お題

#山であそぶ

登山や山のキャンプなど、山で遊んだ記録をぜひnoteにつづってください。

急上昇の記事一覧

秋の星空キャンプ 週末はのんびりと

今回はキャンパーの雲です。 季節の良い春と秋にキャンプしてます。 たまには気分転換で、非日常を過ごしてみます。 ヘビーなキャンパーではないのです。 1.目的キャンプ場に行ってキャンプするだけで、崇高な目的などないのですが。 まあ、せっかく一泊二日も時間をとるので、有意義に使いたいと思います。 やはり楽しみたいポイントはコレです ・昼食は、テントと食事場所設営して快適にする ・オシャレな昼食にする ・キャンプ場を探検する ・のんびりとスケッチをして午後を楽しむ ・朝食にホ

夕暮れの丘。

駐車場に車を停める、 西の空は明るく美しい。 車山肩 ここは信州、霧ヶ峰高原。 広大な霧ヶ峰の最高峰、標高1925mの車山。 車山肩に車を停めて空を見上げる。 薄暗くなった登山道を歩き出す。ヘッドランプを装備しての夕方歩き。 涼しくなった夕暮れの高原は素晴らしい。 ヘッドランプの灯り 登山道というよりは砂利道といった感じの道を歩いていく。 何度も歩いた事のある道だがヘッドランプの灯りで歩く道はいつもと違って見えて初めて歩く道のように新鮮で楽しい。 つい20分前、車を走

小春日和にホオジロ鳴く 観察会レポート<K湖編>1/3話 2024年10月

 先日、みやま高原野鳥の会主催の野の生き物観察会に参加してきました。  場所はK湖周辺です。  遠いので早めに向かったら、けっこう早く着いてしまいました。  指定された集合場所(駐車場)に一台だけ車が停めてあって、見たら顔見知りのTさんでした。  「おはようございます、早いですね」  Tさんと近況報告をしている間に役員がやってきました。  「おはようございます、早いですね」  出てくる挨拶が同じでした。  役員が来たので、受付を済ませて、歩く準備をしました。  前

山行記その12 槍ヶ岳〜八畳の天国〜

両親が横浜の家を引き払って湘南に引っ越したのはもう20年以上前。高台にあるので二階からは、きらきら光る相模湾と江ノ島が遠望できる。 今、僕が暮らしている信州の家からは晴れていれば蒼く聳える北アルプスをのぞみ、常念の左側に槍ヶ岳のほんの穂先が頭をのぞかせている。 どっちも恥ずかしくなるくらい遙か遠くの景色だけど、何となく嬉しくもある。その美しさは僕のおかげでもなんでもないのではあるが。 今から百名山を目指そうとも思わないけれど、家から見える峰々にはいつかなんとか登ってやろう

アトリざんまい 観察会レポート<B湖編>2/2話 2024年10月

 先日、みやま高原野鳥の会主催の野の生きもの観察会に参加してきました。  場所はB湖です。  観察会ご一行は、湖の畔の開けた場所で足を止めました。  ここから水面にいる水鳥を観察します。  先ほどよりは鳥が見やすくなりました。  色もはっきり見えて、ホシハジロとキンクロハジロで間違いないと言うことになりました。  湖の上空をトビが飛びました。  観察会ご一行はさらに先に進みました。  上空をじっくり見ていたスコープ隊のOさんが  「そっちに行った!」  その方向に

「フクロウがやってきたお話」 「日光光徳小屋からのお便り」2010.10 ②

光徳小屋 四代目管理人 堺惠子  ある日の散策で見つけたサルノコシカケの行列。 しっかり育ってくださいね。 そしてワタスゲ。 これは花ではなく実なんだそうです。 花は小さく目立たなくて、白い実の絨毯が素晴らしい♪のです。  小屋前の小川を渡り、でべそ山の山麓を光徳沼へ・・・ 山桜会の皆様すでにご存知の、苔むした石の合間を澄み切った湧水流れる小川沿い。 笹の低いこの時期に逃せないハイキングコースです。  夏休みに入り、奥日光のハイシーズン。 修学旅行の生徒さんの声が斜面の

