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今日のお花たち

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ゴンドラで花の楽園へ―今日のお花たち その23

ゴンドラで花の楽園へ―今日のお花たち その23

 先週の高尾山登山で汗を絞られ、ぐったりしてしまったので、ゴンドラで楽チンに高い所まで行けて、花も楽しめる、長野県富士見町の入笠山へ。困ったときの入笠山で、数え切れないほど訪れている。

 いつも伺うペンションが満室で、山登りよりも往復に時間がかかるけれど、日帰りで行く。JR中央本線の富士見駅から、富士見パノラマリゾートの無料送迎バスを利用する。

 山麓からゴンドラに乗る。昨年来たときにもらった

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レンゲショウマに会いに高尾山へ―今日のお花たち その22

レンゲショウマに会いに高尾山へ―今日のお花たち その22

 週末、長野の入笠山に行きたい、と思ったけれど、宿が取れなかった。でも、どこかに行こう、と相方と相談。
 レンゲショウマの群生地がある、御岳山を提案するが、高尾山の方が近くて、朝早く登り始められる、といわれる。そこで、早起きして6時半前に歩き始める。
 少し歩くだけで、汗ばんで来る。朝から暑い。まずは、タマアジサイがお目見え。

 イワタバコが見られるというので、沢沿いの6号路を登る。終わりかけだ

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蒸し暑い日も―今日のお花たち その21

蒸し暑い日も―今日のお花たち その21

 昼にチャリ散歩して、職場近くのお寺へ。それほど大きなお寺ではないのに、いつも季節の花々が目を楽しませてくれる。

 前に来たときは、手入れをする方が、蓮の花の水鉢の水を替えていらした。池に生える蓮ではないから、きっと頻繁に水を替える必要があるのだろう。私は檀家でもないのに、立ち寄ってはお花を楽しませていただいているけれど、見る人の目を楽しませる背後には、手間ひまかけてのマメなお手入れがあるのだな

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すっかり夏です―今日のお花たち その20

すっかり夏です―今日のお花たち その20

 昨日は、久しぶりに職場の近くをチャリでぶらぶら。天気が悪かったり、昼間も忙しかったりで、なかなか散策できていなかった。真夏の太陽みたいなヤブカンゾウの花が咲いていた。

 近くのお寺では、蓮の開花がもうすぐ。ちょうど住職の方が鐘をついておられた。「蓮の花、これからですね。」といったら、「そっちのは珍しくて、黄色い花が咲くんだけど、もう終わっちゃったな。」といわれる。黄色い蓮の花なんて、見たことが

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君の名は―今日のお花たち その19

君の名は―今日のお花たち その19

 河川敷に沿って、二駅先まで歩いて帰る。猫ちゃんに会えるかな、と思っていたら、発見! エサをもらって食べていて、周りでは、3人の人が猫のエサやりを巡って、何やら言い争いをしていた。
 猫ちゃんはそんなことにはお構いなしで、エサだけ食べたら、さっさと退散していたけれど。
 去勢したり避妊したりした地域猫たちなんだから、ケンカしなくてもよさそうなものだけれど、ニンゲンの世界はいろいろと難しいものです。

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純白のあなたへ―今日のお花たち その18

純白のあなたへ―今日のお花たち その18

 通りすがりで、まだ咲いておられるあなたにお目にかかりました。

 涼やかな空気を運んでくださり、ありがとうございます。次にお会いできるのは秋でしょうか。それまでお元気でいらしてください。

縄文の眠りから覚めて―今日のお花たち その17

縄文の眠りから覚めて―今日のお花たち その17

 図書館に行くついでに、チャリ散歩。マンションの敷地内で、クチナシがいい匂いを漂わせている。

 歩いても5分で着く公園では、ユウスゲがたくさん咲いている。

 相互貸出ができる、隣町にある図書館まで行く途中、蓮の花が咲く公園に立ち寄ると、大賀蓮も、舞妃蓮も、もう咲いている。

 大賀蓮の命名の由来は、こうである。1951年、大賀一郎博士(1883〜1965)によって、二千年前の二つの蓮の実が二つ

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井の頭公園でラン探し―今日のお花たち その16

井の頭公園でラン探し―今日のお花たち その16

 他の用事のついでに、井の頭公園へ。案内所で、マヤランとサガミランが見られる場所を聞く。マヤランの場所は、ボランティアさんと思しき方が直接案内してくださった。

 サガミランは、10号トイレ前といわれるが、そのトイレがどこかわからず、再度案内所へ。地図に印をつけてもらって、再挑戦して、見つけることができた。こちらはまだつぼみだらけ。

