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芸術の部屋

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芸術・創作に関してのまとめです。 有名作家の作品から無名の方々の作品まで、その実績に関わらず心に響いた作品&作家さんを集めてみました。 絵画も立体造形もハンドメイド作品も、あくま…
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#美術館

円空~仏は自然そのものの中にある

円空~仏は自然そのものの中にある

記事内の画像はすべて許可された範囲で
2022年4月1日に撮影しました。

主人と二人で中の島の国立国際美術館「古代メキシコ展」へと向かったのですが、なんと休館日!

自分たちの間抜けさに呆れ、どれだけ落胆したかは言葉にできないほどで、しかもこの日は4月1日とは思えないぐらいの夏日のため、歩いているだけで身体にこたえる暑さに疲れは倍増しました。

アホ過ぎて精神的に落ち込む💧

こちらは前売りチ

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“愛の画家” シャガールが描き続けたもの

“愛の画家” シャガールが描き続けたもの

フランクフルトの美術館で開催されているシャガール展へ行ってきました。

シルン美術館は、常設のコレクションを持たない企画展専門の美術館で、シャガール展は15年ぶりだそうです。
2月中旬までで、ウカウカしているときっと見損なってしまうと思いました。有名だけどきちんとシャガールの絵を見たことがなくて、この機会にぜひ多くの作品に触れてみたいと思いました。

フランクフルトの街

我が家からフランクフルト

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《神話-1》ゼウスの愛人たち

《神話-1》ゼウスの愛人たち

こんにちは。
Ayaです。
昨日の投稿に書かせていただいた新マガジン《神話》第1弾は『ゼウスの愛人たち』です。

ゼウス(ユピテル)

ギリシア神話の最高神で、ローマ神話ではユピテルと呼ばれます。ゼウスはクロノスとレアーの三男として生まれます。クロノスは父ウラノスに自分の子どもに殺されるという呪いをかけられていたため、生まれた子どもを次々と飲み込んでしまいます。母レアーはゼウスを妊娠したときなんと

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てくてくどらいぶんのすけ1

てくてくどらいぶんのすけ1

2022.8月6日

あーーのは、たまぁに運転したくて堪らない時がある。ちなみに車通勤だが通勤での車の運転は大嫌いである。(理由:仕事だから)

そんなわけで「今日なら何処までも行けるわ!ドライブンブンしたいわ!」って日が久々に来ちゃったので沖縄本島南部をブンブンして来ました。

まずは南城美術館美術館自体は以前も紹介しました。しかし内部は少し展示内容が変わってましたので、気になったポイントを紹介

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<土木屋目線で東京の建築をめぐる>①ル・コルビュジエと芸術の町・上野へ

<土木屋目線で東京の建築をめぐる>①ル・コルビュジエと芸術の町・上野へ

ゴールデンウィークの長いお休みの中で、少しやりたいことがあり、都心へ。そのやりたいことは、「建築家関係の美術館の企画展に行くこと」でした。美術館めぐりは、これまでの自分自身の辞書の中にはあまり無く、正直なところ、小中学生の遠足で美術館に足を運んだ以外は、ほとんど絵画鑑賞に興味は皆無で、美術館に行こうという気持ちは全くと言ってもいいほどありませんでした。今回はたまたま、行きたい企画展が重なったため、

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サン=レミ療養院の庭の妄想

サン=レミ療養院の庭の妄想

この絵が惹きつけるものは何だろう。
何が私をここで立ち止まらせるんだろう。

額装された絵までは1メートルほどの距離でしょうか。
その絵の前に立ったとき、興奮した画家の荒い息が鮮明に聞こえてくるようでした。

***

先日、上野の東京都美術館で開かれている「ゴッホ展 響き合う魂へレーネとフィンセント」を訪れました。

朝いちばんの枠を予約したのですが、この日は制限解除後ということもあって館内はと

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