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院内集会に行ってみた!
6月6日、芸能従事者協会さんにお誘いいただいて、勉強会「芸能従事者・クリエイターの事態と課題」(於 衆議院第一議員会館多目的ホール)に行ってきました。これまで省庁に資料を届けに行ったことはありましたが、議員や官僚の皆さんのところに”要望”という形でお邪魔したのは初めて。
当日、どのようなことをお話ししてきたかご報告します。
今回は、10名以上の議員や、総理大臣補佐官、各省庁の担当官僚の皆さんが話
「日本映画業界 女性の働き方の現在地」
先日、国際フォーラム「女性映画産業従事者の声を聞く:日本と韓国の映画製作労働環境と動向」にて映画業界におけるジェンダーギャップの現状と働き方の変遷について発表してきました。2023年の最後に、発表した内容と当日の感想をこちらに記します。
はじめに私は大学進学時の2001年より装飾助手や小道具として商業映画の撮影現場へ入りましたが、当時はインディペンデントや他業種出身の監督が商業作品を手がけること
「日本映画制作適正化機構」を知る【その5・最後に】
”「日本映画制作適正化機構」を知る”として、その1から4まで、その構造や問題点について書いてきました。まとめてみるといくつも重要な問題点が浮かび上がってきたと思います。
ここまでに、ハラスメント対策について詳しく言及していませんが、それについては下記で記事になっていますのでぜひご一読ください。
映画フリーランスの生活は“コスト”様々な問題の根本にあるのは、大手映画会社は自分たちの利益(フリーラ
「日本映画制作適正化機構」を知る【その4・映適ガイドラインを読む②】
ガイドライン策定の経緯さて、契約書もない、就業規則もない、なんの手当もない、ないないづくしの映画制作現場に初めて業界団体から示されたルール…!これを見ていくにあたって、成立までの流れと参照資料を紹介します。
映適ガイドラインはこちら
https://www.eiteki.org/wp/wp-content/uploads/pdf/eiteki_guideline.pdf
資料① 2019年-2
「日本映画制作適正化機構」を知る【その3・映適ガイドラインを読む①】
誰のためのガイドラインかその1、その2と映適がどんなものかについてまとめてきました。読まれた方はどう感じられたでしょうか?
商業ベースの実写映画作品で、適正な労働環境で作られた作品に【お墨付き】を与える「映適」。このお墨を付ける機構の本体が「映連」であるということを考えると、お墨をつけるのは誰のためなのかな、ということが自ずと…。
さて、このお墨をつけるための「映適ガイドライン」を見ていきましょ