前
8

学生時代のマンガ好きの同級生に、萩尾望都について聞いたら、マンガ界の漱石のようなもので、当たり外れがないといわれた。それなら自分なりに掘り下げる価値はありそう。

『トーマの心臓』からはヘッセの匂いがした。文学等の先行テクストを、萩尾がどう消化したかを考えるだけでも面白いかも。

眠り猫
2週間前
11
秋刀魚食べ 体の中に 秋が来た(東京すみっこランチ その13)

秋刀魚食べ 体の中に 秋が来た(東京すみっこランチ その13)

 毎年食べるのを楽しみにしている、大戸屋の秋刀魚が9月27日から食べられると知って、早速訪れた。今年は2尾の提供のみと知り、食べ切れるか若干心配しながらの訪問だった。

 単品ではなく定食にして、ご飯は五穀米で量は少なめで、1360円。タブレットで注文する方式なのに気づかずに、ボタンを押して店員さんを呼んでしまった。

 15分ほどで料理が提供される。ホウレンソウのごま和えが添えられている。ベジタ

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雨中夢中のランで見た今日のお花たち その32

雨中夢中のランで見た今日のお花たち その32

 日曜日、目覚ましをかけたのに、まんまと寝坊。それでも高尾山に行こうとして家を出るが、電車まで少し時間があったので、一度家に戻る。再度、出かけたら、おにぎりなんかを入れたエコバッグを忘れて来たことに気づく。気持ちが萎えて、山登りはやめて、走ることにする。走るのは土曜にしたかったけれど、土曜日は、二度寝して起きたのが昼という体たらくで、見送った。

 朝から走ると疲れてしまうだろうから、午後にしよう

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福生で世界一周の旅へ―福生のおったまーじゅ(東京すみっこランチ その12)

福生で世界一周の旅へ―福生のおったまーじゅ(東京すみっこランチ その12)

 8連勤の終盤で、疲れがたまっていたこの日、気分転換を兼ねて、こちらのお店へ。休日で混みそうだったので、念のため予約を入れておいた。

 メニューは、明太豆腐グラタン、ベトナム風な巻きサラダ、チキンと豆のチリコンカンなどなど。

 フランスのグラタンに、ベトナムの生春巻き、メキシコのチリコンカンと、食べながら世界一周の旅が楽しめる。とはいっても、そこはおったまーじゅ、女主人のアレンジが加えられてい

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図書館でパブリックアートを

図書館でパブリックアートを


Ⅰ 多和田葉子『献灯使』の先行研究をチェックする 
 多和田葉子の『献灯使』(2014、講談社)を読んだ。大災厄の後の日本を描く、ディストピア小説だ。日本は鎖国され、言論の自由はなく、108歳の作家の義郎は、仮設住宅で身体に障がいのある曾孫の無名の世話をしながら暮らしている。彼は秘密裏に海外に赴く「献灯使」のメンバーに選ばれるが…、というのが、ざっくりしたあらすじである。

 他の方はどんなふう

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夜の公園を走る

夜の公園を走る

 昨夜、青梅マラソンに向けて、3回目のラン。火曜にも走りたかったのだが、帰宅後、自転車で図書館に本を借りに行ったらくたびれて、寝てしまったため、走れず。水曜は雨で断念し、結局、木曜に走ることに。

 図書館で借りていた本をブックポストに返しに行くついでに走ることにする。しかし、腰が重く、なかなか出発せず。ようやくトレラン用のザックに本を入れ、軽くストレッチして、出かける。体が重くて、歩きたくなる。

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友人の誕生日がもうすぐなので、絵葉書を出した。小さい頃、一緒の保育園で、母が仕事で遅くなるときには、その友人のお宅で夕飯をごちそうになっていた。

友人は天理教の信者で、大人になってから、一緒に天理を旅行したこともある。最近は会えていないけれど、喜んでくれるといいな。

府中郷土の森で、秋の花と建物を楽しむ―今日のお花たち その31

府中郷土の森で、秋の花と建物を楽しむ―今日のお花たち その31


Ⅰ 昆虫と鳥についての特別展を見る 21日、府中郷土の森博物館でやっている、市制施行70周年記念特別展「鳥満員!昆虫レストラン」(〜9月29日まで)に行く。入館料は300円。
 府中の多摩川や浅間山など、特徴ある環境に住む代表的な昆虫を紹介しながら、昆虫を襲う野鳥との関係を含めて展示するというもの。相方は野鳥好きなので、こちらに興味を持ったもよう。昆虫の標本と鳥の剥製から成る展示だった。親子連れ