山の中 大木囲まれ 文化財 秋の気配は さらに山上

岩が湧いているという意味を持つ山がある。その山の山頂は花芒があり、秋の気配を感じる場所であった。だがその手前中腹付近には立派な寺院がある。この日は山に登らずに中腹の寺に注目した。 寺は結構年季がある。それなりに古いことは分かったが、説明版を見てなるほどと頷く。だがこれでも周りのものと比べたら新しい。周囲を囲むように生い茂る杉の大木は、目の前の建物よりもはるかに樹齢が長いのだ。そして、忘れてはいけないのが多宝塔である。国が指定している重要文化財だ。京都や奈良にいかなくてもこん

があこの山旅(百高山③南アルプス 小太郎山)

8月お盆後半、大雨で槍ヶ岳を諦め、北岳方面に転戦しました。甲府に前泊、鳥のモツ煮と、山梨の銘酒などを堪能し、早朝、奈良田に向かいます。 御池小屋からは直射日光に体力を削がれます。  ようやく現れた頂上と景色に感謝です。 分岐までもどると、12時半を過ぎており、ガスも降りてきてしまったので、北岳は断念して、広河原に下山することになりました。 16キロの山旅でしたが、9時間近く要しました。 人の少ない山旅も刺激的で、楽しかったです 「があこの山旅(富士山2024)」から

「フクロウがやってきたお話」 「日光光徳小屋からのお便り」2010.10 ①

光徳小屋 四代目管理人 堺惠子  4月。 すっかり雪解けと思われた日光光徳小屋は、やっと地面が現れたと思うと雪。 例年になく晴れと雪の繰り返しが多く、もう雪も終わりねとすっかり斜面が現れた月末、またまた20㎝超の雪。 雪に埋もれた光徳小屋は夏の静けさとは違った、透明感のあるキンとした空気が漂います。 そして斜面にはクリスマスツリー群。  美しい雲。光を受けた質量感、モノトーンのグラデーションに心が溢れます。 そして自然界には決して同じ形がないことに、いつもいつも感動します

自然と登山を愛する若者を増やしていこう!!

学習院山桜会 会長 加藤洋 学習院大学山岳部 昭和57年卒  私たち学習院山桜会は、学習院大学山岳部・学習院高等科山岳部のOBOGの現役支援の会です。OBOGの活動、学習院大学山岳部、学習院高等科山岳部の各種情報を発信していますが、何よりも「自然と登山を愛する若者を増やす」ことが目的の会です。  このたびの、日本山岳会学生部さんのプンギ峰遠征隊は、輝く笑顔にあふれていました。 おめでとうございます。 「ネットに転がってない登山を」日本の大学生5人 標高6524m…ヒマラ

「ふたご座流星群と積雪期の奥日光のお話」 「日光光徳小屋からのお便り」2010.04 ①

光徳小屋 四代目管理人 堺惠子  3月初旬、小道の雪はすっかり融けて、白い世界に黒い蛇が姿を現したかのように地面を走りました。 小鳥の声もさえずりにかわり、すっかり春が来たようで、積雪量はがくんと35㎝まで落ちました。 ところが甘いね!とばかりに雪を連れてやってきた寒波が積雪量を二日間で75㎝に逆戻りさせました。  暖冬と言われながらの今シーズンでしたが、着任後初めての積雪量115㎝を記録し、最低気温はマイナス14.5度でした。 やっぱり日光光徳小屋の3月は冬だったんだな

「ふたご座流星群と積雪期の奥日光のお話」 「日光光徳小屋からのお便り」2010.04 ②

光徳小屋 四代目管理人 堺惠子  雪の上、光徳小屋近くにしっかりとラインができたお客様の足跡。 ウサギは跳ねた足跡♪ そして本棟をぐるり、管理棟をぐるり、テンでしょうか、キツネでしょうか? 縁の下を確認してるような足跡が「光徳小屋の床下にもぐりたぁい!」と叫んでいます。 そして寒波が立て続けに押し寄せた頃、光徳小屋には侵入者が! トガリネズミ目モグラ科の哺乳類「ヒミズ」です。  捕まえて見ると結構かわいいのですが、もう!! 家の中をテッ!テッ!テッ!。 カサカサカサ。 う

