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ケンブリッジ大学の(風変わりな)カレッジ紹介
これからケンブリッジ大学への入学を考えているみなさまはきっとカレッジ選びに悩まれていることでしょう。
あるいは悩んでいないのであれば、悩んでしっかり考えることを勧める(以下参照)。
以下の記事に、カレッジ選びにおける大雑把な考え方をまとめたので参考になればと思う。
今回は、ケンブリッジにいるからこそわかる、内輪でのカレッジ優劣意識といった、捉え所のない「印象」をお届けする。
世論調査の方法
隣の芝生は青く見えて、実際に青かった話
現在、ケンブリッジ大学では、原則として所属カレッジ*以外への出入りが許されていない。
*カレッジとは、学生に生活や勉強の場を与える機関で、ケンブリッジ大学における学生生活の基盤を成す。学生は、全31個のカレッジのどれかに所属する。
こうした規制がカレッジの閉鎖性を高めており、学生の疎外感を強めている。
例えば、ケンブリッジ観光の定番であるKings College Chapelを訪れたり、ニ
テスト勉強のお供はトマト
4月に入り、携帯に映し出されたトマト型タイマーと対話するようになった。
ポモドーロ:「ヨク ガンバリマシタ! スコシ オヤスミ シマショウ」
私:「やっと休憩か・・・疲れたよポモドーロくん」
25分勉強をすると、トマト型タイマーのポモドーロくんが私に休憩の合図を出してくれるのだ。
このように、25分勉強をして5分休憩するサイクルを続ける勉強法を「ポモドーロ・テクニック」という。
考案者の
経済学って結局なに?
経済学とは、経済の仕組みを研究する学問である。
以上!
あまりに単純な答えに、こめかみに怒りマークが浮き出てくるかもしれませんが、今しばらくご辛抱頂ければ幸いです。
以下では、経済学とは?と考えた際に、学問の「方法」として捉えるか、「内容」として捉えるのか、という二つの切り口がありうることをご紹介します。
そこで、「方法としての経済学」が主流の考えとなっている中で、原点に立ち返って「内容と
生物多様性を経済学の視点から考えてみる:「ダスグプタ・レビュー」について
2021年2月、「生物多様性の経済学:ダスグプタ・レビュー」と題する610ページの超大作が英国財務省より公表された。このレビューは、本年開催されるCOP15やCOP26といった、生物多様性・気候変動に関する国際会議に向けて、生物多様性に関する知見をまとめたものだ。
な〜んだ、よくある報告書ね、と侮るなかれ。同じく、英国財務省の委託によって2006年に刊行された「気候変動の経済学:スターン・レビュ