 毎年、マヤランとサガミランモドキを別の場所で見ていたけれど、

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青を楽しむ―今日のお花たち その15

青を楽しむ―今日のお花たち その15

 2年前から、毎年時期になると行くしょうぶの名所。電話したらほぼ満開だというので、時間を捻出して行ってみる。花しょうぶの系統は、江戸系、伊勢系、肥後系、長井古種、野生種とあるそう。私は花びらが細めで、すっきりしたいで立ちの長井古種が好きだ。花びらが大きくて、ぼってりと咲くものは、女性の局部を思い起こさせる気がして、ちょっと苦手。写真家のアラーキーこと荒木経惟は、花を女性の局部に見立てて、写真を撮っ

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野の花を見てごらん―今日のお花たち その14

野の花を見てごらん―今日のお花たち その14

 先週見に行った、職場近くの林に咲くイチヤクソウはそろそろ見頃かしらと思い、自転車を走らせる。1週間前には、つぼみだらけで咲いている株を探す方がたいへんだったけれど、今日はどの株も開いて、満開である。ひっそりした、おそらくほとんど訪れる人もいないだろう林の中で、一株一株が精一杯咲いて、私の目を楽しませてくれる。

 彼らを見ていると、「野の花の育つのを、よく見てごらん」という、マタイ福音書の6章の

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置かれた場所で咲く―今日のお花たち その13

置かれた場所で咲く―今日のお花たち その13

 昨日の夜、図書館で雑誌記事をコピーして来た。記事を読んでから寝るつもりが、座ったまま寝落ちしてしまう。5時頃に目覚めるが、さすがに休みなので布団で寝たくて二度寝した。再度起きたのは、11時近く。最近、平日はなかなか眠れず、週末に寝溜めしてしまうパターンが多い。

 自宅でダラダラして、日暮れにちょっとだけ近くの公園や植物園を自転車で散歩した。マンションの敷地には、咲きはじめのアジサイや、満開のビ

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雨上がりのアジサイ―今日のお花たち その12

雨上がりのアジサイ―今日のお花たち その12

 同僚の方から職場の敷地内にアジサイが咲いていると聞いて、探しに行く。時間内に仕事を終わらせるのに必死で、敷地内なのに咲いていることにも気づかないでいた。葉っぱに水滴を乗せたアジサイは、晴れのときよりも生き生きして、うれしそうに見えた。

 見ているようで見ていないことってあるものだし、雨の日は憂鬱になるけれど、雨の日なりの楽しみ方がある。そのことに気づかされる。

 これから鬱陶しい梅雨の時期に

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高山気分をあなたに―今日のお花たち その11

高山気分をあなたに―今日のお花たち その11

 しばらくお天気が悪そうで、お花を見に行けないかもしれない、と思い、定点観測している場所へ。

 2週間ほど前に来たときとは、お花の顔ぶれがほとんど変わっている。まずは高山植物の女王といってもよい、エーデルワイス。長野の入笠山でも咲くはずだけれど、こちらは平地に咲いているのだから、すごい。

 イワタバコは、高尾の蛇滝に7月下旬に咲くけれど、こちらではもう咲いている。

 白いイワタバコは、ここで

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今日のお花たち その10

今日のお花たち その10

 正確には、昨日のお花たち。9日にバラを見に行った公園へ。通りすがりで咲いているバラも満開のようだから、そろそろ見頃かなあと思って。
 まずは、満開のカルミアがお出迎え。

 バラ園へ。近くの高校の生徒数人が、デジカメ片手にバラの写真を撮りに来ていた。写真部かな。いい写真が撮れたかしら。
 noteに横浜で撮ったバラの写真を載せておられる、Strolling Rickyさんは、バラの名前をきちんと

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