「大野川の暮らし魅力再発見!」一の瀬に生息する動植物を探そう イベントレポ

8/6(火)に一の瀬草原にて乗鞍高原に生息する動植物を探すガイドウォークイベントが開催されましたので、当日の様子をレポートします。 夏休み期間に開催されたため、地域住民以外のお子さん連れのご家族もたくさん参加された会でした! イベントの概要今回のイベントは、のりくら高原ミライズ構想協議会の移住推進プロジェクトチームが主催。地元の魅力を大人も子どもも一緒に再発見してほしいとの趣旨で企画された、全5回のイベントのうちの第2回目です。 第1回「大野川の暮らし魅力再発見!」ぶどう

「倒木更新とワタムシのお話」 「日光光徳小屋からのお便り」2009.10 ②

光徳小屋 四代目管理人 堺惠子  6月のある日、小道を入ると白く光るものが一面に。雪?なんだろうと車から出てみると小さな虫。ワタムシの子供たちが飛んでいたのです。 手にとったらすぐにも潰れそうな柔らかさです。 一面舞っている集団は木漏れ陽の光に反射してとてもきれいでした。 秋の終わりに移動する時、ユキムシと呼ばれ、ユキムシを見たら10日ほどで雪が降るんだそうです。 そういえば昨日1匹飛んでいるのを見つけました。えっ!?もうすぐ初雪・・・?  雨の多かった今年、光徳小屋周辺

馬のいる日常

むかし住んでいたドイツでは、馬が日常生活に溶け込んでいた。少なくとも日本との比較でいえば、日常で馬に遭遇する機会はずっと多い。 馬を飼っている人がいたり、馬術クラブに通う人がいたり。同僚の中にも子どもを馬術クラブに通わせている人がいた。 ちなみに、なにを隠そう、うちの息子も小さな頃に馬術クラブに通っていた。受講料は非常に安い。毎週末、車で20分くらい走ったところの村へかよって乗っていたなぁ。懐かしい。 豊かな自然の中で乗馬で、ドイツでは湖の周囲や林など自然の豊かな場所へ

念願の石鎚山に

石鎚山はずっと行きたかった山だ。 母が高知の生まれということもあって、四国には強い思い入れがある。東京に住んでいた私は、小学生の夏休みには父の福島県か、母の高知県へ交互に連れて行ってもらった。東北がいいよねって感じるようになったのは大人になってから。子どもの頃は、夏に海で遊ぶのが大好きだったから高知へ行く年はとても嬉しかった。 霊峰として名高い石鎚山なので、親戚の叔母ちゃんからお守りを贈られたこともある私にとって、知っているようで知らない山だ。 子ども心に石鎚山のとんがった

美しき水鏡。

無風の水鏡 八柱の森から再び雨池の水辺へ。 無風の湖は研磨されたように見事に周囲の景色を映し出す。 8月の緑生い茂る森、縞枯山から雨池山、三ッ岳と続く雨池三山。山並だけでも絶景と呼べる風景。 その絶景が水鏡に映り込む素晴らしさ。 時間が止まっているかの様な、無風の風景をゆっくりと楽しむ。 ビーチ 東岸から時計回りに南岸へと進んでいく。 「ビーチ」と呼んでいる砂浜、ここも美しい場所である。 砂浜がぬかるんでいるため水辺までは行きにくい場所であるがここから見る雨池は素晴ら

「冬の「自然のかたち」三選」 「日光光徳小屋からのお便り」2009.04 ①

光徳小屋 四代目管理人 堺惠子  着任から3年目。 「あんな寒いところに・・・」などとつぶやかれるのもなんのその。 昨シーズンから操作をマスターした除雪機で、約700mの小道をバンバン除雪。 冬中、四駆のRAV4は難なく光徳小屋まで往復しました。 「いやぁ、昔の積雪量とは全然違うからね。」 などと地元の方たちから言われながらも、「私たち、結構たくましいでしょ!酷寒の山小屋に住んでいるなんていうイメージは全然ありません!」と心の中でつぶやきながら・・・  斜面に根付いた3本

