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恥ずかしいだけのガチポエム

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素敵な写真とセンチなポエム。現実の厳しさに疲れた心を癒やされたいあなたに贈る、こつこつと積み上げていく世界。 心のどこかがほんのりとあたたかくなれば幸いです。 がんばって、だいた… もっと読む
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#人生

自然の中

自然の中

緑の中にいると感覚が鈍っていたことに気づく。感覚が活性化する、というところまではいかないけれど。それでも、やはり自然に触れるのいいのだろう。

未知なるあなた

未知なるあなた

町をみおろす。
この町に住んでいる人はどんなふうに青春を過ごし、おとなになっていくのだろう。そんなことを考える。見ず知らずの人の人生を。

錯覚

錯覚

もう夏がはじまったのかもしれない。
そんな錯覚におちいる春の休日。
人生を楽しむ方法はいくつもあるのだから。

曇天、光

曇天、光

曇っていても、光はほしい。
人生も同じ。曇り空の日々にも光はどこかにある。それを見つけて、生きていく。

時代

時代

居酒屋もおしゃれになってきた。
訪れる世代が違うのかもしれない。
ここに集う人たちは、自分とは違う時代を過ごすのだろう。それが人生というもので、それはそれでいいものだ。

水門

水門

水門の向こう側に街が見える。
そこにはどんな人が住んでいて、どんな暮らしをしているのだろう。
そんなことを考える。自分の人生もどんな可能性があっただろうか。

はるかな町

はるかな町

高台から街を眺める。
はるか彼方まで広がる住宅街。
そこにはたくさんの人が住んでいて、それぞれの人生がある。

分岐点

分岐点

Y字路は人生のわかれみち。
右か、左か。
そういう、なにかにつけて人生を思い浮かべるのは、年を重ねたからかもしれない。

昭和なんで

昭和なんで

ぼくらは昭和生まれだ。
年号でいうと、3世代生きている。その事実に驚く。
「思ったより、ぼくはしぶといな」
ぼくがいうと、彼女も笑う。
「わたしもだよ」
お互いに歳を重ねてきた。人生は奇妙で、楽しい。

中国みたいな看板

中国みたいな看板

その看板は文字が書かれているんだけど、裏側から見たから読めなかった。
ぼくたちは、それを興味深く眺めた。
やがて彼女がポツリと言った。
「中国みたいな看板だね」
ぼくは、思わず笑ってしまった。
「なにがおかしいの?」
ぼくは首を横に振った。
きみの想像力が大好きだ。

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なにげないぼくら

なにげないぼくら

ぼくたちが散歩する道はいつも決まっていた。ついでに言えば、時間も決まっていた。土曜日の午後2時。近所の公園を点5周歩く。ちょうど5キロだ。愛しい気持ちになっているときは手をつなぎ、喧嘩をしているときは少し離れて歩く。お互いがどんな気持ちだろうと、毎週欠かさず歩いていた。
素敵な時間だったのだ。今、1人で同じ道を歩いて、きみのことを感じている。隣を見たら、何気のない顔をしてきみが歩いているような気が

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幸せな日々

幸せな日々

妻と公園を散歩していた。
いびつな雲が浮いていて、ぼくたちはしばらくそれを見上げていた。
やがて妻が呟いた。
「無理してないと思っていても、知らないうちに体のバランスが崩れたりするんだ」
なんのことを言っているのか気になったけれど、そもそもぼくに言ったのかすらわからない。
そんな気持ちを感じとって、妻は話した。
「ときどき、ふと悲しくなるんだよ」
いびつな雲を見上げて、妻は目元を軽く拭った。
ぼく

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