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御岳山で希少種探し―今日のお花たち その30

御岳山で希少種探し―今日のお花たち その30

 御岳ビジターセンターのホームぺージを見たら、タカオヒゴタイ、ツルニンジン、ジャコウソウが見られるとがわかり、三連休の最終日の23日、御岳山を訪れました。タカオヒゴタイは、名前の通り、高尾にもありますが、自分で見つけられる自信がありませんでした。御岳ならレンゲショウマ群生地で見られるというので、確実性を取りました(笑)。
 
 7時半のケーブルで御岳山駅へ。ケーブルの車体、なかなかカラフルです。

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走りながら見た今日のお花たち その29

走りながら見た今日のお花たち その29

 19日に続いて、22日、2月の青梅マラソンに備えてジョギングする。キャップをどこにしまったか、忘れてしまい、探し出すのに手間取る。この日の目標は8キロ。前回は夜だったので、公園の中をグルグル走っただけだけれど、昼間のこの日は、公園から階段を下りて遊歩道を通って、小さな植物園に寄ったり、お寺の境内の階段を登ってみたりした。早く脚力をつけるために、アップダウン多めにしたせいもあるけれど、あきれるほど

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少年のイエス―ルネ・クレマン『禁じられた遊び』

少年のイエス―ルネ・クレマン『禁じられた遊び』


はじめに ジャスミン眞理子さんが、ルイ・マルの『死刑台のエレベーター』(1958)をご紹介くださった。そのときに、ルネ・クレマンの『禁じられた遊び』(1952)でミシェル少年を演じたジョルジュ・プージュリーが『死刑台』に出演していると書いておられた。『禁じられた遊び』と『死刑台のエレベーター』をひとつの線で結べないかしら、と思い、大昔に観た本作を見直すことにした。

 かつて観たときの感想は、以

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ツルギキョウとツルニンジンを探しに高尾・城山へ―今日のお花たち その28

ツルギキョウとツルニンジンを探しに高尾・城山へ―今日のお花たち その28

 先週の月曜に、高尾山から小仏城山を歩いて、ツルニンジン、ツルギキョウ、ツルリンドウのツル三兄弟を探したが、ツルリンドウしか見つけられず。そのリベンジで8連勤の翌日、17日に訪れた。

 高尾駅7時12分発のバスで、蛇滝口下車。カタツムリさん、おはよう。

 ツルギキョウは、蛇滝遊歩道にあるようだが、はっきりした場所がわからなかった。たまたま同じコースで登っていた年配の女性に場所を教えていただいた

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白萩を見に長福寺へ―今日のお花たち その27

白萩を見に長福寺へ―今日のお花たち その27

 怒涛の8連勤の翌日の17日、八王子駅からバスに乗って、白萩が見られる長福寺を訪れた。何年も前から行こうと思っていたが、なかなか果たせず、ようやく実行。

 バス停から寺に向かう途中の橋に、カルガモの親子がいて、ほっこり。

 寺の敷地に入る。若干、坂道。あ、暑い!

 お目当ての白萩は、ちょうど見頃。ピンクのものとはまた違った、清楚さがある。

 白いヒガンバナも。

 本堂の脇で、おばあちゃま

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7ヶ月ぶりに走る。暑いから走りたくない、でも2月の青梅マラソンのためにそろそろ走り始めないと、と重い腰を上げる。夜なのに汗だくになった。

5キロのつもりが、もう少し頑張れそうなので6キロ走った。今月中に一度は、10キロ走るのが目標。

坂道を走ったせいもあるけれど、遅いなぁ。

今日は、8連勤の後のお休み。大学の同人誌に掲載する文学批評の原稿を再度、見直す。大幅な加筆を求められた箇所に手間どり、締め切りを1日延ばしてもらった。担当の学生さん、ごめんなさい。

冊子になったら、noteにも同じ内容をアップするつもり。今回扱ったのは、湊かなえの『母性』。

ジャスミン眞理子さんによる、ルイ・マル『死刑台のエレベーター』の紹介。

ルネ・クレマン『禁じられた遊び』で少年を演じた役者が出演していたとは!

戦争の被害を描く『遊び』に対し、アルジェリア戦争の英雄を主人公に据えた『死刑台』は、戦争の加害の側面に光を当てているのでは?

学生時代のマンガ好きの同級生に、萩尾望都について聞いたら、マンガ界の漱石のようなもので、当たり外れがないといわれた。それなら自分なりに掘り下げる価値はありそう。

『トーマの心臓』からはヘッセの匂いがした。文学等の先行テクストを、萩尾がどう消化したかを考えるだけでも面白いかも。