御岳山 であそぶ -野鳥に出会う-

#山であそぶ 〒198-0175 東京都青梅市御岳山 天狗岩・ロックガーデンこのネーミングにまず惹かれました。 なんでしょう、天狗の岩っていうのは。。 そしてロックガーデン?!私は音楽も好きななので何かのフェスを思い起こします。 沢沿いは真夏でも涼しく感じると思います。歩いてると小鳥の鳴き声が心地良いんですよね。 御岳登山ケーブルが便利上の動画内にも出てきますが、このケーブルカーに乗れば楽ちんです。歩くとケーブルカーの周りをクネクネと登って行くようなイメージで1時間弱く

「冬の「自然のかたち」三選」 「日光光徳小屋からのお便り」2009.04 ②

光徳小屋 四代目管理人 堺惠子  また、光徳小屋周辺の鹿は、秋まで夜な夜な斜面に出没し、多い時は15頭もの姿がありました。 冬になり雪が降り始めると、除雪された小道を鹿道と決めたようにいくつもの足跡が見られましたが、徐々に雪が積もってくると笹を食べに小道から雪の中に入りかけ、「うおっ!深い!」とばかりに小道に戻ったような形跡があったり、小道脇の笹を雪から掘り出して食べたような跡があったりすることが随分と続きました。 ところが一気に積雪量が70㎝となった日からぱったりと足跡が

【山の心得】~スキットル編~

こんにちは!ミズです!! 本日は全国的に雨模様ですね。僕の住んでいる地域も、しとしとと雨が降り続いていますが、明日からは天気が回復するようです。 折角の三連休が全て潰れずに済んで良かったですね。 先日木曜日(10月31日)には、晴れ間を狙って阿智セブンマウンテンの富士見台高原や南沢山へ行ってきました! 神坂峠方面から来られる方が多いと思いますが、今回は「せいなの森キャンプ場」から始まる尾根ルートを使い、南沢山経由で富士見台高原まで行ってきました。ぜひ、山行レポートを見ていた

「倒木更新とワタムシのお話」 「日光光徳小屋からのお便り」2009.10 ①

光徳小屋 四代目管理人 堺惠子  4月、雪解けの季節・・・。ところが今年はエイプリルフールの1日に一気に20㎝の降雪。 どうしたことかと思っていると、粗い雪はあっという間に融けて、緑が見え始めた斜面は春が勢いよく走ってくるようでした。 神様の気まぐれだったのでしょうか?  雪がなくなって鹿もお目見えした頃、光徳小屋裏に、なぁんとなく気配を感じて出てみると、うわっ!猿の軍団が大きな木3本に鈴なり・・・ 見事でしたが、一斉に降りて向かってきたらちょっと怖い。 中善寺のスーパー

があこの山旅(富士山2024)

7月28日、前回の大町温泉「薬師の湯」で入手した三代目があこも一緒に、富士山にチャレンジです。 今回は10人のメンバーが集まりました。 今年から山梨側のゲートチェックが、格段に厳しくなり、16時過ぎると、通過には、宿泊証明書提示が必要となります。お宿は、いつもの六合目「星観荘」にお世話になります。 朝3時に起床して、3時半に出発です。 5時頃には明るくなります。 9時半に、があこ隊が登頂し、後続を待ちます。 登頂後のお楽しみは、頂上売店での、味噌ラーメンです。1200円

テント泊からのぼる麗しき岩山〜甲斐駒ヶ岳〜

岩のぼりが好きでボルダリングまで始めた私。 とはいえ、名だたる岩綾の山々にのぼるにはまだまだ準備が必要だ。 徐々にランクを上げていく。 今回どうしてものぼりたかったのは、南アルプスの北部に聳える標高2967mの甲斐駒ヶ岳だ。 北岳から見た甲斐駒ヶ岳の山容が美しすぎて 「一目惚れとはまさにこのこと」 というほどに、見惚れてしまった山。 北岳や八ヶ岳の赤岳には強く逞しい印象があったが、甲斐駒ヶ岳には岩の険しさがありつつも花崗岩の白く輝く美しさに高貴な雰囲気まで感じた。 南アルプス

今日はあの山へ#19|紅葉の谷川岳・沢めぐり(マチガ沢、一ノ倉沢、幽ノ沢、芝倉沢)

