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仏教の言葉は心のワクチン
仏教の言葉は私にとってどういうものかを考えてみる。
Youtubeを聞いてて出てきた言葉ですが、心のワクチンという言葉が今頻繁に頭に浮かんできます。
日常生活において、苦しいことや悲しいことが起こった時に、何かこれまで聞いてきた言葉が頭に浮かんでくれば、その苦しみを和らげることが出来るかもしれない。
怒りというのも、私たちを苦しめる感情の一つです。
私の中に怒りという感情が湧いてきたとき、
自分が一番好きだけど
仏教に、「自利利他円満」という言葉があります。
「自利利他円満とは、他人に得をさせることが自分の得でもある、という仏教の精神です。」
こう訳されることが多い言葉です。
自利の「利」、この「利」の部分を自分の利益というふうに解釈をすることが多いように思うし、1番分かりやすいです。
「利」という言葉を幸せというふうに考えれば、自分の幸せと他人の幸せは別々のものではないというふうに読めますし、本
お寺は生き残っていけるか
地方の一僧侶の現状最近「寺院消滅」という本を読みました。
鵜飼秀徳(うがいひでのり)さんというお寺出身の記者さんが書かれたものです。
「お寺が消滅する」
「お寺は生き残っていけるのか」
こういったタイトルの本はやはり気になります。
鵜飼さんは、本書の冒頭に
「代々、寺だけでは食べていけない貧乏寺出身の私は、サラリーマン記者をやっている」
と書いていますが、私のお預かりするお寺も小さなお寺