福生で世界一周の旅へ―福生のおったまーじゅ(東京すみっこランチ その12)
8連勤の終盤で、疲れがたまっていたこの日、気分転換を兼ねて、こちらのお店へ。休日で混みそうだったので、念のため予約を入れておいた。
メニューは、明太豆腐グラタン、ベトナム風な巻きサラダ、チキンと豆のチリコンカンなどなど。
フランスのグラタンに、ベトナムの生春巻き、メキシコのチリコンカンと、食べながら世界一周の旅が楽しめる。とはいっても、そこはおったまーじゅ、女主人のアレンジが加えられている。グラタンには明太子と豆腐が加わり、生春巻きは具がエビから味付けしたお肉に変更され、チリコンカンには厚揚げが新規参入している。
明太豆腐グラタンは、明太子ならではの辛みを豆腐が中和しているのか、明太子が苦手な私でも食べやすく、あっという間に平らげた。散らしてあるネギが味のアクセントになっていた。
ベトナム風な巻きサラダは、手巻き寿司のように、自分でライスペーパーに具をくるんで食すスタイル。生のセロリの香りと歯ごたえが心地よかった。
チリコンカンは、お嬢さんが作った米粉のフランスパンに乗せて食べる。米粉で作られていることは、言われなければわからない。もっちりした味わいである。辛いのは苦手なのだが、こちらのチリコンカン、辛くはなく、ピーマンも入って野菜たっぷりで、栄養が体に染みわたってゆく感じだ。
副菜には、厚揚げの煮物に、ポテトサラダ、大根とさつまいもを煮たもの。私にとってはオーバーワークだったからか、食欲があまりなかったので、持ち帰りにして、翌日食した。ここのポテトサラダは、酸味があって軽やかで好き。
おばんざいも同じく持ち帰り、翌日の昼に食べる。塩気が効いているので、ご飯のお供にぴったりだ。
食後には、ライン友達特典のシークワーサーネードをいただく。甘ったるくなく、この日の蒸し暑さを酸味が吹き飛ばしてくれるようだった。
8日間、同じ場所に通い続け、働き続けなければならないのはキツかったけれど、おったまーじゅで食の世界一周旅行を楽しむことで、重かったココロもカラダもふっと軽くなった。
私にひとときの憩いをもたらしてくださったご主人に感謝である。
おったまーじゅの詳しい情報はこちらからどうぞ。小さなお店で、混雑していると待たされたり、時間が遅いと売り切れのこともあるので、前もって予約するのがおすすめです。日替わりメニューは、インスタで更新されます。
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