※この記事の写真は2020年10月31日(土)のものです 谷川岳の近くにはに山や沢を見上げながら歩ける道があります。 谷川岳から見おろす景色は素晴らしいですが、この道から見上げる景色(山・沢)も負けず劣らず。今回は谷川岳ロープウェイバス停を出発し、谷川岳には登らずにマチガ沢・一ノ倉沢・幽ノ沢・芝倉沢をめぐるコースについて書きたいと思います。 道中終盤にロープを使う場所が1箇所だけあるものの、全体的に坂道は少なく、登山というよりはハイキングなので初心者の方にもオススメです

山行記録:浜益御殿(R6.10.26(土))

北海道在住の鶴木貞男@コンサポ登山社労士です。 北海道小樽市にある「つるき社会保険労務士事務所」で特定社会保険労務士として社労士業務を行っております。 私の趣味の一つに3年前から始めた登山があります。 毎回の山行記録をnoteとヤマレコに投稿しています。 前回の山行記録はコチラ ↓ 浜益御殿(はまますごてん、標高1,039m)10月最後の週末、北海道石狩市浜益区にある「浜益御殿」(標高1,039m)に登ってきました。 山の名前は、かつてニシン漁の拠点として使われた

キャンプとヒルと無能の鷹

先週の3連休、どこにもお出かけ予定がなかったので、庭にテント張って次男ハルキと2人でキャンプすることにしました😊 安上がりだし、ラクだし、楽しい💕 田舎バンザイ💕 すると、最近夜の冷え込みが強くなってきたせいか、翌日… ハルキが熱出してダウン😱😱😱 せっかくの三連休を台無しにしてしまった母です💦 で、リベンジというわけでもないんですけど、この土日はコテージキャンプへGO🚗 やたら私のキャンプ熱が高まっているのは、子どものためというより、新しい焚き火台を買ったので、自

【岩石マニア】石垣島巨石めぐり 番外編|by 鈴木邦彦@石垣島|石垣島十名山(中編)

【石垣島巨石めぐり】をご覧いただきありがとうございます! ギャグ漫画家兼 クライマー兼 岩石マニア の鈴木邦彦と申します。 さて、石垣島でさまざまな新しい巨石を探すうち、島内の山や沢もあちこち歩き回る日々が続きました。マーペーを崖側から登ったり、アマユナーの滝を下って遊んだり‥。 石垣島の複雑に入り組んだ地質・岩質がつくりあげた山々は、巨石と同じように、力強く奥深い美しさに富んでおります。 山めぐりを通して、その美しさにすっかり私は魅了されました。 しかしどうにも、石

“沢”だらけの一日【東京都/棒ノ嶺/小澤酒造】

 お店の皆と行く月一回の山の会。今月は東京都と埼玉県にまたがる棒ノ嶺(棒ノ折山)を歩く。標高の高い山は既に紅葉が始まっているが、東京の山程度の標高ならまだ紅葉には少し早い。暑さがぶり返す週末に少し涼が欲しい、そんな時は沢を歩くのも良い。ちょっとスリリングでエキサイティングなハイキング。 山行記録棒ノ嶺(棒ノ折山)について  棒ノ嶺(棒ノ折山)は奥多摩と奥武蔵の境にある標高969mの山である。“棒ノ峰”や“棒ノ折嶺”と言った呼ばれ方の他、“坊主の尾根”、“坊の尾根”と呼ばれ

【冬キャンプをもっと楽しく!】CB缶ひとつでぽかぽか♪マイ暖で楽しむキャンプ体験

寒いの苦手だけどキャンプしたい!そんなあなたへ。ポータブルストーブ「マイ暖」を使った冬キャンプに挑戦! こんにちは。音楽と自然を愛するtkpです。 日中は暖かい日が続いていますが夜は冷え込むことも多いですね。 キャンプでも防寒対策が重要になってきます。 ちなみに僕は大きなストーブを持っていないので 気温が氷点下になるとキャンプに行けません。 雪中キャンプしながらストーブでおでん作って食べたいな なんて妄想ばかりしちゃったり・・・・・・ こんな妄想ばかりしていて

「アナグマとシロバナノヘビイチゴに感動」 「日光光徳小屋からのお便り」2008.10

光徳小屋 四代目管理人 堺惠子  日本中が異常気象だった今夏、日光光徳小屋も雨が多く、30度を超えた日はたったの2日と言う涼しさでした。 戦場ヶ原では、9月中旬に霜が降り、数日前には氷が張りました。 日光光徳小屋でも9月28日の最低気温は1.7度となり、すでにストーブが活躍を始めました。 秋晴れも心もとなく、紅葉が始まった中で秋空の中くっきりとした男体山は長居をしてはくれません。  昨年は駄目と言われながらも、後半で素晴らしい紅葉となりましたが、今年の秋色の変化はどうなる

