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気持ちがやってくる

短冊の願い

ラジオを聞いていたら、以前七夕の日にTwitterで拡散されたというツイートが紹介されていました。小学生の女の子が、

「お父さんのドナーが見つかりますように」
その横に、
「この子の願いが叶いますように」
と書かれていたそうです。

探してみましたが、ずいぶん昔のものなのか、見つかりませんでした。

心優しい方だなと思います。
女の子は悲しい思いをしているので、簡単には言えませんが
人は誰でも、他人の悲しみや苦しみに寄り添いたいという気持ちを持っているのだと思います。

僕がその短冊を見て、横にそう書いたかは分かりませんがm(__)m

実際にその場で、その思いに触れなければ本当にどうしたのかは分からないなぁと思います。

人の悲しみや苦しみに寄り添いたいという気持ちは、仏様の気持ちです。
私の中からは沸いてこない。

人の思いに出合ったときに、仏さまがやってくる。

こんな風に言っているのは、
お寺の先輩がこんなことを言っていたからです。

インドなどでは、
「恋をした」とは言わない
「恋心が私の中にやってきた」
と言うそうだ、と。

私のはからいではない、私にコントロールできるものではない。
そういうことなのかな。

七夕の短冊の思いのことを、それは仏様の気持ちだと言うのはおこがましい気がするけれど

優しい気持ちが沸いてきたときに、
「仏さまがやってきた」
と考えてみたいと思いました。

失礼しました。

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