御岳山で希少種探し―今日のお花たち その30
御岳ビジターセンターのホームぺージを見たら、タカオヒゴタイ、ツルニンジン、ジャコウソウが見られるとがわかり、三連休の最終日の23日、御岳山を訪れました。タカオヒゴタイは、名前の通り、高尾にもありますが、自分で見つけられる自信がありませんでした。御岳ならレンゲショウマ群生地で見られるというので、確実性を取りました(笑)。
7時半のケーブルで御岳山駅へ。ケーブルの車体、なかなかカラフルです。
御岳登山鉄道って、京王線の傘下なんですね。今まで知らずに乗っていました。
ケーブルから下りて、レンゲショウマ群生地へ。タカオヒゴタイはすぐに見つかりましたし、何株もありました。割と地味です。
お星さまのようです。
ツルニンジンは、群生地内を探しましたが見つからず、群生地のフェンスに一輪咲いているのを見つけました。たった一輪ですが、内側の色も鮮やかで、なかなかステキ。フェンスの紅一点といったところ。
群生地には、カシワバハグマや、オクモミジハグマ、ユウガギクも。
今日の目的は、これで3分の2達成しました。けれど、せっかく来たので、神社にお参りします。道すがら、お花を楽しみます。
ツリフネソウツインズ。
終わりかけの、もりもりのハギ。
シロヨメナ、でしょうか。
キンノミズヒキ、ですね。
キバナアキギリも、雨に濡れて。
レースみたいな、シラネセンキュウ。
ホトトギスは、植栽のものも含めて、よりどりみどり。
シュウカイドウは、あちこちで見頃です。
神社の境内では、フクロウさんが「どうぞお座り下さい。」
かっぱくんも、負けじと大サービス。
はい、神社に到着です。
相方は神社に来たからもう帰ろうといいますが、歩きに来たんだから、ロックガーデン巡りぐらいはしたい、と主張しました。神社から少し下って、七代の滝へ。
ロックガーデンを歩きます。このあたりは、たくさんの方がいました。全くの観光、といった服装の方も。
苔むした岩の上に石がちょこんと乗っていました。
綾広の滝に来ました。
カメバヒキオコシを見かけました。
セキヤアキノチョウジも。どちらも上品なブルーです。
御師集落に戻って来ました。馬場家、茅ぶきで立派です。
帰りにビジターセンターに寄って、行きに見つけられなかったジャコウソウの場所を教えてもらいましたが、なかなか見つけられず。ダメかと思ったら、下山する道に咲いているのを相方が見つけてくれました。さんざん探したので、嬉しかったです。
キノコの兄弟。これも相方が発見。視野が狭い私と違い、相方は登山道の左右にある植物に割とよく気づきます。
因みに、山行記録のサイトに載せた私の記録を相方が読み、今回の記録には自分が登場しなかった、とがっかりしていたので、noteの方には登場していただきました(笑)。
花粉の時期にはあまり通りたくない、杉並木。
マツカゼソウで、今日の山行、終わり!
下山はケーブルは使わず歩きましたが、ちょうど12時34分のバスが来て、時間のロスなく御嶽駅にたどり着きました。
先週の火曜に高尾に行ったとき、最初は霧がかかったような天気で、下山したら晴れていましたが、この日も全く同じような天気でした。朝、小雨が降るようなお天気だったせいか、乗り物もそれほど混雑しておらず、比較的静かな山歩きを楽しむことができました。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。自然の写真に、みなさんの心が癒されますように。
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