藪の中の鳥を探せ 探鳥会レポート<K山編>3/4話 2024年10月

 先日、ニコ支部O分会の探鳥会に参加してきました。  場所はK山です。  鳥にお礼を言う礼子さんの話が面白かったです。  鳥界にはモデル専門学校があって、ポーズがうまい子はその専門学校の卒業生なのだそうです。  たまにポーズが下手な子がいるのは学校に行く前だから。  野鳥をこんな風に想像して楽しむのは面白いと思いました。  もう少しで山を下りるという辺りにて。  今回初めてO分会の探鳥会に来たというYさんが立ち止まっていました。  左にある藪の中をずっとのぞき込んで

憧れの湖。

名著 「北八ッ彷徨」 著者、山口耀久氏が1950年代に毎年のように通って遊んでいた雨池。 当時は雨池へ通じる道もなく藪を漕ぎ雨池を目指し一行以外誰もいない湖に筏を浮かべ天幕を張り遊んだ記録。 登山道を作る目印ができ観光地化しないか心配した山口氏の気持ち。 その憧れの雨池の水辺に立ち、当時に思いを馳せる。 現在の雨池 静かな佇まいのまま美しい景観を残している現在の雨池。 樹海の中にぽっかり開いた明るい空間。 雨池を歩いてみる。 北側まで行くと岩と石の地帯となり石の上を歩

があこの山旅(百高山②)

梅雨明け前の7月7日、北アルプス後立山、蓮華岳にチャレンジです💪30年前の記憶だと針ノ木雪渓は早くに後退、消失するイメージでしたが、今回はかなり良い状態のところを登降できました。 前日、信濃大町の宿「竹乃家」で宿泊、地元のお酒「大雪渓」を味わいました。 天気は晴れ、風強し、扇沢から針ノ木雪渓を登ります。 蓮華岳まで、通常は、なかなか足を延ばさないものです。稜線は風が強いものの、北アルプスのパノラマ、剱岳の遠望も楽しみながら、頂上に到着しました。 頂上からは、登りと同じル

雨池へと続く道。

雨池峠へ 北八ヶ岳ロープウェイを降り八丁平から雨池峠へと向かう。 整備された木道を歩いていくと青い屋根がトレードマークの縞枯山荘が見えてくる。 美しい笹原と青い屋根。なんとも素敵な風景がそこにある。 さらに進み雨池峠に到着。 ここは十字路になっていて北へ行けば雨池山を通り岩峰の三ッ岳。南に行けば縞枯模様の縞枯山。 来た道を西へ戻ればロープウェイ。 向かう雨池はこの十字路を東へと下っていく。 単管と木の板で作られた橋状の道を抜け森の中を歩いていく。 雨池への下り 登

バーチャル登山

雲さんのバーチャル登山がUPされました♬ 登山シーズンの秋 気持ちよさそう~と羨ましく指をくわえて参加しました笑 ぜひぜひ、皆さんも参加してくださいね こうして記事を更新してくれる 賛同してくれる人がいることに感謝です 雲さん✨ありがとう~🥰 バーチャル登山は 闘病中や様々な理由から 外出が困難な方と一緒に写真と文を通して お出掛けするというものです ほんの一時でも 外に出掛けた気分を味わって頂けたら 幸いです また山や海、渓流など アウトドアをされる方々 あなたの

六甲山初心者コースでシーズン前のウォーミングアップ登山でしごかれました

今回登山ターゲットは六甲山です。 私たちの仲間として一緒に登山参加してるイメージで読んで頂くように構成しております。 心琴さんのバーチャル登山のマガジン向けのコンテンツとして作成しております。詳しくは記事の最後に記載しております。 1.案内メール今回は、いつもの登山グループのリーダ格の登山師匠がシーズン前に近場で足慣らししませんかとお誘いが来ました。 2.今回のターゲットの六甲山と登山口六甲山系の登山口は、多いのですが駐車場は基本的ありません。 公共交通機関で登山口まで

があこの山旅(百高山①)

百名山達成したあとのテーマとして、二百名山か、それとも…という時期に「百高山」というターゲットを見つけました‼️40山くらいが未踏と判明💡 https://www.eonet.ne.jp/~kurosukenotabi/list_100kouzan.html 2024年6月、まずは、近場の八ヶ岳横岳、権現岳から、梅雨の間隙をついて攻略開始です。 晴天の杣添尾根を一気に横岳まで登ります。八ヶ岳東面は30年ぶりらしいです。 なぜか、横岳周辺の鎖場もう含めて、一眼レフで花の撮影

デザインモチーフは登山仲間の同期?プロトレックの最新モデルを着けて紅葉登山をしてきた!

こんにちは、カシオ広報部の奥田です。 今年の紅葉は見頃が遅く、これからベストシーズンを迎える場所も多いですね。 紅葉狩りといえば、登山!先日、本格アウトドアウオッチ「PRO TREK(プロトレック)」の最新モデルを着けて秋の登山を楽しんできました。 今回使用したPRO TREKの最新モデル「PRJ-B001」は、実は私にとってとても馴染み深いモデルです。 なんと、このモデルのデザインモチーフは、私と私の同期なんです! 私たちが入社したのは、コロナ禍真っ只中の2020年で

「たくさんの訪問者(動物たち)に感動」 「日光光徳小屋からのお便り」2008.05 ②

光徳小屋 四代目管理人 堺惠子  時は戻りまして昨年9月、すでに秋の気配の中、日干し中の雨傘に寄っては離れを繰り返し、ひらひらと優雅に舞う1匹の蝶々。 なんと翅が透けているのではありませんか。 知らなかった!アサギマダラの翅は絹のように美しく透けるんです。 日光光徳小屋で初めて見つけた1匹でした。  台風の洗礼を受けた後にやってきた紅葉は心なしか元気がなく、今年は外れ?と地元でささやかれ始めたのですが、10月中旬からの冷え込みで一気に加速。 例年にない美しさとなりました。

【山の心得】~○⚪︎○ゲイター編~

こんにちは!ミズです!! スカッとした快晴がなかなか訪れませんね。 不安定な天気が続いているようです。 10月26日~27日にYAMAPのイベントに参加する予定ですが、天気が心配です。せめて曇りであってほしいものです。 そういえば、先日「雨の山もいいよ!」という記事を書きましたが、読んでいただけましたか? 今週末に不安な天気の中で山行を計画されている方に必見の内容です。 雨の登山をネガティブに捉えるのではなく、前向きに楽しんでみてください。記事のリンクを下に貼っておきますの

「野鳥も凍える寒さ」 「日光光徳小屋からのお便り」2007.05 ②

光徳小屋 四代目管理人 酒井恵子  またまたある日は、窓の下に小鳥がいて少しも動かないのです。 怪我でもしてるのかと手に乗せたらなんとそのまま手乗り野鳥に。  鳥が人の手に乗るなんてことはありえず、「うふっ。嬉しい。」と喜んだのもつかの間、部屋の中を飛び、逃げ回り始めました。 結果、凍えていたものと推察。 窓を開けたら元気に飛んでいきました。  それでも今年の光徳小屋での最低気温はマイナス13度。 昨年のマイナス26度には遠く及びませんでした。  初の越冬は、暖冬にて

YAMAPと秋の低山ハイク

久しぶりに低山ハイクに行ってきた。 朝7時に登り始め10時には麓のスタバでお茶ができるほど手軽な、地元の低山だ。 マイナスイオンとせせらぎの音に癒されながら登山開始。 天候に恵まれたせいか、沢山の人々とすれ違う。 こんな低山でも、山に来る人は皆どこかストイックで品がある。 服装のマジックかもしれないが、山でギャルやヤンキーを見かけたことが無い。 最初に出会った花は、今が花盛りのミゾソバ。 ソバに似た実をつけることからミゾソバと呼ばれる。 一般的に、有用な植物に似ている

🌲🌟親友家族とはしゃぐ、green seasonの草津スキー場

(約1300文字) こないだ、高校時代からの友人が、旦那さんと8才の娘っ子と共に遊びにきてくれました。 草津温泉スキー場は、様々なアクティビティがあってグリーンシーズンも楽しめます。 よく晴れた日の午前中。 まだ人もまばらなスキー場。 さっそくゴンドラに乗りこみます。 あっというまに天狗山山頂に到着。 標高1,370m スキー場にはいくつかのゲレンデがありますが、一番麓に近いのが天狗山。 テラスになっていて、草津町が一望できます。 ちなみに、ゴンドラの料金は往復で、

クマ避けのTシャツデザインした

ストアの方に入れてあるんだけど、「クマと遭遇しませんように」という願いを込めたTシャツをデザインした。まぁ、半分宣伝記事だからそれが不快な方はここで離脱してください。 カメラをもって山歩きをしていると様々な動物に遭遇する。 過去、実際に出会った野生動物としては、 熊、ニホンカモシカ、鹿、イノシシ、アナグマ、キツネ、リス、サル、オオトシカゲ等と遭遇した。 やはり体格の大きな熊やイノシシには出来れば遭遇したくない。 過去、特に熊と出会った事は何回か有る。一番怖かったのが、

光徳小屋創設時の建設作業と戦前の光徳小屋利用のピーク③

学習院大学山岳部 昭和62年卒 学習院高等科山岳部 昭和58年卒 平澤信一 ◆山小屋建設状況視察 1939(昭和14)年9月24日 現地の建設の進行状況を確認した。 先生:西崎一郎先生 現役:土田新一、糸井弘之 出典:輔仁会雑誌164号 ◆光徳小屋竣工 1939(昭和14)年11月 奥日光、光徳の地に念願の山小屋や完成した。 出典:輔仁会雑誌165号 ◆第一回光徳小屋合宿 1940(昭和15)年1月2日-5日 学習院中高等科山岳部の部長とOBと現役で完成を祝う。

「日暈と蛍やアサギマダラに感動」 「日光光徳小屋からのお便り」2007.11 ①

光徳小屋 四代目管理人 堺惠子  奥日光は今、透明な空気に包まれ、光と緑、青い空、白い濃淡の雲、深い青緑の水、素晴らしい風景を織りなしています。 そして、日光光徳小屋もその背景の中にすっぽりと同化しています。  昨年は蕾をつけなかった、西側湿地のバイケイソウが一斉に芽を吹き、一面に花を咲かせました。 光徳小屋周辺には今年もたくさんの花が咲き、なんと斜面にはハクサンフウロが数株姿を見せました。 かわいいキノコやギンリョウソウもポツンポツンと芽を出しご挨拶。 来年も姿を見せて

心中はフクザツな信州ツーリング 3/3

【文字数:約2,200文字】  前回の記事はコチラ↓  以前から訪れてみたかった無言館を鑑賞したりんどん。  おおよそ想定していた通りのツーリングを楽しめていたのだが……?  今回のツーリング記録1/3では、諏訪湖の近くにある北澤美術館を訪れた。  このすぐ近くには「タケヤみそ」の工場があり、売店の入口にはサムネイルの「菌塚」がある。  畜産の解体場などでは供養塔があると聞くし、人間は利用させてもらっている、という意識を持つべく拝んでおいた。  売店では当然みそ

長めのコースで秋の会津駒ヶ岳

前日の燧ヶ岳に続き会津駒ヶ岳を歩く 会津駒ヶ岳登山口第2駐車場で車中泊、トイレはウォシュレット付きでありがたい この日は長丁場になることは分かっていたのと、帰りはバスで駐車場に戻るため、余裕を持ってバス乗り場に到着したい 3:40頃から行動開始 真っ暗が続くのでヘッドライトと熊鈴装備

高尾歳時記 2024年10月19日

 毎年楽しみにしている、センブリの花が開花しました。  センブリの花が咲くと、高尾の花の季節は最終盤です。徐々に花は姿を消し、11月に入ると本格的な紅葉の季節を迎え、冬支度がはじまります。  しかし今年は残暑が厳しく、今日も暑い日になりました。この時期朝早い時間は例年10度台のはずですが、午前7時時点で気温はすでに20℃。午前10時時点の高尾山山頂の気温は25℃でした。そして今日は湿度が高く、流れる汗を拭いながらの山行になりました。今日は箱根駅伝の予選会が開催されましたが